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鎌足遠足(2)―「明日香村」中臣鎌足(紅ゆずる)は、ここで生きて、愛して、星になった

鎌足遠足レポート第二弾は、明日香村。
第一弾はこちら↓
鎌足遠足(1)―中臣鎌足(紅ゆずる)と中大兄皇子(瀬央ゆりあ)が作戦会議をした談山神社へ

石舞台古墳


鎌足と中大兄皇子が蘇我入鹿(華形ひかる)討伐の密談を交わした談山神社から、車で10分ほどで物語のメインステージとなる明日香村に入ります。

日本で唯一、全域が古都保存法対象地域となっている明日香村。
現在、村全体の世界遺産登録に向けた計画が推進されているそうです。
世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会 公式サイト

明日香村の地下に眠る遺構をCGで復元し、往時の風景と現実の風景を重ね合わせることで、古代の飛鳥をよりリアルに体感できるアプリ(解説つき)もあるそうです。
散策のお供にいかがでしょうか?
バーチャル飛鳥京アプリ

まずは、蘇我入鹿(華形ひかる)の祖父・馬子の墓とされる「石舞台古墳」へ。
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『鎌足』劇中で、自らの権勢を示そうとした入鹿が自分の陵墓を作ろうとする場面がありますが(第1幕・S10「飢饉と苦役」)、もしかして石舞台だったのではないかと想像しました。
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『日本書紀』には、「皇極元年(642年)に蘇我蝦夷(輝咲玲央)が双墓(瓢型古墳)を造り、大陵を自分の墓、小陵を入鹿の墓として用意した」との記述があります。
また、「推古34年(626年)5月20日に馬子が亡くなり、桃原墓に葬った」とありますが、桃原墓が石舞台を指すかは諸説あります。

個人的には、「父に反発した入鹿が自分のためだけの墓を造ろうとした」と考えるほうが芝居としては面白いかと思いますね。

開口部から中へ入れます。
img-20190506_2.jpg
石室内部。
石の隙間から差し込む太陽がまぶしいですが、中はひんやりしています。
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総重量2,300トンともいわれる巨大な石の構造物。
人の手とわずかな道具しかなかった時代に、これほどのものを造ることができた蘇我一族の力の大きさを実感します。

伝飛鳥板蓋宮跡へ


皇極天皇(有沙瞳)の宮廷があったと伝えられる「飛鳥板蓋宮跡」へ。
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ここを鎌足や入鹿たちが歩いたと思うとわくわくしませんか?
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宮周辺の田んぼに咲くれんげ。
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真神原(まかみのはら/まかみがはら)の景色。
舞台を観ると、この光景が頭に浮かびます。
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飛鳥寺


日本最古の仏教寺院「飛鳥寺(法興寺)」。
鎌足と入鹿が僧旻(一樹千尋)に学び、鎌足と中大兄皇子が蹴鞠会(けまりえ)で意気投合した場所。
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本尊は、馬子が止利仏師に命じて作らせた日本最古といわれる飛鳥大仏。
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創建当時の金堂の礎石。
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飛鳥寺の西側から望む甘樫の丘。
蝦夷・入鹿親子の邸があった場所です。
山頂の開けているところが展望台。
手前右の石塔が入鹿の首塚です。
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首塚側から見た飛鳥寺全景。
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西門の広場で蹴鞠会が開かれました。
img-20190506_12.jpg
鐘楼。
劇中で鳴り響いたのは、この鐘の音だったのでしょうか?
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この後、甘樫の丘と鎌足生誕地(産湯の井戸)へ行く予定でしたが…
天、にわかにかき曇り、夕立のような土砂降りに見舞われ、断念しました。
img-20190506_17.jpg
以前訪れたときに写した、甘樫の丘からの景色。
明日香村を一望できます。
img-20180516_1.jpg
甘樫の丘の北からは大和三山が望めます。
左が耳成山、手前が天香久山。
『百人一首』でおなじみの「春過ぎて 夏来たるらし 白妙の 衣干したり 天香具山」は、中大兄皇子(天智天皇)の娘、持統天皇が詠んだ歌ですね。
img-20180516_4.jpg
畝傍山。
img-20180516_5.jpg
鎌足がパンチを入れた猿石は、吉備姫王(皇極天皇と軽皇子[天路そら]の母)墓にあります。

これにて鎌足遠足レポート完結。
大化と令和、舞台と現実を結ぶ旅。
いかがでしたでしょうか?
皆様もぜひ明日香へ足をお運びくださいませ。

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野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共に30年(ブランクあり)。全組観劇派。美丈夫タイプの生徒さんが好み。谷正純・酒井澄夫・木村信司・大野拓史作品が好き。観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。

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