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この曲を聴け!Part2 小桜ほのか―天使の微笑・悪魔の歌声、アロイジア│ロックオペラモーツァルト

今回のロクモ遠征、やけにホテルが取りづらくて「宝塚ファンすごいな~~」と思ったら、京セラドームで嵐のコンサートがあったそうですね。
嵐と宝塚が重なったら、そりゃ大阪中のホテルが満室になるわよね…って感じです。
(友だちが一所懸命探して取ってくれたホテルがめちゃよくて梅芸の定宿にしたい)
(これぞ怪我の功名)

「この曲を聴け!」シリーズ第2弾は、小桜ほのかさん演じるアロイジア・ウェーバー。
この曲を聴け!Part1 凪七瑠海―劇場をライブハウスに変える男、サリエリ│ロックオペラモーツァルト

天使の微笑・悪魔の歌声


ウェーバー4姉妹の次女、アロイジア。
妹のコンスタンツェ(舞空瞳)とモーツァルトを奪い合うダブルヒロイン。

小桜ほのか、フルスロットル!!

待ってたよ~~!
こんなほのかちゃんが観たかった!聴きたかった!

『アルジェの男』のアナ・ベルも最高でしたが、あの儚さはどこへやら。
打って変わって生命力あふれる魅力的な女性を活き活き演じています。

タレ目を活かしたコケティッシュなメイク。
とろける蜜のような甘~い流し目。
モーツァルトを翻弄する小悪魔っぷり…たまらん!

モーツァルトの父・レオポルト(悠真倫)は「悪女、悪女」とけちょんけちょんですが、なんだか違和感があります。
アロイジア、何か悪いことしましたっけ?
めちゃ可愛くて色っぽくて、最高じゃないですか?
コンスタンツェからモーツァルトを無理矢理奪ったわけでもないし。
まぁ、あからさまに誘惑はしますけど。

というわけで、アロイジアの誘惑ソング(?)「Bim Bam Boum ビン、バン、ブン」が最高!

満天の星空、青い月光に照らされ、ゆるゆる姿を現すアロイジア。
〽私は月、ひとりでは輝けない、誰か照らして、輝かせて、私を愛して…
妖しく神秘的な歌声、蠱惑的な微笑み。

モーツァルトの手を取り、熱っぽく瞳を交わし、身体を密着させながら 〽Bim Bam Boum…
こんなん耳元で囁かれてごらんなさいよ。
そりゃモーツァルトも惚れるよね~~という説得力。
(私も惚れた)

催眠術にかかったように、ふらふら吸い寄せられるモーツァルト。
「あなたのためのアリアを書きます!」
やきもきするコンスタンツェをよそに、すっかり骨抜きにされ…
お目々うっとり、鼻の下のびのび、お口半開きな琴ちゃんが可愛い!

アロイジアの月と星モチーフのへアクセサリーがめちゃ可愛いのでご注目ください。
ミュシャの『ヒヤシンス姫』を思わせるロマンティックな造形。

ところで「Bim Bam Boum」ってなんでしょうね?
Boumはそのまんま擬音ですが、BimとBamは仏語辞典にも載ってませんでした。
恋するふたりの胸の高鳴りを表すオノマトペ?
蜜蜂の羽音みたいで可愛いですよね、ビン、バン、ブン。

可愛い可愛い星のお姫様、ほのかちゃんが大輪の花を咲かせる『ロックオペラ モーツァルト』。
「ビン、バン、ブン」を聴くためだけでも、劇場に足を運ぶ価値があると断言します!

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この曲を聴け!Part1 凪七瑠海―劇場をライブハウスに変える男、サリエリ│ロックオペラモーツァルト

見どころ・聞きどころ満載の『ロックオペラ モーツァルト』。
新トップコンビの琴ちゃん(礼真琴)とひっとん(舞空瞳)を筆頭に、星組屈指のシンガー・ダンサー・プレイヤーを取り揃え、満足度MAXの舞台を届けてくれます。

傑作揃いの今年でしたが、年の瀬に新たに素敵な作品に出会えて嬉しい!
「ここがよかった」「この曲最高」なポイントが山ほどあってパンクしそう~~
今回はお気に入りの曲紹介です!

