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生きている喜び、鮮やかに命の証を舞い踊れ│Killer Rouge個別感想

『Killer Rouge』感想の続き。

薔薇メドレーは宝塚らしく夢々しいシーン。
しかし、選曲は齋藤先生の趣味全開。
世代的に、あーちゃん(綺咲愛里)の『薔薇は美しく散る』は嬉しかったですね。
まさか宝塚でアニメ版『ベルサイユのばら』の主題歌を聞けるなんて!
ヅカファン的には「ベルばら=愛あればこそ」ですものね。

カイちゃん(七海ひろき)たちの『罪な薔薇』はゲームの曲なのですね。
本当に齋藤先生は守備範囲が広い。
とてもインパクトの強い曲調ですぐに覚えられました。
齋藤先生作品の音楽はテーマソングを始め、どれもキャッチーでいいですね。

観客を喜ばせる工夫が随所に盛り込まれたショー。
一番の盛り上がりを見せるのは、客席降りでしょうか?
生徒さんとのハイタッチはテンションが上りますね。

連れ合いは、一度通り過ぎた天華えま君がわざわざ引き返してタッチしてくれたと喜んでいました。
一所懸命な生徒さんは好感が持てますね。

天華君とシンメトリーな位置で、同じく客席の一番奥まで来てくださる紫藤りゅう君も印象的。
にこやかに広範囲をカバーなさって素敵だなぁと。
ひとりでも多くの観客と触れ合おうとしてくださるお気持ちが嬉しいですね。

触れ合った指先の残り香も楽しいもの。
匂いは他の感覚よりも深く官能に訴えかけますので、香りを上手にコントロールし、観客の心を掴む生徒さんは客あしらいが巧みだなと思います。

玲央様(輝咲玲央)の『The Rose』については以前の記事にも書きましたが、本当に素晴らしかった!
穏やかなぬくもりのある美声に包まれて幸せでした。

* * *

琴ちゃん(礼真琴)とはるこさん(音波みのり)の『モンテカルロの一夜』についてはこちら
琴ちゃんは言うまでもありませんが、はるこさんも素晴らしい。
しっとりした落ち着きと、可憐さが同居した娘役さん。
小柄で柔らかく引き締まったプロポーションは娘役の理想形。
隣に立つ男役さんをますますカッコよく見せますね。
見応えのあるシーンでした。

そして、宝塚ファンである喜びを噛みしめた『SAKURA ROUGE』。
桜にちなんだメロディに乗せて展開するロケット。
希望ではちきれんばかりの満面の笑みで足上げする下級生たち。
若いっていいなぁ。
一所懸命って素晴らしいなぁ。
未来になんの疑いも持っていないかのような一途さが、とりわけ美しく感じられます。

お芝居のオープニングで歌われる『春、名残の桜』とも呼応していますね。
「命は美しい 生きている喜び 鮮やかに命の証を舞い踊れ」
まさにこの通りの思いがこみ上げ、目頭が熱くなりました。

* * *

Blu-rayが欲しいけれど、肉眼で見続けて脳裏に焼き付けたスーパーオレキザキアングルがかき消されてしまうようで手を出せないでいます。
どの生徒さんも映像だと観たいところが写ってなかったりして微妙にストレスではありませんか?
ご贔屓は下手にいるのに画面は上手花道とか。
このシーンは全身が観たいのにバストアップとか。
組子ごとのスターアングルがあったらいいのに!

同じ理由で月組『グランドホテル』のディスクを観られない私。
特典映像の役替りだけ観て、本編は手つかず。
自分の目で観て、耳で聴いて、心で触れた生の舞台。
その香気が薄れるようでためらってしまうのですよね。

ともあれ、嬉しいのはまだまだ生で沢山『Killer Rouge』を観られること!
梅芸まで愛のバッテリーを空っぽにしてお待ちしておりまーす!

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星男はチョンマゲの下に凄いものを隠してる―『Killer Rouge』の「色」について

星組千秋楽から、はや一週間。
サボりっぱなしだったジムを再開しました。
ちょっと休むとすぐ数字に出ちゃいますね。
『エリザベート』までに戻さなければ。

今年は『不滅の棘』『ドクトル・ジバゴ』『BADDY』と大当たりが続き、満を持しての『ANOTHER WORLD』。
過去最高レベルに好きな作品です。
ショーとの相性も抜群。
人情噺でホロリとさせた後に、開放感溢れるエネルギッシュなショーで思いきり発散する。
素晴らしいバランスでした。

* * *

ショー『Killer Rouge』の感想。

台湾では縁起の良い色とされる「赤」を基調にしたステージ。
主演の紅ゆずるさんは、お名前からして「紅(赤)」。
台湾の皆さまにもさぞ喜ばれることでしょう。

オープニングの「龍」も、おめでたいシンボル。
エネルギーに満ちた赤×龍の組み合わせは観るだけで力が湧いてきます。
アクタースーツのようなお衣装は齋藤吉正先生らしさ満載。

