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宝塚歌劇の生みの親、小林一三先生の旧邸宅レストラン『雅俗山荘』に行ってみたい!

宝塚遠征のお楽しみは「ついで観光」と「美味しいもの探索」。

ゴールデンウィークは星組の梅芸遠征ついでに『鎌足』の舞台となった奈良県明日香村まで足を伸ばしました。
飛鳥寺や板蓋宮跡など、今にも中臣鎌足たちが姿を表しそうな史跡の数々。
物語がより身近に感じられ、有意義な小旅行になりました。

宝塚大劇場周辺では公演ランチを楽しんだり、生徒さんお勧めのレストランへ行ってみたり。

本拠地デビューしたての頃は見るもの聞くものすべて珍しく、聖地・宝塚の空気を吸えるだけで満足していましたが、最近はだいぶ土地勘もつき(梅田ダンジョンにも慣れてきました!)、少しづつ行動範囲を広げています。

小林一三先生の旧邸宅レストラン『雅俗山荘』


いま最も気になるのがこちら。
邸宅レストラン 雅俗山荘
小林一三先生の旧邸『雅俗山荘(がぞくさんそう)』を改装したフランス料理のお店です。

シェフの前田修平さんは宝塚ホテルやホテルニューオータニ大阪、ホテル阪急インターナショナルで腕を振るってらした方だそう。
どれも美味しそうで目移りします。
邸宅レストラン 雅俗山荘│本日のメニュー

最寄り駅は阪急宝塚線「池田駅」。
宝塚大劇場のある「宝塚駅」からは15分ほどですので、観劇ついでのお食事にぴったりですね。
一回公演前後のランチは時間的に厳しそうなので、二回公演後にゆっくりディナーを楽しむのが良さそうです。
邸宅レストラン 雅俗山荘│フォトギャラリー

阪急電車に乗って夢の国へ!


贔屓組の公演中となれば、ほぼ毎週末利用する阪急宝塚線。
初めて乗ったときは感動しました。
マルーン色の車体、抹茶色のシート、歌劇の車内広告。
夢の国へ向かうにふさわしい、クラシカルで上品な乗り物ですね。

先日ようやく憧れの『ベルサイユのばら』特別仕様の電車に乗れました。
車両番号はなんと「1004」!
月組トップスター珠城りょうさんのお誕生日と同じ数字!
偶然でしょうか?それとも…?
「9071」や「210」、「626」「718」もあったら楽しいですね。
img-20190504_1.jpg
アンドレが進行方向「宝塚」を指してます。
img-20190504_3.jpg
オスカルもいます。
Twitterに載せたとき、「ラーチャ・プルック(『クルンテープ 天使の都』)の珠城さんみたい」と仰る方がいらして、納得!
もう、そうとしか思えません!
帽子からこぼれる金髪、まさしくラーチャ・プルックさんですね。
img-20190504_2.jpg
沿線には途中下車して立ち寄りたいところがいっぱい!
少しづつ開拓していきたいですね。

『雅俗山荘』近辺で気になるのがこちら。
池田市立五月山動物園
阪急文化財団 逸翁美術館
阪急文化財団 池田文庫

演劇関係の資料や宝塚歌劇の上演資料が多数所蔵される『池田文庫』は、子どもの頃からの憧れ。
「おとなになったら行ってみたい」と思い続けて数十年。
近々実現できたらいいなぁと思います。

雅俗山荘 店舗情報


[住所]大阪府池田市建石町7-17(小林一三記念館内)
[電話番号]072-751-1333
[営業時間]ランチ 11:30~14:30/喫茶 14:30~16:30/ディナー 17:00~21:00
[定休日]月曜日(祝日の場合は翌日)
※2019年6月5日現在
※ランチ・ディナーは予約推奨

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『台湾甜商店』タピオカミルクティー
『たからづか牛乳』ヨーグルトサンデー・ざらめヨーグルト
『たからづか牛乳』ざらめヨーグルト/『ルマン』サンドイッチ
『いかりスーパー』焼き菓子

美弥るりかという「価値」―男役集大成の佐々木小次郎│夢現無双

正統派男役から異端の女役まで幅広い人物を演じてこられたみやさん(美弥るりか)。
宝塚集大成のお役は剣豪・佐々木小次郎。
劇中で本阿弥光悦(千海華蘭)が小次郎の剣を「まばゆい」と評しますが、それはみやさんその人への評価に他なりません。

併演のショー『クルンテープ 天使の都』。
シンプルな黒燕尾をまとったみやさんの、ダイヤモンドの粒子をまぶしたような煌めき。
照明や衣装の力ではなく、体の内側から発光するような輝き。
千穐楽が近づくにつれ、どこか、この世の者ではないような神々しさすら感じられます。