劇場をライブハウスに変える男


「ロックオペラ」と銘打つだけあり、とにかく曲がいい!
一度聴いたら忘れられないインパクト。
どの曲も素敵ですが、特に印象的なのがアントニオ・サリエリのナンバー「Le bien qui fait mal 切り刻まれたプライド」。

『ロクモ』成功要因のひとつはモーツァルト(礼真琴)と対立するサリエリにかちゃさん(凪七瑠海)を起用したこと。
他を寄せつけない狷介な雰囲気が、役にどんぴしゃハマります。
黒一色のスタイリッシュなコスチュームもお似合い。

「陽」のモーツァルトに、「陰」のサリエリ。
琴ちゃんに真っ向からぶつかって当たり負けしない存在の強さはかちゃさんならでは。
サリエリが現れると舞台の空気がガラリと変わります。

モーツァルトへの嫉妬が黒い情念となって渦巻く「Le bien qui fait mal 切り刻まれたプライド」。
これ、めちゃロックです!
かちゃさんの硬質な歌声と相まって、ぞくぞくするほどカッコいい!
梅芸メインホールが一瞬にしてライブハウスに早変わり!

もうひとつの見せ場は、“モーツァルトの影”や“嫉妬の化身”と歌い踊る「L'Assasymphonie 殺人交響曲(殺しのシンフォニー)」。
べらぼうにカッコよくて痺れます~~

客席を練り歩きながら歌うサリエリ。
照明を受けてキラキラ輝くガラス玉のような瞳、冷たく人形じみた美貌。
かちゃさんが近づいてこられると、ヒヤッとした風が流れるんですよね。

でもね、ニコリともしない彼がたまに見せる無防備な笑顔が最高に可愛いんです!
モーツァルトの言う通り、「笑顔が素敵です」。
冷たーい無表情からの破顔一笑…
天使か!
あれは反則です。

昨年の『蘭陵王』に続き、当たり役連発なかちゃさんです。
(「たぬきどん」「きつねどん」も最高でしたよね~~)

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圧巻、ただただ圧巻―礼真琴×舞空瞳コンビ│ロックオペラモーツァルト

今日の嬉しいこと。
なんとラッキーセブンが出ちゃいました。
この記事で通算777本目になりました。

2016年のレビュー記念日から始めて、はや3年。
三日坊主な私が続けてこられたのも、素晴らしい舞台を観せてくださる宝塚歌劇団と、お読みくださる皆さまのおかげです。
いつも本当にありがとうございます。

記念すべき777本目は『ロックオペラ モーツァルト』の感想です。
舞台の神様に愛されし者、礼真琴│ロックオペラモーツァルト

新鮮な驚きから、深い感動へ


梅田芸術劇場MY初日はひたすら圧倒され、ポカーン…
「なんだか凄いものを観たぞ」という感触だけがありました。

二回目は少し落ち着いて観られるかと思ったら…
全然無理!
それどころか初回の衝撃を更に上回るミラクル!
新鮮な驚きから、深い感動へ。
観れば観るほど、もっと観たくなる作品です。

忘れないうちに感想を…と思っても、言語化できないんです。
凄かった!
素晴らしかった!
ただそれだけ。

圧倒的なパフォーマンスの前に言葉は無力。
凄すぎて理性が置いてけぼり。
頭より身体で受け止めるミュージカルという感じ。

圧巻、ただただ圧巻―礼真琴×舞空瞳コンビ


とにかくドーヴ・アチア×礼真琴が相性抜群!
一幕最後を飾る「Je dors sur des roses バラの上で眠りたい」。

マンハイムで恋をし、パリで恋を失い、母を喪い。
あてどなく街をさまよう、濡れねずみのヴォルフガング。
寂しくて、惨めで、ボロボロで…
今までの自信に満ちた、弾けるように明るいヴォルフガングはどこにもいません。

悲嘆、絶望、喪失。
声なき叫びを上げ、内なる衝動の命ずるままに地を這い、天を衝く…
鬼気迫る踊りはもはや踊りではなく、むき出しのヴォルフガングの魂そのもの。

礼真琴に梅田芸術劇場メインホールは小さすぎる。
そう感じました。

音もなく降り積もる薔薇は、ヴォルフガングの心が流す血なのか。
救いを求めて伸ばした手の先には何もなく。
薔薇の雨に抱かれて束の間の安らぎを得るヴォルフガング。

裸足で踊る薔薇の化身、舞空瞳。
しなやかに、力強く。
天真爛漫なコンスタンツェの面影はなく、母性すら感じさせる包容力でヴォルフガングを飲み込む。

圧巻、ただただ圧巻。
礼真琴と舞空瞳が同時期に宝塚にいて、コンビを組んでくれたことに感謝しかありません。
ヅカ神様、ありがとうございます!!