赤で統一された場面で一番好きなのは、男役群舞からデュエットダンス、そしてパレードへの流れ。
ダークレッドの変わり燕尾、デュエットダンスでバーガンディーをまとうトップコンビ。
同じ「赤」でも段々トーンを落とし、グラデーションになるさまが美しかったですね。

グランドフィナーレの先陣を切るエトワールのいーちゃん(音咲いつき)は、目の覚めるような赤のドレス。
MY初日に受けた鮮やかな衝撃は忘れられません。

男役さんはパキッとした赤×黒のコントラスト。
色のイメージを最大限に引き出すシンプルなデザインも秀逸でした。

* * *

さて、「色」で気になるのはもうひとつ。
男役さんたちの髪の色。
他組に比べ、星組はカラフルで大胆なデザインを取り入れられる方が多いですね。
ご自分に似合う、工夫を凝らした髪型を拝見するのは毎公演の楽しみです。

今回はお芝居が和物でしたので、さらに自由度の増した髪型を堪能できました。
皆さまチョンマゲの下に凄いものを隠しているなー、と。

トップスターのベニーさん(紅)は、すべてのシーンでガラリと変えてこられました。
どんなことでも客席を楽しませてくださるサービス精神が嬉しいですね。
どのスタイルも素敵ですが、一番カッコよかったのはデュエットダンス。
サラリと余裕があり、ベニーさんの美しさが際立ちました。

琴ちゃん(礼真琴)の銀髪片編み込みはセクシー&ワイルド!
元気いっぱいでやんちゃな感じがぴったり。

マイケルさん(大輝真琴)の青。
まおちゃん(麻央侑希)の赤。
お芝居で青鬼を演じたまおちゃんがショーで赤色をアピールするのは遊び心があっていいですね。

今公演でご卒業のぽこちゃん(十碧れいや)は「白い王子様」のイメージそのままの美しい金髪。
すべてをやりきった清々しい姿に胸打たれました。

大胆な黒×金ツートンは、しどー君(紫藤りゅう)。
パキッとした配色と抜群のスタイルが目を引きます。
休演日に他の劇場でお見かけしたときもヘアスタイルですぐに彼女と分かりました。

玲央様(輝咲玲央)にいたっては、ムラは緑、東宝はピンクと大サービス。
東京の初日近くは濃いめのピンクでしたが、日によって濃度に差があり。
個人的には精悍さが際立つ、ほんのりピンクの黒×金メッシュが一番好き。
前楽のソフトモヒカン(?)はカッコよすぎて魂抜けました。
梅田ではどのようなスタイルにされるか、今から楽しみです。

色とりどりの中で、かなえさん(漣レイラ)の黒は逆に目立ちましたね。
グッと渋く、上級生ならではの貫禄が滲み出て素敵でした。

朝水りょう君はトンガッてていいですね。
彼女の場合は色より形。
どこにいても見つけられる過激なスタイルは今回のショーのテイストにもぴったり。
ガンガン舞台を盛り上げていこうという気概は好感が持てますね。
ところで、彼女の髪型を見て「砂糖水か、ダイエースプレーか」と思っちゃいました。
分かる方は同世代ですね。

赤(紅)色がテーマのショー『Killer Rouge』の「色」に絞ってまとめました。
次回は、内容と生徒さんについて。

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ファンの欲望は果てしなく―そろそろ無情の愛に悶え苦しむ珠城りょうが観たい!

そろそろ、「無情の愛に悶え苦しむ珠城りょう」が観たい。

ここ最近、私の胸の奥底から、じわじわ湧き上がる想いです。

明るく楽しいハッピーエンドもいい。
心温まるコメディもいい。

しかしそろそろ、愛の泥にまみれ、打ちひしがれ、のたうち回る珠様が観てみたい。

勇敢で、真っ直ぐで、太陽と土の匂いがする素朴な男もいい。
誠実で、常識的で、ちょっぴりロマンチストなサラリーマンもいい。
朗らかで、軽妙だけど、本当の恋には奥手な銀幕のスターもいい。

もちろん、これらの役は大好きです。
彼女本来のぬくもり、懐の広さに包まれて、観終わったあと心がふわっと弾むような気持ちになれます。

* * *

しかし、ファンの欲望は果てしがないのです。
甘いものを食べたら、辛いものが欲しくなる。
夏の盛りには、冬の寒さが恋しくなる。
ひとつの公演が終わったら、次はこんな珠様が観てみたい…
ないものねだりで、いつまで経っても満たされることがありません。

私が心惹かれる珠様の男役像は、ドン・ホセ、フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵、卯之助。
どれも愛に破れた、もしくは、愛ゆえにその身または心を滅ぼした男ばかりです。

どうしようもなく堕ちていく愚かしさ、失うもののない無鉄砲な強さ。
破滅へとまっしぐらにひた走る心。
道徳的に正しくある必要なんて微塵もなくて、むしろインモラルであればあるほど惹かれる。
これはどうしたことでしょう?