美弥るりかという「役者」


初めてみやさんのお芝居に注目したのは、2012年秋の『愛するには短すぎる』のアンソニー。
華奢で小柄な体から発せられた、思いがけず太い声が印象に残っています。

声色や台詞回しが星組の柚希礼音さんそっくりで、やはり育ってこられた組のトップさんに似るのかな?なんて思いながら観ていました。
しかしまもなく、誰でもないみやさん自身の魅力に気づかされたのです。

まさおさん(龍真咲)演じるフレッドとの息ぴったりの掛け合い。
軽妙洒脱な持ち味が合うのか、まさるりコンビは観ていて楽しい気持ちになりますね。

時は過ぎ、珠様(珠城りょう)がまさおさんの後を継いで、月組に新たな名作が次々に生まれました。
『グランドホテル』『All for One』『BADDY』…
作品の成功に大きく貢献したのは、みやさんです。

みやさんをひとことで表すなら、“フェアリータイプ”の男役さんでしょうか?
みやさんがお好きな涼風真世さんもこのタイプでした。

中性的な容姿に反して、芸風は骨太。
そんなところもよく似た二人であるように思います。

新生月組第一作は涼風さんの卒業公演となった『グランドホテル』。
みやさんのお役は涼風さんが演じられたオットー・クリンゲライン。

華やかで溢れんばかりの色気が魅力のみやさんが瀕死の簿記係?
初めはそう思いました。
しかし、蓋を開けてみれば、そこにいたのは限りある命を精一杯に燃やし、明日への希望を信じるひとりの人間でした。
愛を信じ、友を信じ、やがて生まれる新しい命を慈しむことができる男。

色気も美貌も封印して挑んだオットー役。
男役の垣根を超えた「人間」を演じたみやさんの芝居が心の奥深くに染み入りました。

「役」は「中の人」の写し鏡


オットーの真逆がスイートハートです。
宝塚ファンを熱狂の渦に巻き込んだ『BADDY』。
最大の立役者はみやさん演じるスイートハート。
初めて観た日の衝撃は忘れません。

色香も美貌もフルスロットル。
男役・美弥るりかの魅力、唯一無二の個性を最大限に活かしきった役と言えるでしょう。

スイートハートというキャクター無しで、果たして『BADDY』はあそこまでの狂乱を生み出し得たのか?

美しく妖艶でありながら骨太。
男性と女性の粋を集めたようなキャラクター。

オットーとスイートハート。
自由自在に色気を出し入れする変幻自在の役者、美弥るりか。
「役者」というより「人」ですね。

役は、それを演じる「中の人」以上の存在にはなれない
優れた役を演じるには、役者自身が優れた人間でなければならない。
そう思います。

観るのはひたすら舞台だけ。
スカイ・ステージはおろか、紙媒体もごくまれにしかチェックすることのない私ですので、みやさんの人となりは存じませんが、お人柄は演じる役に表れると感じます。
そういう意味で好きな役は『雨に唄えば』のコズモかな?

「MAKE 'EM LAUGH」の笑いを含んだいたずらっぽい目つきが忘れられません。
くりくり動く猫のような瞳、軽やかな身ごなし、豊かな表情。
前向きな心、抜群のひらめき、逆境にくじけぬ明るい強さ。
さりげなく誰かに手を差し伸べることができる優しさ。
観ていて自然に心がうきうき軽くなる、自然体で力みのない芸。

本名のみやさんもこんな感じの方かな?と想像してしまいます。

美弥るりかという「価値」


集大成の佐々木小次郎。
端的に言えば「美弥るりかだから成立した役」ですね。

より多くのエピソードを描くことに筆が割かれた分、中心となる人物たちの書き込み不足が否めない『夢現無双』。
しかしながら、わずかな点と点を結んで線と成し、主人公・武蔵の人生を遠隔的に支配する佐々木小次郎という男を強く印象づけたみやさんの手腕は見事です。

武蔵の憧れであり、友であり、好敵手であった小次郎。
主人公に「この頂まで上がって来い」と言えるだけの度量。

なにより、劇場中の空気を一気に「美弥るりか色」に染め上げる存在感。
姿、声色、佇まい…
出てくるだけで「只者ではない」「物語の芯となる人物であろう」と思わせる説得力。

言ってしまえば、小次郎は美弥るりかという特異なタカラジェンヌの在り方に、すべてが委ねられた役なのです。

ただそこに在るだけで多くのものを観客に与えることができる役者。
それこそが美弥るりかの「価値」です。
舞台を通して沢山の喜びと希望をくださったことに感謝の気持ちしかありません。

ご卒業までまもなく。
完全燃焼の晴れやかな千穐楽となりますように。
そして、その先も、より豊かな輝きに満ちた道を歩まれますように。
心より、ありがとうございました。

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プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共に30年(ブランクあり)。全組観劇派。美丈夫タイプの生徒さんが好み。谷正純・酒井澄夫・木村信司・大野拓史作品が好き。観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。

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