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HAPPY HALLOWEEN!ハロウィン限定菓子と宙組公演

HAPPY HALLOWEEN!
今日はお天気で良かったですね。
行楽シーズンだというのに悪天候続きで参っておりましたが、しばらくは青空が続きそうで一安心です。

かく言う私も楽しみにしていたイベントが、ことごとくお流れになり。
先週末は今年最後の花火大会が台風の影響で取りやめとなってしまいました。
残念でしたが、予定変更して素敵なレストランでゆっくりお食事できたので結果オーライとします!

鶴屋吉信のハロウィン限定お菓子。
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Twitterで教えていただき、いそいそ出かけたのですが私の間抜けな思い違いで手に入らず、がっかりしていたら連れ合いがプレゼントしてくれました。
左がハロウィン限定の『パンプキン』。
こなしと漉し餡のジャック・オ・ランタン、可愛い!
洋菓子とはまた違った、ほのぼのした味わいが◎。

もう一種、ういろう製の『ゴースト』もあったそうですが、「私に似ている」という理由で『月兎』の上用饅頭を選んでくれました。
こちらも、しっとり上品な口当たりで美味しかったです(共食い?)。

ちなみに私が買い損ねた理由というのが、うろ覚えで『源吉兆庵』へ行ってしまったこと。
『吉』の字しか合ってなーい!

源吉兆庵のお菓子も美味しいですよね。
マスカットのフレッシュな風味がたまらない『陸乃宝珠』。
今の季節なら、コクのある干柿の『粋甘粛』。
果物の風味を活かしたお菓子がお気に入りです。

さて、本日はお声がけいただき、宙組公演『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~/クラシカル ビジュー』を観てまいりました。
素晴らしく密度の高いお芝居に大満足。
何もかもが、音もなく崩れ落ちていくような…
美しき崩壊を目の当たりにしたような気持ちです。
後日改めてまとめたいと思います。

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超絶技巧!東京芸大美術館『驚きの明治工藝』展観覧記

先日、三井記念美術館の特別展『驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ-』を観て来ました。

タイトルに偽りなし!
鋭い観察眼と緻密な技術に感服する自在置物、明治の食品サンプルと呼びたくなるスーパーリアリズムな象牙彫刻、繊細な七宝や金工。
時を忘れて見入ってしまう展示でした。

詳しい感想はまた後日。
今日は、昨年上野の芸大美術館で行われた明治工芸展のレポートを。
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長く続いた徳川幕府の庇護により発展した日本の工芸。
しかし、明治期に入り将軍家や大名などの後ろ盾を失うと、それまでとは違った方向に活路を見出します。

それが今回出品された作品たちに見られる写実や技巧、そして自然に対する深い観察なのです。
当時各地で開かれた万国博覧会で、これらの作品を目にした人々はさぞ驚いたことでしょう。
もちろん、現代に生きる私たちも!

ちなみに、本展覧会の作品はすべて台湾のコレクター宋培安氏のコレクション。
散逸しがちな工芸品をこうして一堂に観られるのも偉大な収集家のおかげ。
ありがたいことですね。

会場は撮影可(一部作品除く)。
まずは全長3メートルの『自在龍』がお出迎え。
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『自在○○』は、生きているかのように動く作品を指します。
うろこや関節もビックリするくらい滑らかに動きます。
龍の他にも、ヘビや伊勢海老や鯉など様々な生物が展示されています。

『自在蛇』の動きは圧巻です!
こちらの動画ではニョロニョロくねる様が観られます。
※爬虫類苦手な方は注意!

