2022/06/14/Tue
礼真琴演じる“究極の尽くす男”に高まる期待│ディミトリ ~曙光に散る、紫の花~
梅雨寒が続く東京ですが、『めぐり会いは再び』が初日を迎える週末は30度を超えるそう。星組さんが夏を連れてくるのでしょうか?
熱い幕開きになりそうでワクワクしますね!
礼真琴演じる“究極の尽くす男”に高まる期待
そんな中、年末公演の『斜陽の国のルスダン(仮)』から「(仮)」が取れました。
正式タイトルは…
ディミトリ~曙光に散る、紫の花~
まったく原型をとどめておりません 笑
というか、タイトルから思いきりネタバレしてますね。
ディミトリ散る(死ぬ)んかーい!
礼真琴主演作連続死亡記録絶賛更新中ですね…
>宝塚歌劇団│ディミトリ~曙光に散る、紫の花~/JAGUAR BEAT-ジャガービート-
タイトルロールがヒロインのルスダン(舞空瞳)から主人公のディミトリ(礼真琴)に替わり、その生涯を端的に表すタイトルがついたことにより、物語の峻烈な側面が強調されたように感じました。
個人的にはノスタルジックな味わいがありつつ、簡潔にドラマを伝える『斜陽の国』も好みですが…
「ほにゃららの紫の花」と言えば、宝塚ファンにはおなじみの柴田侑宏先生の名作『あかねさす紫の花』が浮かびます。
茜さす=「日、日の出、昼、光、紫、君」などにかかる枕詞。
曙光=夜明けの光。
よく似ている「茜さす」と「曙光」。
しかし、曙光には別の意味もあります。
前途に見え始めた、かすかな希望。
明るい兆し。
今回の作品の場合は、こちらの意味合いが強いように思います。
運命に翻弄されながらも、ただ一人の女性への愛を貫き、激動の時代を颯爽と駆け抜けた青年・ディミトリ。
彼がみずからの命と引き換えに守ろうとしたものは、愛する女性(とジョージアの未来)。
暗闇の中に一筋の光を見たからこそ、ディミトリは迷いなく生きることができたのでしょう。
“究極に献身的”な人物とも言えるディミトリ。
原題の『斜陽の国』はもちろん素敵ですが、ディミトリを主役に据える宝塚作品ならば、ある種のヒロイズムや滅びの美学を感じさせる『曙光に散る』がふさわしいですね。
「紫の花」はディミトリとルスダンの出会いと別れに咲くリラの花。
とくにラストシーンの美しさは出色です。
何度読んでも胸が締めつけられます。
無数のリラの花びらとなって愛する人のもとに帰って来たディミトリ。
音もなく、ルスダンの上に降り積もる紫の花、花、花…
さぞ舞台映えする場面になるでしょう。
(妄想です)
それとも、リラの舞い散るステージで幸福そうに踊る琴なこが見られるでしょうか?
想像するだけで涙があふれちゃいます。
楽しみーー!!
先行ヴィジュアルだけでも早く見たい!
(いつ頃のタイミングで発表されるんでしたっけ?)
※記事のタグを「斜陽の国のルスダン」から「ディミトリ」に変更しました。
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