喝采をエネルギーに変えて


「バラの上で眠りたい」の絶唱。
劇場の屋根を吹き飛ばすほどのヴォカリーズに、肌が粟立ちました。
凄い、本当に凄い。

あの声は一体どこから出てくるのでしょう?
単に「声量がある」とは、また違うのですよね。
力強く、まっすぐに「届く」声。
聴く者の胸を震わせ、感情を揺さぶる声。

完全に気圧され、異様に静まり返る客席。
幕が下り始めてようやく空気が緩み、堰を切ったように万雷の拍手が襲います。

休憩に入った瞬間、友人と顔を見合わせ「凄いね」とだけ呟いてロビーに出た私。
なんだか凄いものを観たぞ、聴いたぞ。
そんなざわめきに満ちた幕間。

本当に毎回この剣幕で演ってるの?
シングルキャスト、連日二回公演のハードスケジュールで?
嘘でしょ?

しかし、歌えば歌うほど、踊れば踊るほど、活き活きして見えるのはなぜでしょう?
客席の喝采をエネルギーに変えているのでしょうか?
天衣無縫に歌い踊る琴ちゃんはいつも楽しそうで、こちらまで元気になります。

目で観て、耳で聴いて、心と身体で感じる舞台。
礼真琴率いる新生星組の爆発力が観客を巻き込み、一体化する劇場。
これからずっとこんな素晴らしい舞台が観られると思うとワクワクが止まりません!

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舞台の神様に愛されし者、礼真琴│ロックオペラモーツァルト

『ロックオペラ モーツァルト』凄かったーーー!

「僕はここにいる!」で颯爽と姿を現す礼真琴の輝き!
歌う喜び、踊る喜び、舞台に立つ喜びが全身から溢れ出す。

“感じるすべてを音に乗せ”
礼真琴こそミュージック。

何ものも彼女を抑えない、抑えられない。
持てるすべての力を舞台で出し切る喜び。

強い喜びが劇場を照らす光となり、観客を飲み込む。
優れたパフォーマンスに全身の血が沸き立つ興奮。
すべての観客が彼女に恋した瞬間です。

観客に「光」を与える。
それは舞台の神様に愛されし者の特権

「光」はすべての善なるものの源。
生きる喜び、明日への活力。
そして、希望。
「華がある」ってなんだろう?―タカラジェンヌの魅力を探る

新生星組の始まり。
この先、数々の名作を生み出し、宝塚の歴史に名を刻むであろう礼真琴。
その第一歩となる今、この瞬間の輝きを忘れることは決してないと思います。

星組トップスター就任おめでとうございます。
大勢の綺羅星たちを引き連れ、新しい星の時代を作ってください。
リアルタイムの輝きを共有できる幸せを噛みしめ、これからも応援してまいります。

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ニック(水美舞斗)とフローレンス(城妃美伶)のスピンオフが観たい!│青い薔薇の精

名実ともにトップオブトップとして、ここ数年の宝塚人気を牽引してきた花組トップスター・明日海りおさんのラストステージ『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』を観てきました。
ひとことで言えば「素晴らしかった!」。

設定はほぼ想像通りでしたが、展開は予想外。
(演目発表時から公演解説の内容がかなり変わったことに、いま気づきました)
(当初はハーヴィーやシャーロットの名前がなかった)
明日海りおはフェアリーか?―「青い薔薇の精」と「美少年(ヴェニスに死す)」│A Fairy Tale

好きなところ、お気に入りのところ、全部


タイトルの「A Fairy Tale」の意味が分かった瞬間、「あ、あ、あぁっーーー!」ってなりました。
残りわずかの公演回数ですが、これからご覧になる方は前情報を入れない方が楽しめると思います。

どなたもハマり役で、トップさんの卒業公演らしさも十分。

みりおさん(明日海)演じる青い薔薇の精・エリュと、れいちゃん(柚香光)ハーヴィーが交わす堅い握手。
「君なら美しい花を咲かせられる」
明日海りおから柚香光へ受け継がれる花園(花組)。
ふたりの姿に重なって、涙なしには観られません。
素敵な引き継ぎシーンでした。