【驚きの明治工藝展】「自在置物」のへびが動き出すコマ撮り動画 「じざいヘビ、にょろニョロ」【明治工芸】

宮川香山の『色絵金彩鴛鴦置物』。
夫婦円満のシンボル、おしどりのつがい。
愛らしく仲睦まじい姿。
今回、香山は5点ほど出品されています。
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♪チャラッチャチャラララ~♪とBGMが流れそうな『ちょっとだけよ、狸』(勝手に命名)。
ポスターにも使われている大島如雲の『狸置物』。
とぼけた表情、お色気たっぷりの仕草が可愛いですね。
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以下の2点は、個人的なお気に入り。

亮之の木彫『髑髏に蛇』。
しゃれこうべにまとわりつくヘビ。
ヘヴィメタルのCDジャケットに使われそうなヴィジュアルではありませんか?
骨の質感、ヘビの生々しさ。
恐るべき技術です。
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恵順の『山姥香炉』。
痩せさらばえた老婆、浮き出たあばら骨にへばりつくような乳房で辛うじて女性であることが窺えます。
今にも恨み言が洩れそうに開かれた口元。
ここから、エクトプラズムよろしくお香の煙を吐き出すのです。
悪趣味ですね―。
しかし、妙に人間臭い不思議な魅力があります。
身近には置きたくありませんが(夜中に動き出しそう)。
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工人たちの超絶技巧と、そこはかとないユーモアが楽しめる展示でした。

展覧会を満喫した後は、谷中の『カヤバ珈琲』へ。
大正初期に建てられた民家を利用したレトロなカフェです。
おやつ代わりに『たまごサンド』を。
ゆで玉子ではなく、関西風のオムレツサンドなのが嬉しい。
カフェの側にある『カヤバベーカリー』のパンも美味しくてオススメです。

○驚きの明治工藝[終了しています]
会場/東京藝術大学大学美術館 本館
会期/2016年9月7日(水)~10月30日(日)
時間/10:00~17:00

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美弥アラミス・宇月アトス・暁ポルトス・蓮パスカル・風間ジョルジュの好きなところ│All for One

○アラミス(美弥るりか)の好きなところ
『世紀の色男』なんてキャッチフレーズ、宝塚の男役さんにしか許されないのでは…?
髪をなびかせればキャーキャー言われ、ウィンクを飛ばしてキャーキャー言われ、投げキッスなんていただいた日には!!
そのシチュエーションが当然のごとく成り立つのが、みやさん(美弥)ならでは。

礼拝所(アラミス神父の懺悔タイム)は楽しかったですね!
花から花へ渡り歩く蝶のように、女性たちを惑わすアラミス。
しかし、いざ女性から積極的に働きかけられると途端に及び腰になるのが彼の面白いところ。
モンパンシェ公爵夫人(沙央くらま)やマリー・ルイーズ(早乙女わかば)の前では、たじたじ。

ダルタニアン(珠城りょう)に対しては良き友人。
「女っ気のないお前が」と言いつつも恋の相談に乗り、「やっとできた恋人を取り戻せ」と後押ししてくれる。
女性にとっても男性にとっても魅力的な好い男です。
対人スキルの高さ、温かみのある人柄。
なんとなく、舞台外の素のみやさんに重なるところがあるような気がしますね(当て書き?)。

○アトス(宇月颯)の好きなところ
まあ、とにかく渋カッコいいですよね!!
ヒゲ+ロン毛好きにはたまりません!!
初めてポスター画像を見た時は“パイレーツ・オブ・カリビアンのテーマ”が聴こえ(たような気がし)ました。

『All for One』はトレヴィル隊長の役がありませんので、隊長代理も務めるアトス。
四銃士の兄貴分でもありますね。
“冷静沈着”がこれほど似合う方がいらっしゃいますでしょうか?

堅実な芝居、確かなダンス、そして引き締まった歌声。
特筆すべきは、他を圧する明瞭な台詞。
芝居巧者の声とは、このようなものかと思わせる説得力。
腹から出て、劇場をビリビリ震わせる声量。
聴いていて気持ちのよい声ですね。

銃士隊再結成の勧誘シーン。
マチュー(夢奈瑠音)の背後から近づき、突然斬りかかるアトスが好き。
振り向きざま、レイピアを受け、相手がアトスだと気づき破顔一笑するマチュー。
言葉は要らない、剣が全てを語る姿に痺れます!