「包容力抜群」「真面目で誠実」「おおらかで健康的」という珠様のパブリックイメージとは裏腹な役ばかり。
実のところ私は、珠様の男役像の中に潜むかすかな「濁り」に、たまらなく惹かれるのです。

むわっとした湿り気。
粘りつくような熱っぽさ。
思いつめた暗い瞳。
無意識の底に潜む狂気。

決して、清くも正しくもない味わいです。
しかし、この隠しても隠しきれない「淀み」がエッセンスとなり、珠城りょうの男役像の一部を成していると思うのです。

この持ち味は、彼女だけの財産です。
出そうと思って出せるものではありません。

* * *

なぜ私は、この味に惹かれるのか?

ひとつめの理由は、「男役だからこそ」。
追い詰められたときにみせる切実な色気。
これはタカラジェンヌが演じる男「役」だからこそ出せるものでしょう。

手負いの獣が放つ被虐の美。
これがさほど生々しくならないのは一度異なる性のフィルターを通しているから。
暴力性や獣性が和らげられ、まろやかなエロスに変質するのです。

もうひとつの理由は、「矛盾」。
池波正太郎の小説に“人のこころの奥底には、おのれでさえわからぬ魔物が棲んでいるものだ”という一文があります。
理性では制御できない何かに突き動かされ、ぐずぐずと崩れ落ちていく。
進むべき道はそっちではないと分かっているのに抗えない。

女に翻弄され、転がるように悪事に手を染め、ついにはその女さえ手にかけて処刑されるドン・ホセ。
自分の身に危険が迫っていながら、後先考えずに人助けをし、返り討ちに遭うフェリックス。
職務をなげうってまで、幼馴染の命を救おうとしたが叶わず、自分の腕の中で息絶えさせる卯之助。

心の内に潜む魔物に操られるように破滅していく男たち。
どれも矛盾をはらんだ複雑な役です。
しかし、その感情の揺れがたまらなく魅力なのです。

信念も理念もかなぐり捨て、ただひたすらに愛(またはその幻想)のみにすがりつき、むさぼり食らう珠様の舞台を観てみたい。

強さ、正しさばかりに惹かれるのではない。
もろさ、愚かしさゆえにどうしようもなく心奪われる。
そんな理屈に合わない気持ちを抱える私もまた、矛盾を抱える人間の一人なのです。

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私のハートも射抜いて!輝咲玲央が「弓の名手の豪傑」狩雲霄(シュウンショウ)に!│Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』の配役出ましたね!
真っ先にチェックするのは、もちろん玲央様(輝咲玲央)!

狩雲霄(シュウンショウ)=輝咲玲央

さて、これはどなたでしょう?
原作をまったく知らない私。
Thunderbolt Fantasy公式サイト│Character』をチェックしました。

「▼主人公の仲間たち」のところに「狩雲霄」の名前が!
なんと!あーちゃん(綺咲愛里)演じるヒロインの「丹翡(タンヒ)」の真下です!

長髪×眼帯のマッチョなお兄さん。
これが玲央様!?

東離において弓の名手として名前が知れ渡る豪傑。武器は弓。
捲殘雲を舎弟としている。
蔑天骸の城を攻略するため、凜雪鴉の招きにより仲間となるが…

ですって!

玲央様が弓の名手!し・か・も、豪傑!!

はぁ~~~、ありがたや~、なんまいだ~
神様、仏様、小柳奈穂子先生様!
こんなにドンピシャなキャラクターを玲央様にあててくださり、ありがとうございます!

さらにですよ、琴ちゃん(礼真琴)演じる「捲殘雲(ケンサンウン)を舎弟としている」ですって。
大好きな玲央様と琴ちゃんの二人が師弟関係だなんて!!
生きてて良かった…(byアンドレ)

で、ベニーさん(紅ゆずる)の凜雪鴉(リンセツア)の「仲間となる」んですね。
この3人+丹翡、そして殤不患(ショウフカン)=七海ひろき、刑亥(ケイガイ)=夢妃杏瑠、殺無生(セツムショウ)=麻央侑希がパーティーを組むということでしょうか?

配役を見たとき、心臓がバクバクしちゃいました!
玲央様がベニーさんや琴ちゃんたちと行動を共にする役!!
嬉しくって涙が出ちゃいます…

ちなみになんですが、配役発表まで玲央様はてっきりこの絵の凜雪鴉の後ろにいる白ヒゲのお爺さん役かな?と思い込んでたんです。
「玲央様=おヒゲ」のイメージが強すぎて…
白ヒゲさんはみきちぐさん(美稀千種)でしたね。

いやー、まさかその斜め右下の弓を構えたワイルドハンサムさんが玲央様とは!
玲央様のお姿で想像してみたら、めちゃくちゃカッコいいー!!
宝塚のお衣装や持道具は再現度高いので、すっごく楽しみ!