松井るみさんの装置が美しくて眼福!
花盛りのウィールドンの庭は目が覚めるよう。
冒頭の荒れ果てた景色すら、禍々しい美にあふれ、するりと物語世界に引き込まれました。
書籍や薬品、植物と紅茶の香りが漂ってきそうなヴィカーズ商会のセットも私好み。

「シャーロック・ホームズ風の私立探偵」と紹介されたMr.ディケンズ(冴月瑠那)の登場シーン。
さりげない「BAKER STREET」の標識が嬉しいですね。

本作をもって星組に異動される、あかちゃん(綺城ひか理)。
花組での最後の舞台姿を見納めてまいりました。
堅実なお芝居、魅惑の低音がウリのあかちゃん。
星組でどんな花を咲かせてくださるか楽しみです!

ケヴィン(優波慧)とネリー(春妃うらら)のグリフィス夫妻。
何気ないやり取りに温かな家庭を想像できて心に残りました。
春妃さんは声が綺麗ですね。
艷やかな潤いのある台詞に聞き惚れました。

美声といえば和海しょうさん。
オリヴァーが言葉を発するたびに、あまりの声の良さにびっくりして思わず目を向けてしまいます。

Mysterious Old Lady(謎の老婆)の美花梨乃さん。
美花さんはいつも活き活きと役を楽しんでらしていいですね。
とっても好きな役者さんです。

ニックとフローレンスのスピンオフが観たい!


物語の起点となるエピソード、ヒロイン・シャーロット(華優希)の母フローレンス・ウィールドン夫人(城妃美伶)と、庭師ニック・ロックウッド(水美舞斗)のささやかな心の交流。

彼らがいなければ始まらない、大切な役どころ。
ふたりの関係が印象的でした。

深く温かな慈しみ。
互いの心は手に取るように通じ合っている。
ほとばしる想いを抑え、ふたりが歌う「Dear Friend」。
“大切な友”という言葉が彼らの愛をよく表しています。

ラストシーンは、舞台の端と端から、ただ見つめ合う視線だけで泣けました。

美しい庭を捧げることで愛を昇華したニック。
フローレンスを想い、妻を娶らなかった彼が、養子に迎えたのが物語のキーマン・植物学者のハーヴィー・ロックウッド(柚香光)。

フローレンス亡き後、荒れ果てた庭を蘇らせたハーヴィー。
ニックの息子ハーヴィーから、フローレンスの娘シャーロットへ。
想いの連鎖が見えて胸がいっぱいになりました。

マイティー(水美)、いいお役を書いてもらえて幸せですね!
ふたりのスピンオフが観たいくらい、素敵なエピソードでした。

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植田景子、表現者の気骨│青い薔薇の精

実のところ、植田景子先生の作風に苦手意識のあった私。
蛇足が多いというか、自作への思い入れの強さゆえの説明過多というか。

その印象を覆したのが『ハンナのお花屋さん —Hanna's Florist—』。
過剰な情報の枝葉を取り除いたときに表れる「物語の芯」に心を揺さぶられたのです。

そして、今回の『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』で植田景子作品への抵抗感が完全に払拭されました。

植田景子先生―表現者の気骨


『ハンナのお花屋さん』と『青い薔薇の精』に共通するテーマは、平和への願い。

美しく豊かな未来を子どもたちへ。
争いのない愛に満ちた世界を次世代へ。

ややもすれば説教臭く、押しつけがましい理想主義です。
しかし、宝塚ならではの「大人のおとぎ話」を通して伝えられる熱いメッセージに、景子先生の表現者としての気骨を見たのです。

『青い薔薇の精』もツッコミどころは多々あれど、それを上回る感動がありました。

公演解説に「大人の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル」とありますが、たしかに齢(よわい)を重ねたからこそ響く作品なのかもしれません。
かといって、観る人を選ぶわけではなく、家族みんなで安心して楽しめるミュージカルでもあり。
美しく、心温まる、素敵な物語でした。

景子先生の作品では、これが一番好きです。

奇しくも二作とも、みりおさん(明日海りお)主演作。
景子先生はみりおさんと相性がいいのかもしれません。

ふたりのタッグがもう観られないのは残念ですが…
素晴らしい世界を生み出してくださり、ありがとうございました!