ロシュ城のボーフォール公を訪れるシーン。
ラストの大立ち回りで、アンヌらを護衛する姿。
一味違う落ち着いた男の佇まい、ともすれば軽くなりがちな物語の重石として十分な働きをしました。

フィナーレ男役群舞。
「あーさ(朝美絢)が居る??」と思ったら、としさん(宇月)でビックリ!
ヘアスタイルが『A-EN』のあーさみたいだったせい?
お顔立ちのバランス、お耳のつき方も似てらっしゃるのは新発見でした。
初見の方は、あの渋いお髭のアトスさんと分からなかったのでは?

○ポルトス(暁千星)の好きなところ
『気は優しくて、力持ち』を体現したポルトス。
ありちゃん(暁)の屈託なさが十二分に活かされました。
不思議なくらい邪気がなく、真っ直ぐな明るさ。
誰からも愛されるというフレーズがこれほど似合う生徒さんはいらっしゃるでしょうか?

「子どもに人気があるんだ」「ポルトス先生」の台詞に、ポルトスのキャラクターが滲み出ます。
『大酒飲み』の設定がいまいちしっくりこなかったのはご愛敬。
どちらかと言うと、ヤクルトやミルミルを一気飲みして、すくすく育ったイメージです。

まもなく開幕の主演作『Arkadia』。
あらすじを読む限り、なかなか複雑な役柄のようですが、また新しい魅力を打ち出してくださることを期待しております。

○パスカル(蓮つかさ)の好きなところ
れんこんちゃん(蓮)は居そうでなかなか居ない『白い王子様』タイプですね。
どこに居ても、物静かな品と知性溢れる佇まいで目を引きます。

高潔で繊細過ぎるがゆえに、破滅へとひた走ってしまうようなお役を観てみたいです。
『うたかたの恋』のルドルフなんて、どんぴしゃハマると思うのですが、いかがでしょう?
狂王ルートヴィヒなんかもいいなぁ…

○ジョルジュ(風間柚乃)の好きなところ
風間柚乃ちゃんのことをナチュラルに「夏目雅子さんの甥っ子」と呼ぶ連れ合い。
気持ちは分かるけど、姪御さんですよ…
面構えが良くって、先々が楽しみな生徒さんですよね。

柚乃ちゃんがお気に入りな連れ合い曰く「アゴがガッシリして良い」とのこと。
確かに!
私が男役さんのルックスで重視するのは、胸板、腹回り、腰回り、太もも。

そして、何と言っても、首!
男役さんは基本的に衣裳から出るのが首から上と手首だけ。
ここがガシッと太く、逞しいとカッコいいんですよね。
ちぎさん(早霧せいな)は男役さんとしては華奢な方でしたが、お顔に対して首が太かったので、衣裳に隠れた部分も逞しく見えて素敵でしたね。

長くなりましたので、この辺で。
他キャストについては後日。

『All for One』関連記事はこちら

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阪急MEN’S館の広告かと思った!男前すぎる珠城りょう│カンパニー

待ちに待った『カンパニー』のヴィジュアル、出ましたね!
月組公演 カンパニー/BADDY 公式ページ

珠様、カッコいいーーー!!!

若々しくて、精悍で、バリバリ仕事をこなしそう。

あら?それって単なる珠城りょうじゃない?

まあ、それはさておき、生き生き輝く瞳で真っ直ぐこちらを見つめる若者からは“愛妻を亡くし生きる意欲を失った”感が微塵も感じられませんね。

サクッとあらすじを読んだ限りでは、もうちょっとこう消え入りそうな…
「残りの人生は消化試合」的な、やさぐれ感が漂う人物を期待(?)していたのですが。

会社を出て、電車に揺られ、最寄り駅の改札を抜けたら、コンビニに寄って少しばかりの食料を仕入れる。
重い足を引きずりながら入った暗い部屋で、くたびれたスウェットの上下に着替え、亡き妻の写真の前で缶ビールのプルトップを引く。
惰性で目覚める朝、また昨日と同じスーツに袖を通す。

…みたいな妄想(長い!)をたくましくしていたんですが。

青柳君、めちゃくちゃ洒落者じゃないですか。
バフ色のタッタソールチェックの三つ揃いに、臙脂色のクレリックシャツ、チョコレート色のタイ。

三つ揃い!!!