でも、よくよく見たらやっぱりヒゲ生えてますね。
あごにうっすらと…
連続ヒゲ記録がまた更新されました。

ところで、公式サイトのそれぞれの説明のところに太字の決め台詞的な一文が書いてあるのですが…

「既に死に場所が決したことを、貴様らは知るまい」

なんですか?これ?
雲霄の決め台詞なの!?
これって、ニアリーイコール「お前はもう死んでいる(北斗の拳)」ではないですか??
これを玲央様の声で聴けるの?
キャーーーッ!!!

素敵な発表のおかげで重症の落語ロスがすっかり吹き飛びました!
梅田が待ちきれません!!

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サクラサク!月組次期トップ娘役に美園さくらさん&新演目『ON THE TOWN』上演決定!

さくらちゃん(美園さくら)、次期トップ娘役決定おめでとうございます。
前後の状況から十中八九、彼女だろうとは思ってましたが…
公式に発表され、ようやく安堵いたしました。

華やかで押し出しが良く、歌唱力抜群のさくらちゃん。
今はまだ咲き初めたばかりの蕾ですが、これから珠様(珠城りょう)と二人三脚、月組の仲間たちと素晴らしい舞台を作り上げてくださると期待しています。
そして、ゆくゆくは満開の花をみせてくださることを楽しみに…

* * *

同時に、新年の演目が発表されました。
ブロードウェイ・ミュージカル『ON THE TOWN』。
なんと!『雨に唄えば』に続き、珠様は、またまたジーン・ケリーのお役です。
こんなことってあるの!?

「胸ときめき心躍るミュージカル・コメディー」
新しい年の幕開けにふさわしい明るい演目ですね!

実は、そろそろ悶え苦しむ珠様が観たいなぁ、なんて思っていた私。
まあ、お披露目から苦悩するのもアレですよね。
新トップお披露目(アーサー王伝説)では思いきり悶えてらっしゃいましたが…

そして、珠様ファン狂喜乱舞の「海軍水兵」の四文字。

これはテッパンですね!
セーラールックの珠様!
純白の布に包まれた、はちきれそうな胸板…腹回り…腰回り…太もも…

もうひとつ嬉しい情報は「仲間のチップ、オジー」。
「チップはタクシー運転手のヒルディに迫られ、オジーは人類学者のクレアと出会い、大都会に恋の花が咲く」。
3組のカップルが誕生するのですね。
娘役さんの活躍の場が沢山あるのは嬉しいですね。

チップとオジーはどなたが演じられるのでしょう?
珠様と愉快な仲間たち、という感じでいいですね!
個人的な希望はありますが、配役が出るまでは胸の内で楽しむことにします。

まずは、たまちゃぴ集大成の『エリザベート』。
こちらを堪能したいと思います!

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私は「あの世」に恋してる│ANOTHER WORLD

♪わっくわく~、うっきうき~、ふ~わふ~わ~、どっきどき~♪
最近無意識に歌ってしまいます。
『ANOTHER WORLD』が楽しくって楽しくって、うきうき、ふわふわしっぱなしな私。

しかし、今でこそ一番のお気に入りとなりましたが…
初めて観た日の衝撃(笑撃?)は忘れられません。

五色の彩雲がたなびき、蓮華が浮かび、天人天女が舞う天空。
滑るように現れた蓮の花びらの小舟から身を起こしたのは…
死装束を身に着けたトップスター!

ご丁寧に天冠や装束もキラッキラ!
さすが宝塚ー!
いやいや、そうじゃなくて!

正気なの!?

サイケデリックな光の渦。
金ピカの船に乗って大盛り上がりのド派手な死人たち。
〽そーりゃそりゃそりゃ、なんまいだぁー

「なんまいだぁ」って…

グルグル…キラキラ…グルグル…キラキラ…
夢かうつつか幻か。
次第に薄れる現実感。

私たち何かいけないものをみせられている?

集団催眠に陥ったような、なんとも不可思議な空気。
しかし、物語が進むにつれグイグイ引き込まれていきました。

康次郎(紅ゆずる)を始めとする愉快な亡者たちと、あの世の住人たちとの絶妙な掛け合い。
ときに優しく、ときに温かく、ときに胸を締めつける熱い想い…

始めのうちこそあまりの奇天烈さに面食らいましたが、馴染んでしまえばなんて楽しい世界!