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○『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』関連記事はこちら↓
アンドロギュヌスな男役、明日海りお―究極の男役は性を超越するのか│青い薔薇の精
明日海りおはフェアリーか?―「青い薔薇の精」と「美少年(ヴェニスに死す)」│A Fairy Tale

アンドロギュヌスな男役、明日海りお―究極の男役は性を超越するのか│青い薔薇の精

まさか、みりおさん(明日海りお)の宝塚生活最後の役が「妖精」とは驚きました。
しかし、同時に妙に納得したことを覚えています。
明日海りおという稀有な男役が、何をもって自身の集大成とするのか?
ひとつの選択肢として、男でなく女でもない「フェアリー」が候補に挙がるのは分からなくもありません。

卒業すれば二度と男役として舞台に立つことはありませんから、ファンとしては「普通の男役」を観たいという気持ちもあります。
ですが、最後だからこそ「明日海りおにしか成し得ない役」を観たいという思いも、またあるのです。
明日海りおはフェアリーか?―「青い薔薇の精」と「美少年(ヴェニスに死す)」│A Fairy Tale

アンドロギュヌスな男役、明日海りお


みりおさん同様、いわゆる“フェアリー系”男役として語られることの多い朝海ひかるさん。
彼女の卒業公演も、男でなく女でもない「堕天使」でした。
(植田景子作『堕天使の涙』)

男でなく女でもなく、それ以前に「ヒト」でもない。
当然、相手役(トップ娘役)と「人間同士の恋愛」は描かれない。

肉欲を伴わない、精神の愛。
互いの魂を救い合う、高次の愛。
『青い薔薇の精』や『堕天使の涙』で描かれるのは、そんな愛です。

景子先生が“フェアリー系男役”に求めるものは何なのか?
「男役の魅力」について書いた記事の中に、そのヒントがあるように思います。
ちょっと長いですが、抜粋します。

宝塚歌劇の最大の特徴、それは女性が男性を演じる“男役”。

その魅力については、既に語り尽くされた感がありますが、なぜ私たちが“男役”という存在に惹かれるのか。
考えてみました。

宝塚とは逆に、男性が女性役も務めるのは、同じく日本の伝統芸能「歌舞伎」。
比較されることの多い両者に共通する魅力のひとつといえば、歌舞伎なら“女方”、宝塚なら“男役”。
それぞれ本来の性と異なる性を演じるところに面白さがあります。

芸の力で男以上の男、女以上の女を作り上げる。
男のいいところ、女のいいところのエッセンスを抽出した理想の人物像が生まれる。

俗に「男役10年」と言われますが、男役の型がようやく出来上がるのが10年目。
年齢的にも女性が成熟し、最も輝きを増していく時期とそのまま重なります。

彼女らの中に潜む女性性と、表面に表れる男性性との妖しいせめぎ合いこそが、男役の一番の魅力ではないかと考えます。
浪漫の騎士│宝塚「男役」の魅力ってなんだろう?【case1.珠城りょう】より抜粋]


男役の魅力を、「彼女の中に潜む女性性と、表面に表れる男性性との妖しいせめぎ合い」と定義するならば、必ずしも「男」の姿・かたち・性質を備えていなくても「男役」は完成すると言ってよいでしょう。

なかでも、みりおさんのように両性具有的魅力が濃厚な男役を何と呼ぶか?
“フェアリー系”ならぬ“アンドロギュヌス系”?

古来より、芸術家たちの創作意欲を刺激してきた“アンドロギュヌス”。
絵画や彫刻などで具現化されてきた彼ら。

なぜ、モチーフとしてのアンドロギュヌスは創造者の心を捉えて離さなかったのか?
「男」と「女」を兼ね備えた「完全体」であると考えられていたためと思われます。
その点、「宝塚の男役」はまさに“生きるアンドロギュヌス”と言えます。

アンドロギュヌスの中のアンドロギュヌス、明日海りお。
宝塚の座付き作家にとって、非常に刺激的な存在であることは明らかです。
よって、明日海りおのラストステージに性を超越した妖精役を当てたのは、当然の帰結でしょう。

究極の男役は性を超越する


卒業公演で「ヒト」でなかったのは、つい先日『GOD OF STARS-食聖-』で退団された星組トップスター・紅ゆずるさんもですね。
紅さんの役は天界の住人「紅孩児」。
人間の女性と恋をして下界に降りた彼は、ラストシーンで大勢の子どもに囲まれ、大団円を迎えます。