珠様ファン大好物の三つ揃い!!!

必ず、上着は脱がせてくださいね!
シャツはクレリックですよね?画像では見えにくいですけどクレリックだと信じてますよ!
知的で清潔な遊び心のあるクレリックシャツ、大好きなのです!

臙脂のクレリックシャツにバフ色のベストの珠様だなんて素敵に決まってます。
石田先生は珠様ファンの趣味をよくご存知です。
阪急メンズ館から広告モデルのお声が掛かりそうだわ。

ついでに腕まくりも忘れずにお願いします!!

はー、それにしても本当にカッコいいし、精力みなぎってるし。
無気力とは最も遠いところにいる男ですよね。
(そして、ウエストがありえないほど高い位置にある)

まあ、宝塚ですからね、あまりに生活感溢れる描写もいかがなものかと。
そう、きっとこの姿は美波や仲間たちとの出会いを通して生きる力を取り戻したラストシーンの青柳君なのよ!
そうに違いない!

とは言え、『銀ちゃんの恋』で二枚目スターさんにジャージを着せた石田昌也先生ですから!
そういう面では、すみれコードを踏み越えたリアリティを期待しております!
(実は珠様のへろへろスウェットや、くたくたジャージ姿も観てみたい)

それにしても、珠様はヴィジュアル作りがお上手。
現代日本のサラリーマンという宝塚の夢々しさから最も遠い、等身大の男性をどう作られるかと思っていましたが…

さっぱり刈り込んだ髪、キリリと引いた眉で、有能で健康な美青年を演出。

お見事!

そして、ちゃぴちゃん(愛希れいか)。
画像だと、ちょっとエマ・ワトソンっぽく見えますね。
口元のメイクのせいでしょうか?

同じバレリーナでも『グランドホテル』のエリザヴェッタとは別方向のアプローチで攻めてくるのが、さすが。
原作未読なので、彼女がどういうキャラクターなのか定かではありませんが、第一印象からは硬質さや少女性が感じ取れました。
いつも先行ヴィジュアルよりポスターの方が、より表情豊かに物語を感じさせてくれますので、そちらも楽しみに待ちたいと思います。

それにしても、キャリアを重ねても変わらぬ、むしろ増すばかりの透明感…
素晴らしいですね。

さてさて、青柳君の前にまずはカラフ。
あと10日あまりで初日ですね。
怒涛の珠様尽くしで幸せ!

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【お知らせ】ブログを常時SSL化しました+アクセス数激増の理由?

いつも“浪漫の騎士”にお越しくださり、誠にありがとうございます。
当ブログの常時SSL化が完了しましたのでお知らせいたします。
今後共どうぞよろしくお願いいたします。

* * *

今日は宝塚の話はお休み。
常時SSL化とGoogleクローラによるアクセス数の増減について書きます。

ブログを運営してらっしゃる方、これからブログを始めようとお考えの方と情報共有できれば幸いです。
周知の情報ばかりかもしれませんが、自分の覚え書きも兼ねて残します。
多少なりともお役に立てれば幸いです。

『常時SSL』とは、サイト内の全てのページをHTTPS化(SSL/TLS暗号化)するセキュリティの仕組みです。
ログインページやフォームなど重要な情報を入力する部分の通信だけを暗号化するのではなく、サイト全体を暗号化することにより、悪意ある攻撃に対して安全を確保することができるのです。

他のブログサービスが次々に常時SSL化を進める中、FC2からは何のアナウンスもなくヤキモキしておりましたが、ようやく常時SSL化が可能となりました。
よかったー!!