康次郎さんにいわゆる「男役のカッコよさ」を求めて行くと、ちょっと違うのかもしれませんが。
(それはショーでたっぷり味わえますのでご安心を)

「男役」という枠を超えた「人間」としてのカッコよさはピカイチ!
登場人物の誰もが愛しくて愛しくて。
康次郎さんではありませんが、「人間がたまらん好き」になります。

「死後の世界」「黄泉の国」「冥府」etc.
暗く恐ろしいイメージで描かれることの多い「あの世」ですが、こんなにも愉快な世界ならば悪くありません。
一足先に向こうへ旅立ったあの人もこの人も、あちらの世界で面白おかしく暮らしているかも…と思えば心が慰められますね。

* * *

何度観ても面白く、観るたびに好きになる演目。
生徒への愛。
星組への愛。
宝塚への愛。
人間への愛。
生きることの無限の喜び。
谷正純先生の大いなる愛がたっぷり詰まった素晴らしい作品。

平成最後の夏に、こんなに素敵な作品に出会えて幸せです。
私の「あの世」への恋心は当分冷めそうにありません。

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いい仕事してますねぇ!鉄壁の二番手、礼真琴について│ANOTHER WORLD

暑い日が続きますね。
暦の上では「大暑」の昨日、都内で観測史上初の40℃超えを記録しました。
週末にお湿りがあるようですが、まだまだ油断はできません。
皆さまくれぐれも体調管理に気をつけて、元気に夏を乗り越えてくださいませ。

* * *

歌に踊りにお芝居に、八面六臂の活躍をみせる琴ちゃん(礼真琴)。
お芝居は、江戸の米問屋「寿屋」の若主人、徳三郎役。

遊興三昧、放蕩三昧、この世の遊びにはもう飽きた!いっそあの世で遊んでみようじゃないか、と自ら河豚の肝を食らって冥途へやってきた破天荒な男。
落語の世界によく居ますね、こういうキャラクター。

粋で、艶で、きっぷが良い。
弾むような台詞回し、洒脱な身ごなし、緩急自在くるくる変わる表情。
艷やかな流し目に色気が滲み出て、惚れ惚れする色男ぶり。
胸のすくような江戸っ子を確かな技術で好演しました。

なにしろ巧い。とにかく巧い。
目も耳も肥えたヅカ友さんたちも口を揃えて「巧い」と褒めそやしています。

どの場面も素晴らしいですが、格別に真価を発揮するのは『祟徳院心中』。
初音役の有沙瞳ちゃんと共に情感あふれる語りを聞かせます。

朱塗りの鳥居がぼんやり浮かぶ仄暗い舞台。
しんと張り詰めた空気を切り裂くような〽恋の始まりは高津の社〽
ピタリと揃った二重唱にはゾクリとしました。
初音との掛け合いも息ぴったり。
客席を笑いの渦に巻き込みます。

* * *

康次郎(紅ゆずる)と徳三郎は似た者同士なのですね。
他人のために働き、他人の幸せを願うことができる。
わずかな時間で心通わせ、かけがえのない友となる二人。
出会った瞬間、互いの内に同じ光をみたのでしょうか?

学年も離れ、まったくタイプの異なる紅×琴。
しかし、舞台では厚い友情や信頼で結ばれた関係性がしっくりくるのが、いちファンとしては嬉しいものです。
それは舞台に安定感をもたらすものに他なりません。
結果的に、作品の完成度、観客の満足度の高さに直結するのですから。

本作品でお気に入りの台詞のひとつが「あたしを持ち上げてくれるのは嬉しいが、他人様を貶しちゃあいけねえよ」。
さらりと語られますが、とても大切なこと。
心に留めておきたいと思います。

ちなみに、徳さんの「ったーーーっ!」の言い方がとても好き。
たった一声で、江戸前の粋、深川の風を吹かせてお見事!

ちょっとした動きも愛嬌たっぷり。
閻魔大王に近づこうとして青鬼に退けられるところ。
「おっとっと…」と横っ飛びになるのにも運動神経の良さが垣間見えます。
すべてにおいて器用ながら、こじんまりまとまらないのが素晴らしい。

* * *

続く『Killer Rouge』では、ショースターの面目躍如!
キレッキレのダンス、パンチのきいた歌、豊かな表情。
水を得た魚のように生き生きと、舞台狭しと跳ね回る琴ちゃん。
観ているこちらがうきうきします。

彼女には舞台全体のレベルを底上げする力がありますね。
居るだけでその場がピリッと引き締まる。
中島誠之助さんではありませんが、思わず「いい仕事してますねぇ!」と叫びたくなります。

特筆すべきは、ときに切れ味鋭く、ときにコミカルに、ときに憂いを秘めたダンス。
音波みのりさんと踊る『モンテカルロの一夜』は出色の出来。
きらびやかで華やか、若さが弾けるショーのなかで、唯一しっとりアダルトな味わいの場面。

けだるく甘いタンゴの調べ。
儚い恋の思い出。
しなやかなダンスと、哀愁を帯びた歌声にしびれます。

フィナーレの『情熱の嵐』の爆発力。
どこを切り取っても、ピタリと決まる抜群の安定感。
驚いたのはパレード。
幕が下りる間際の♪キラキララキラ、キラールージュ♪の手振り。
わずかな動きににじむ小粋。
我知らず、目が吸い寄せられました。

紅ゆずると綺咲愛里という息の合ったコンビを、確かな技術でがっちりサポートする礼真琴。
その三人を守るのは、綺羅星のごとく輝く、個性豊かな星組子たち。
盤石の布陣です。

次は『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』と『Killer Rouge/星秀☆煌紅』。
新しい挑戦になるであろう人形劇をもとにしたファンタジー。
大好きな作品を再び観られて嬉しいショー。
どちらもとても楽しみ!
残暑を吹き飛ばすようなパワフルな舞台を期待しています!