紅孩児にアンドロギュヌス的要素は見当たらず、女性との関係はシンプルなラブコメディとして描かれる。
紅さんの男役としての個性、コンビを組んだ綺咲愛里さんとの関係性、そして作者の小柳菜穂子先生の作風によるものでしょう。

異世界の住人との恋愛を「異類婚姻譚」として描いた『食聖』。
かたや、あくまで人間と交わることのない「堕天使」朝海ひかると、「妖精」明日海りお。
同じ人外が主役の宝塚作品で、こうも仕上がりに違いが出るのは面白いですね。

「性」にとらわれない「美」と「愛」を描いた妖精エリュを演じたみりおさん。
併演のショー『シャルム!』では、とびきりカッコよく、華やかな「ザ・男役」の魅力を振りまきます。

性を超越した様々な「タカラジェンヌの美」を堪能させてくれた明日海りお。
大千穐楽まで、さらに男役を極めていかれますように。
長い間たくさんの素晴らしい夢を見せてくださり、ありがとうございました。

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「宝塚が楽しい」と思えなくなったら│私的・宝塚ファンの心得Part3

前回の記事で、「Aを褒めるのにBを下げるのは最低最悪な手口である」と書きました。

もちろん私だって舞台の良し悪しについて、あれこれ言うことはあります。
あくまで、気心知れた友だちとのおしゃべりの延長、オフライン限定ですが。

しかし、それを劇場内外などの公の場で口にしたり、ブログやSNSで世界に発信するのとは別問題。
自分の発言を、誰もが見聞きできる場所では言葉を選ぶ必要があります。
宝塚ファンが決して「してはならないこと」│私的・宝塚ファンの心得Part2

発言には責任を持って


注意すべきはブログやSNSでの発言。
一度ネットに上げた言葉は取り消せません。
手元から削除したつもりでも、第三者によってコピーされたデータやスクショは半永久的にネットの海を漂います。

「何か言われたら消せばいい」「匿名だから大丈夫」は通用しません。

さんざん言い古されたことではありますが…
ネットは気軽に外界とつながれる素晴らしいツールですが、使い方を誤れば身を滅ぼす諸刃の剣と知るべきです。

しかし、過剰に他人の顔色をうかがって、自分の意見を押し殺すのはナンセンス。
あなたは何を言ってもいいのです。
誰も個人の自由な発言を妨げることはできませんし、してはならないのです。

ただし、世の中は一色ではありません。
反対意見も当然あります。
その場合、ろくな反論もせずに元発言を消して「無かったことにする」のは、あまりに無責任。

「批評」とは文字通り、物事の「良し悪し」を論ずること。
発言者にとっての「良し」が他者の「良し」とは限りません。
逆もまたしかり。

確固たる意志のもとに発言したならば、反論には聞く耳を持つ義務があります。
ちょいと突かれたくらいで慌てて取り下げるようでは、元発言、ひいては“発言者たるあなた”の信頼が失われます。

「自由」には「責任」と「義務」が伴うことを忘れてはなりません。

「称賛の皮をかぶった罵倒」の害悪


「行き過ぎた批判」「根も葉もない悪質な噂のバラマキ」といったストレートな悪意。
それ以上に厄介なのが、称賛の皮をかぶった罵倒。

褒めているようで、棘がある。
擁護するようでいて、攻撃している。
心配するふりをして、引きずり下ろす。
虚しい行為です。

「…らしい」「…だそう」「…と言われている」「…と聞いた」
“あくまで伝聞”という形を取る陰湿なケースも。
(…は、たいがいマイナスな内容)

責任逃れの言い訳を盾に、じわじわと悪意を垂れ流し、望む方向に誘導する。
卑しい手口です。

怖ろしいのは、発信者が“自称ファン”である場合。
「良かれ」と思ってやっているなら、それは「ファン」でもなんでもありません。
単なる「害悪」です。

自分の毒におかされないように


ファン(Fan)の語源は「Fanatic」。
“熱狂”の向けどころを誤ってはいけません。
それは単なる“妄執”です。

宝塚は楽しみ、愛でるもの。
なのに「なんだか楽しくない」と感じるようなら、少し距離を置いたほうがいいでしょう。
罵倒や嘲笑に喜びを見出しているなら、話は別ですが…
私的・宝塚ファンの心得=清く正しく美しく、朗らかに