あまりに対応が遅れるようだったら、いっそブログの引っ越しを…との考えも浮かびました。
しかし、こちらで交流していただいている方もいらっしゃいますし、そもそも私はFC2ブログサービスが好きなのです。

カスタマイズ(html/CSS)の自由度が高い。
プラグインが充実している。
広告が少なくスッキリしている。
(←ここ重要)

決め手となったのは、データのエクスポートが可能なこと。
各サービスを比較したところ、インポートはできてもエクスポートはできないところが多かったのです(2016年8月時点)。

お気に入りのブログサービスですが、SSL非対応なのが玉にキズ。
暗号化されれば完璧なのに!と思った矢先の常時SSL化。

アドレスバーの『保護されていない通信(モバイル端末なら(!)マーク)』のメッセージが消えて一安心。
(非表示にする方法はありますが、裏ワザ的なことはしたくなかった)

ブログ記事を閲覧していただくだけなら差し迫った危険はありませんが『保護されていない通信』って、なんだか気分がよろしくないですよね?
訪問してくださる方に「このブログ大丈夫なの?怪しい?」と不安になられては困ります。

常時SSL化されたサイトのURLは『https://○○○』となります。
http://noctiluca94.blog.fc2.com/

https://noctiluca94.blog.fc2.com/
そして、アドレスバーには『保護された通信』の文字が!よかった!

* * *

さて、ここからが本題です。
常時SSL化を設定したのが10月18日。

その夜から爆発的にアクセスが増加したのです!

とは言え、ブログ内に表示されているカウンター(訪問者数)に影響はありません。
あくまでも内部的なアクセス解析ツール上の数字が激増したのです。

原因はGoogleのクローラ『Googlebot』でした。
前日までは限りなく0に近かった(これはこれで問題…)Googlebotのアクセスがいきなり4桁超え!

あまりに多いので偽Googlebotを疑った私。
チェックしたところ、ちゃんと本物でした(疑り深い)。

具体的な数字は出せませんが、最大で約216倍!
Search Consoleの『クロールの統計情報』を確認したら、グラフの伸び率が大変なことになってました(ほぼ横ばい状態からの直角上がり!)。

今までは何だったのか…
これまでは「セキュリティに問題があるサイト」としてGoogleから評価されてなかったのかも?
検索対象ではないとスルーされてたとしたら悲しいですねー。

先程も申し上げたように、増えたのはあくまでもGooglebotからのアクセスのみで、残念ながらご訪問くださる方が200倍近くに増えたわけではありません。
そんなミラクルが起きたら、逆に怖ろしいです。
(カウンターの数値は目立った変化なし)

では、Googlebotのアクセスが増えることによるメリットは何か?

検索流入の増加が期待できるかも?といったところでしょうか。

クロール数が上昇すれば、検索エンジンにインデックスされるスピードが早まるかもしれない、ということです。
信頼性の高い記事、重要な記事が積極的にランキングされると言われますが、そのアルゴリズムは非公開。
ただし、https化されたサイトがより有利なのは明らかでしょう。

色々調べるうち、嬉しい情報に行き当たりました。
どうやら、クローラの巡回が増えたのはGoogleから有益なコンテンツがあるサイトと判断され始めている可能性がある、とのことなのです。
(少なくともスパムサイトやコピーサイトではない)
これはありがたいことですね。

Googleのウェブマスター向け公式ブログには以下の記述があります。
“サイトに対するGoogleの品質評価アルゴリズムは、低品質なコンテンツのランキングを下げることによって、良質なサイトをユーザーが見つけやすくします。”

また、『良質なサイトを作るためのアドバイス』はとても興味深い内容で、ブログを書かれる方にも参考になると思います。
一部抜粋しました。
ご興味がありましたらリンクより全文をご確認ください。

・あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
・サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
・この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
・このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
・この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
・同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
・記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
・記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
・ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
・記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
・記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
・ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
・このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?


ブログで生計を立てているプロブロガーならいざ知らず、個人の趣味のブログなんてものは、ここまで堅苦しく運営する必要もありませんが…
気軽に楽しく自分の思いの丈を綴れればOK!
とは言え、常に頭の片隅に置いておきたい内容ではあります。

* * *

さて、先程クローラを除く訪問者数に目立った変化はない、と書きましたが正確には微増しています。
これは単に、https化したタイミングに公演中の『ハンナのお花屋さん』の感想を続けて上げたため、花組ファンの方が大勢訪問してくださったためと分析しています。
ありがとうございます!