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身は離れても絆は消えぬ―幸せな時間をありがとうございました!│ANOTHER WORLD

星組東京公演千秋楽おめでとうございます。
楽しくて楽しくて、あっという間の1ヶ月でした。
大楽から一夜明けた今日、まだふわふわと夢見心地です。
休演日が過ぎれば、また愉快なあの世の住人たちに会えるような気がするのです。

康次郎さん、嬢はん、徳さん…
あんなにも生き生きと舞台に息づいていた彼ら。
二度と会えないなんて信じられません。

そわそわ落ち着かない気持ち。
胸にぽかりと穴が空いたような感覚。
寂しく、おぼつかなく、混乱する心を整理するため、思いつくままに書き連ねます。

* * *

前半は月組の『雨に唄えば』と重なりましたので、月星月星月星…と赤坂と日比谷を行ったり来たり。
千代田線の中で「今日はどっちだっけ?」となることもしばしば。

月組千秋楽後はひたすら星星星星星…。
何度観ても飽き足らず、それどころかもっと観たい、まだまだ足りないと思わせる不思議な引力。
一体自分はどうしてしまったのかと思うほど魅了されたのです。

笑えて泣けて元気になれる『ANOTHER WORLD』。
きらびやかでパワフルでスピード感溢れる『Killer Rouge』。
どちらもベニーさん(紅ゆずる)率いる星組と専科のお二人の魅力が最大限に発揮された二本立てでした。

観劇の合間もお茶会やらヅカ飲み会やら、宝塚一色の生活。
30年近いヅカファン人生のなかでも最も濃密な日々を過ごしました。

悔いのないよう、前楽はダブルヘッダー。
集中力が途切れては役者に失礼なのでめったにしないのですが、今回は1回目の開演から2回目の終演までMAXのテンションを維持できました。

いえ、むしろ今までになく感覚が研ぎ澄まされていた気がします。
視覚も聴覚も、五感のすべてが鋭敏になり、舞台がいつも以上に鮮やかに感じられるような。
この素晴らしい舞台を体に刻み込んでおけ、と本能に命じられているような。

さらにショーでは大好きな生徒さんに素晴らしいファンサービスをいただき、いっそう心に残る前楽となりました。

* * *

あれこれ書くうちに、どうしようもない喪失感が薄らいできました。
笑ったこと、泣いたこと、喜びに胸を震わせたこと。
そして今までにないほど強く、舞台との一体感を感じられたこと。
すべては楽しい思い出です。

まさに、星組の皆さまに「ぶち生かされ」たのです。
辛いなんて言ってられませんね。
寂しくなったら♪わくわく~うきうき~、と歌えば元気が湧いてきます。

谷先生、齋藤先生、紅さん、星組の皆さま、素晴らしい作品をありがとうございました。
大満足です!

そして、とりとめのない文章を読んでくださった皆さまにも感謝いたします。
次回からキャストの個別感想など、まともな記事を上げていきます。
今しばらくお付き合いくださいませ。

○ANOTHER WORLD関連記事はこちら↓
「人生は美しい」稀代のつっころばし、紅ゆずるが紡ぐ優しい世界│ANOTHER WORLD
“星組のブラックホール”輝咲玲央に吸い込まれる│Killer Rouge
源頼光様(輝咲玲央)に恋わずらい!│ANOTHER WORLD
あの茶 和~るど―ありがたや うんまいだ―【ANOTHER WORLD公演デザートレビュー】
限りなき愛の賛歌、谷正純先生の大傑作誕生!│ANOTHER WORLD

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「人生は美しい」稀代のつっころばし、紅ゆずるが紡ぐ優しい世界│ANOTHER WORLD

温かな愛に満ちた「あの世」の世界を描いたミュージカル『ANOTHER WORLD』。
最初から最後まで息つく暇もない面白さ!
荒唐無稽に見えながら、底を流れるのは温かな人間愛。

生徒さんたちも生き生きと心から楽しそうに演じてらっしゃるのが印象的。
その楽しさが客席に伝わり、客席の笑いが演者に力を与える。
劇場が一体化するのを肌で感じられる感覚は「演劇」という「生の芸術」ならでは。
舞台と観客のコール&レスポンスが感動を一層深める。
何度観ても飽きずに面白いのは、常に新鮮な発見があるからでしょう。

大ベテランの谷正純先生が、こんなにも瑞々しい感性で物語を書かれるなんて…
ひとえに主演に紅ゆずるという役者を得たからと確信しています。

驚いたのは、ベニーさん(紅)の観客を完全に自分のペースに巻き込む力。
このとんでもなくぶっ飛んだ、しかし、優しいぬくもりに満ちた物語に説得力を持たせ、観客を「あの世ワールド」の虜にする。
凄い才能です。

ベニーさんの康次郎から放出される凄まじいエネルギー。
このパワーはどこから湧いてくるのか?