宝塚に限らず、趣味とは心をくすませるものではなく、輝かせるもの。
深く愛すればこそ、時には物申したくなることもあるかもしれません。
しかし、口を開く前に、送信ボタンを押す前に、一呼吸置いて、その言葉が本当に適切かどうか、考えてみてください。

なにより怖ろしいのは、あなた自身が放った言葉の毒に、自ら染められてしまうこと。
悪意の毒は知らず知らず、人の心を蝕みます。

気づいたときには、もう遅い。
曇った瞳と歪んだ心を通してしか対象(宝塚)を観られなくなる。

一時の激情と引き換えに失うものは大きいのです。
それは「純粋に宝塚を楽しむ心」。

深く関わるほどに、見たくなかった一面が見えてしまうこともあります。
しかし、そちらにばかり意識が向いて、本来の楽しみ方ができなくなるのは、あまりにもったいない。
(見て見ぬ振りをしろと言うのではありません)

初めて宝塚を観たときの気持ちを思い出してください。
ときめき、憧れ、感動…
宝塚を楽しむ気持ち、愛する心を、自ら手放してしまうなんて寂しくありませんか?
いっときの感情に流されて、自分自身を損なうことがありませんように。

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宝塚ファンの観劇用バッグ選びのポイント&観劇七つ道具

#ヅカヲタの鞄の中身事情」というハッシュタグをご存じですか?
友だちから回ってきたのを見たら面白くて、ずっとさかのぼって読んじゃいました。
こういう実用的なタグっていいですよね~~

観劇するとき「あると便利な」持ち物。
宝塚ファンの実体験に基づいたリストは、とても参考になります。

しかし意外に少ないのが、観劇に適したバッグ選びのコツ。
デザインは持つ方のお好み次第ですが、「ココを押さえておくと便利」というちょっとしたポイントをまとめました。

あわせて劇場でのバッグの取り扱いマナーについても。
観劇マナーは誰のため?―劇場にいるすべての人(役者も観客も)が気持ちよく過ごせるように

観劇時、バッグや荷物の取り扱いについて


バッグは膝の上か座席の下へどうぞ。
ご自分の足元に置かれる方もいらっしゃいますが、通路を塞がれると他の方が通りにくいのです。

そもそも足元に置くと、誰かが通るたびにバッグをどかすのが大変ではありませんか?
それでしたら最初から膝上か座席下に置いて、通路を開けておく方がスマートです。

なかには開演後に遅れて入ってくる方もいらっしゃいます。
遅刻者は暗闇を手探り(足探り?)ですので、通行の妨げになる荷物は無いのが親切です。
(スムーズに移動してもらえば、視界をさえぎられる時間も短くて済みます)

また、客席降りのある公演の通路際の席の足元は何も置いてはいけません。
生徒さんはかなりハイスピードで移動されますので、荷物があっては危険です。

大きな荷物はロッカーやクロークに預けましょう。
これからの季節、私はコートもロッカーに預けますが、東京宝塚劇場は数が少ないのが困りもの。
ロビー階以外にもロッカーが増設されれば言うことなしですが…

観劇用バッグ選びのポイント


以上をふまえ、観劇に適したバッグを選ぶとき、譲れない点はふたつ。
1.底鋲が打ってあること
2.ハンドル(持ち手)が倒れる(折れる)こと

バッグを座席下に置く場合、底の汚れ防止に底鋲は必須です。
ハンドル(持ち手)の付き方も要チェックポイント。
img-20191115_2.jpg
お勧めは左のタイプ。
バッグ本体とハンドルが金属パーツでつながっているもの。
ハンドルを畳んで、座席の下に収められます。

右のように持ち手が倒れず、直立したままのバッグだと、つっかえて入れにくいです。
無理に曲げるとバッグが傷むので、観劇バッグには避けています。

底鋲とハンドル。
細かいですが、バッグ選びの重要なポイントです。

観劇七つ道具(ヅカファンの鞄の中身事情)


貴重品や手帳、化粧ポーチなどはいつものお出かけと同じですが、観劇日はこんなものも持ち歩きます。

1.ハンカチ(普段より多めに)
2.お手紙セット(便箋/封筒/ポストカードなど)
3.万年筆
4.スティックのり
5.ぽち袋
6.A5クリアフォルダー
7.折り畳めるサブバッグ