結論としては、いくらクローラのアクセスが増えたと言っても、読んでくださる方に「面白い」と感じていただけなければ本末転倒。
数字に振り回されることなく、興味を持っていただける+お役に立てるような内容の更新を目指します!

○参考ページ↓
Googlebot│ウェブマスター向け: Googlebot とサイトについて

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どうしても気になる点をいくつか│ハンナのお花屋さん

『ハンナのお花屋さん』で気になった点がいくつかありました。

花が“愛の象徴”として随所に登場する『ハンナのお花屋さん』。
女性から男性へ、男性から女性へ。
気持ちを託した花束が行き来します。

ハンナからアベルへ、クリスからミアへ。
過去と現在が呼応するように同じアクションが起こされるのです。

そして、アナベルからクリスへも。
これは少々いただけません。
アナベルが差し出したのは店先の花。
商売物に対する扱いが、彼女らしくありません。
花はなくとも、言葉はなくとも、音くり寿ちゃんの芝居力をもってすればクリスへの想いは十分に表現できたはず。
小さなことですが、引っかかりました。

もうひとつは、日英ちゃんぽんの台詞と歌詞。
中途半端に挿入される英語は必要ですか?
少なくとも、私は違和感を覚えました。

いっそ全編英語ならまだしも、するする進行する芝居が不自然なカタカナ台詞にぶつ切りにされる感覚…
なんとも、面映いものでした。

なんとなく、ルー大柴さんのお顔が浮かびませんか?
「トゥギャザーしようぜ!」みたいな…

作者が意図し、選び取った言葉。
特に、クリスとアベルが歌うメインテーマ。

観客に伝えるべき、物語の中で最も描きたかった芯となるべき言葉の意味が、どうしても“英語”でなければ伝わらない。
作者がそう考えるのであれば、観客としてはそのまま受け止めるしかありません。
しかし、そこまで切実に英詞にこだわる必要は感じられなかったのが正直なところです。

私がここまで固執する理由は、中途半端なカタカナ台詞を排除することで、最後のミアの言葉が際立つと考えるからです。

過去に囚われ、幸せに背を向け続けるヒロイン。
クリスのサポートにより、ようやく前を向き、自分の手で未来への扉を押すミア。
自らを甦らせる呪文のように、覚えたてのデンマーク語の単語をぽつりぽつりと漏らす。
春まだ浅き頃、残り雪を割って一斉に芽吹く若葉のように、瑞々しく美しい瞬間です。

観客にとって異質な言葉の響き。
それは観る者の耳と感覚を強く刺激するでしょう。
そして、ミアの心の再生を実感するのです。

ところが、ラストシーンに至るあらゆる場面で多様な言語が入り乱れると、ミアの言葉のインパクトが薄れてしまうのです。
これはもったいない。

ちなみに、『Hanna's Florist』のサイトやブログ、『London Life Chat Room』のチャット画面が英語なのは気になりません。
ここが日本語表記だと雰囲気が壊れますよね。

ついでながら、日本語の台詞もいかんせん口語がこなれていないように思われる部分が何箇所かあり、気になりました。
これは好みの問題かもしれませんが…

最後にもうひとつだけ。
デンマーク、クロアチア、リトアニア、イギリス、エストニア、アイルランド、ギリシャ、ハンガリー、ルーマニア、台湾…
様々な国籍・人種を登場させるならば、ある特定の民族だけを悪者にするような描写は控えていただきたいものです。
移民問題も物語のサブテーマではありますが、あえて「○○人の男が…」と表現する必要はあるでしょうか?
疑問が残ります。

美しい舞台装置、贅沢な生演奏、そして愛の多重奏。
見どころ満載の作品だけに、わずかなほころびが目立つのを少々残念に思います。

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この生徒さんに注目!白姫・航琉・羽立・真鳳・優波・綺城・飛龍・音│ハンナのお花屋さん

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この生徒さんに注目!白姫・航琉・羽立・真鳳・優波・綺城・飛龍・音│ハンナのお花屋さん

小雨にけぶる赤坂ACT。
周囲を明るく照らすように素敵なポスター。
ちょこんと座っている彩世さん(仙名彩世)は親指姫みたいで可愛いですね。
img-20171017_1.jpg
○ライアン(綺城ひか理)
フローリストの中では最もキャリアの長いライアン。
寡黙で堅実、落ち着いた人柄を思わせる雰囲気。
ヒールのないショートブーツを履いているのに、とても背が高くてスタイル抜群!
カッコいいですねー!