エネルギッシュなのに、一切の力みがない。
はんなり、しなやか、飄々。
滑稽味の奥に隠された人情深さ。
いわゆる「つっころばし」を、ここまで見事にみせてくださるとは。

「○○さんにしかできない役」という言葉はあまり好きではありませんが、康次郎に関して言えば「紅ゆずるが居たから康次郎が生まれた」という思いがしました。

流れるような上方言葉、緩急自在の間。
観客の心を手玉に取る手腕はベニーさんの真骨頂。

それを可能にしているのは、素晴らしい台詞の技術。
立て板に水のごとく繰り出される言葉、言葉、言葉…
普段の芝居の何倍も口数が多い康次郎。

「笑い」は極めてデリケートなもの。
言葉が不明瞭では意味が伝わらず、笑えるものも笑えない。
面白さが半減どころか、白けてしまう。

どんなに演技が良くても、何を言っているのか伝わらなければ、それは0点です。
「朗読劇」「ラジオドラマ」というジャンルがあるように、台詞のみでも芝居は成り立つ。
肉体の動きがなくても、台詞の緩急、間、息遣いで、ドラマは生まれる。
逆に、台詞がない舞踊劇やパントマイムは肉体が言葉となり、動きですべての感情を表す。
台詞のある芝居で何を言っているか分からないのは、下手なマイムに似てストレスです。

しかし、康次郎はこれを完璧にクリアしました。
まくしたてるようなシーンでも、くっきり!はっきり!鮮明!
言葉がダイレクトに脳に触れ、スムーズに理解できる。
気持ちいいです。
その快さが、素直に笑いに転じる。

「人を泣かせるよりも笑わせるのが難しい」と言います。
ひとつ調子が狂ったらガタガタと崩れてしまう作品。
主役の康次郎には、常に自身のテンションを一定に保ち、舞台全体を引っ張らねばならぬ責務があります。
恐ろしい緻密さが要求される仕事です。

ベニーさんご本人には「優しく繊細で細やかな気遣いのある人」という印象を抱いてますが、これは康次郎のキャラクターに重なります。
「誰かの幸せのために尽くし、自分の愛のために一途になれる男」。
康次郎は、ベニーさんの役者としての旺盛なサービス精神が遺憾なく発揮された、完全無欠の当て書きです。

『ANOTHER WORLD』は間違いなく、紅ゆずるの代表作となるでしょう。

「生きてさえいれば、どんな苦労も乗り越えられる。いっぺん死んだ気になってやってみなはれ。この世は極楽。命に感謝や」
康次郎の口を借りて語られる、谷先生の厳しくも温かいメッセージ。
「生きてこそ」の愛、喜び、悲しみ、苦しみ、怒り…
命あることは素晴らしい。
人生は美しい。

生で観ることができて本当に良かった!
この素晴らしい世界を体験できて良かった!
心の底からそう思える作品に出会えて幸せ!
『ANOTHER WORLD』愛してます!

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“星組のブラックホール”輝咲玲央に吸い込まれる│Killer Rouge

星組のナイスミドル輝咲玲央について語る、第二弾。
第一弾(ANOTHER WORLD編)はこちら

齋藤吉正先生×星組って相性いいですよね。

生徒さんひとりひとりの個性を見極めて、きめ細かく良さを引き出してくださる齋藤先生。
弾ける若さと、抑えきれないエネルギーが充満する星組子。
両者の化学反応がもたらすショー『Killer Rouge』は…

めちゃくちゃ楽しーーーい!!!

問答無用の勢いと、有無を言わせぬ楽しさにすっかり魅了されました!