1.ハンカチ
感動の涙、興奮の汗…
いつもより水分を放出しがちなヅカ活には多めにあると安心。

5.ぽち袋
立て替えていただいたチケット代をお返ししたり、何かと重宝。

6.A5クリアフォルダー
お手紙やチケット封筒など、折り曲げたくない紙類は全部ここへ。

7.サブバッグ
荷物が増えたときに。
お勧めは「近沢レース店」のレースエコバッグ。
プログラムが入る大きさで、使わないときは小さくなるので便利。
エコバッグというとナイロン製のカジュアルな品が多いですが、近沢レースのはエレガントで、ホテル開催のお茶会などにも持ちやすいです。

あると便利!と思ったもの


自分で書いておいてなんですが、特に目新しいものはないですね。
ちなみに、オペラグラスは持ちません(肉眼派なので)。

#ヅカヲタの鞄の中身事情」で真似したいと思ったアイディアは「プログラムの香盤表(役名と出場シーン一覧)のコピー」。
舞台を観ていて「今の花売り娘は誰!?」とか「フィナーレのWトリオの子は誰!?」とかありますよね。
毎度プログラムを持ち運ぶのは大変ですが、これならいいですね!

あると便利なアイテム、また思いついたら追加しますね。

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愛月ひかる、スターの煌めき│ESTRELLAS

星組全国ツアーの感想、第4弾はショー『ESTRELLAS ~星たち~』の愛ちゃん(愛月ひかる)について。

お芝居『アルジェの男』の感想はこちら。
ジャック(愛月ひかる)が作品世界を支配する│アルジェの男

ウェルカム!「ザ・男役」愛月ひかる


星組全国ツアーの収穫のひとつに「星組×愛月ひかる」の相性の良さを確認できたことがあります。

愛ちゃん(愛月)の専科異動後初舞台が星組と知ったときは「おっ!」と思いました。
いいじゃないですか!
“青いミラーボール”星組ד濃紫のベルベット”愛月ひかる。
どんな相乗効果をもたらすか、わくわくしかありません!

骨太な芝居らしい芝居、スターの素の魅力を引き出すショー。
新生・愛月ひかるのデビュー戦には申し分ない二本立てです。

正統派二枚目から宝塚の枠を超える汚れ役まで、広い役幅(と肩幅)を誇る愛ちゃん。
こってり濃厚な「ザ・男役」が星組に加わる。
ウェルカム!ウェルカム!です!

愛月ひかる、スターの煌めき


素晴らしかったのは「星サギの夜」。
愛ちゃんが舞台に現れた瞬間、鳥肌が立ちました。
純白の衣装をまとった愛ちゃんの姿が、ぐーんと大きく見え、劇場を覆い尽くすように思えたのです。

きらきら明るい輝きをまとった愛ちゃん。
黒い役も似合うけど、やっぱり愛ちゃんは「白い貴公子」だな~~

そして、歌!
すっごく上手になってる!!

愛ちゃんの歌を聴いたのは、昨年末の宙組公演『白鷺の城/異人たちのルネサンス』以来。
技術はもちろん、歌声に艶と深みが増していて、驚きました!

専科に異動されてから短期間で、ここまで上達されるなんて凄い!
愛ちゃんがどれだけ努力を重ねてこられたかが伝わってきました。

〽あれがシリウス リゲル プレアデス
満員の劇場を眺め渡しながら歌う愛ちゃんの指先の向こうに、たしかに“無限の宇宙”の広がりが見えました。

同時に、優しく包み込まれるようなぬくもりも感じました。
「慈愛」ともいうべき温かな眼差し。
心洗われるような感動を覚え、大好きな「星サギの歌」がまた更に好きになりました。

なにより印象的だったのは、愛ちゃんの圧倒的な華。
トップスターのために作られた場面ですから、真ん中に立つ方の存在感が引き立つのは当然ですが、その場の空気を一気に“愛月ひかる色”に染める力に、胸を打たれました。

劇場を支配する。
これは誰にでもできることではありません。

スターとは観客に“感動”を与えられる人。
舞台のどこにいても、ファンの心を動かすことができる人は「スター」です。

この目で観て、耳で聴いて、心で感じた愛ちゃんの「スターの煌めき」。
この場面を観るためだけでも仙台に行った甲斐がありました!

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プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
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