「タイトルにある“Rouge(ルージュ)”は、まさしく、星組トップスターの紅ゆずるのことです。ルージュはフランス語で“赤” “紅色”の意味で、紅ゆずるの“くれない”を、タイトルカラーに掛けました。」[公式サイトより抜粋]
いいですねー、こういうの!
自分自身がテーマの書き下ろしショーで、組子を率いて主演を務める。
トップスター冥利ではないでしょうか?
ベニーさん(紅)はとても幸せな方ですね。

* * *

ベニーさんが赤い彗星なら、玲央様は何でしょう?
ブラックホールかな?
その心は「吸い込まれたら戻ってこれない」。

若手さんのキラキラとはまた異なる、いぶし銀の煌めき。
どっしり重厚な色気。
男役10年超の経験に裏打ちされた余裕。
快いコク、渋味、苦味、そしてほのかな甘さ。
ダンディでアダルトな味わいはたまらないものがあります。

まずはオープニングの総踊り。
上手花道と銀橋の付け根あたりが玲央様の定位置。
東宝初日近くは髪がピンク色でしたが、徐々に色が抜け、ほぼ黒×金のメッシュに。
はらりと左目に乱れかかる前髪がセクシー!
激しく踊りつつ、お口半開きで髪をかきあげる表情が最高!
この表現が適当か分かりませんが、玲央様って「顔がやらしい」んですよね(褒めてます)。

堂に入った“釣り”はさすが上級生の貫禄。
「おまえを落とすぞ」という力強く明確な意志を感じるウィンク、指差し、投げキッス。
一番恐ろしいのはガツンとロックオンし、じっと覗き込んでくる瞳ですね。
息が止まります。

* * *

そして、待ちに待ったThe Rose!!!

白妙なつさんと玲央様の歌で踊るベニーさんと琴ちゃん(礼真琴)。
上手から静かに姿を現し、スタンバイするレオ様。

前奏に続き、なめらかに響く豊かな歌声。
〽優しさを押し流す愛 それは川

なつさんの潤いのある美声。
〽魂を切り裂く愛 それはナイフ

とめどない乾きを癒やすように、複雑に絡み合い、艶やかさを増していくヴォカリーズ。
天を衝くクライマックスは、何もかもが昇華されるような清々しさ。

心と体の深いところまで染みとおる素晴らしいハーモニー。
ずっと聴いていたい、この時間が永遠に続けばいいのにと思うほど。
こんなに素敵なシーンを作ってくださり、齋藤先生には感謝しかありません。

* * *

もはや、このために通うと言っても過言ではない情熱の嵐!!!

何もかもがカッコいい男役群舞!!
パワフルな琴ちゃんの歌声に乗せて踊り狂う星男たち。
オラオラ!ギラギラ!星組の真骨頂ですね!

琴ちゃんをセンターに、大階段に放射線を描くようにスタンバイする男役たち。
玲央様は下手の一番下。
わずかに覗く横顔のシルエットが美しいのです。

プロローグでは自然に流していた前髪が、「The Rose」では白燕尾に合わせてエレガントにまとめられ、このシーンではワイルドに撫でつけられています。
ぱらりと落ちた一筋の髪が色っぽい。

ねっとり熱く、パンチの効いた琴ちゃんの歌声。
上手いですよねー。
抜群の安定感と、激しい勢いが絶妙なバランス。
情熱的な音楽に心の熱をかき立てられ、体感温度がぐっと高まります。

踊りながら次々変わるフォーメーション。
後ろ髪を両手で撫でつけながら、定位置に移動する玲央様。
大階段に座り込むときのギラギラした目つきがツボ。
何気ない仕草に滲み出る色香がたまりません。

お衣装も素敵!
浅黒い肌に臙脂色の変わり燕尾が映えて、めちゃめちゃカッコいい!
フリフリの裾をダイナミックに振りさばいてターンする姿は必見!
長身で手足が長いので、大きな動きがピタリと決まるのですね。

男役さんが思い思いに自分の魅力をアピールしまくる「情熱の嵐」。
ご多分にもれず、玲央様も。

お気に入りポイントは、
・前後開脚で舞台に倒れ込みつつ、上体をそらし、肩越しに流し目をくれるところ。
・脚を開き、ガクンガクンと二段構えで腰を落としつつ、吐息を漏らすようにうっすら唇を開くところ。
・髪をなで上げつつ、ニヤリと笑みを浮かべ、ウィンクを飛ばすところ。
とどめは、花道からの投げキス、指差し、一本釣り。
ほとばしる色気に心臓が止まるかと思いました。
男役10年超えのキャリアは伊達ではありませんね。

「スキあらば」という剣幕で、絶え間なく降り注ぐ玲央様の男役芸の嵐に翻弄される『Killer Rouge』。
『ANOTHER WORLD』も本当に面白く、何度観ても飽き足らない、中毒性の高い作品。
この最高の二本立てを、まだまだもっと観ていたい!

今週末が千秋楽だなんて寂しくてたまりませんが…
救いは梅芸・青年館・台湾での『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』の併演が『Killer Rouge』であることですね!
またあのショーが観られる!!嬉しい!!

ところで、タイトルの『Killer Rouge/星秀☆煌紅(アメイジングスター☆キラールージュ)』とは何でしょうね?
『Killer Rouge』とは別物になるのかな?
台湾公演向けにマイナーチェンジが入るのかも?

先の楽しみは尽きませんが、とりあえずはMY楽まで今の公演を全力で楽しみたいと思います!

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プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
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