○グリフィス・エディントン(羽立光来)
クリスに出店を持ちかける老舗百貨店の事業開拓企画部長。
部下のアレックス(千幸あき)、レスリー(更紗那知)と共に場を沸かせます。
大きな体でオーバーアクション。
美声を響かせつつ、どこか憎めないおじさま役を好演。

○トーマス・ルイク(優波慧)
台詞や細かい動きが多い役ですが、口跡が良いのが何より。
進行役を立派に務め上げました。
娘役さんを見る目が温かいのもいいですね。

○アナベル(音くり寿)
バレリーナの夢破れ、フローリストに転身した彼女。
社会人ならば誰もが自分の身に置き換えて共感できるようなエピソードをきちんと見せます。
もがきつつも懸命に前へ進もうとする彼女を応援したくなります。
大きな見せ場も危なげなくこなし、これからますます楽しみな娘役さんですね。

○ソフィア(白姫あかり)
娘役らしい品を保ちつつ、生臭くなく演じるには相当に知性が必要な役ですね。
わずかな場面、わずかな台詞でもアベル(芹香斗亜)への愛が伝わりました。
ハンナとソフィア、ふたりの女性に対して、アベルはひとり。
心をふたつに分けられないのは悲しいこと。
白姫さんのお芝居は、この作品の奥行きをグッと深めました。

○ヘルゲ・インゲマン(航琉ひびき)
過去のデンマークパートのキーパーソンとも言える人物。
真実味のある芝居に引き込まれましたが、どなたか分からず…
終演後真っ先にキャスト表を確認しました。
航琉ひびきさん、お名前は存じてましたが、こんなにお上手な方だったとは。
嬉しい発見でした。

○ローズ・ワトソン(真鳳つぐみ)
どこからアドリブでどこから台本通りなのかわからない!
思い切り作り込んだルックスに、振り切れたコメディエンヌっぷり、最高でした!可愛い!

○ヤニス(飛龍つかさ)
『邪馬台国の風』新人公演の映像をちらっと見た時に「歌が上手な方」と注目していたのです。
元気いっぱいのお調子者、という役どころの美味しさを差し引いても、とても華やか!
ルックス良し、舞台度胸良し!
上昇気流に乗ったスターさんの勢いが強く感じられ、爽快でした。

フィナーレでは投げキッスをくださるというサービスっぷり(私にではなく、前後左右のお客様へのおこぼれとは思いますが…)。
「○○さんが見てくださった!」と思わせられることはスターさんにとって大事な才能。
ご自身の魅せ方をよく分かってらっしゃるのは強みですね。

○その他
クリス(明日海りお)のファッションも見どころのひとつ。
“Hanna’s Florist”のロゴ入りエプロンを初め、鮮やかな黄色のコート(マッキントッシュかな?)、スリムなブルーグリーンのスーツetc.
果ては礼服までもスタイリッシュに着こなすみりおさん(明日海)…脱帽です!
ノルディック柄のニットでジャック・オ・ランタンを抱えるのは反則!
可愛すぎるー!!

余談ですが、デニムに包まれたみりおさんの脚の細さにはたまげました!
(珠様の太ももを見慣れてるせいかしら?)
キュッと小さなお尻に、細ーいおみ足!
お顔の美しさも相まって、絵に描いた美青年のようでした。

『はいからさんが通る』チームが客席にいらした日は、すかさず飛龍君がアドリブを入れ、客席を沸かせていました。
聖乃あすかさんが入場される際、ちらりとお見かけしましたが、目を引きますね。
そこだけスポットに照らされたように華やかで印象に残りました。

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夢が叶った!?大好きな宝塚歌劇とマリメッコのコラボが実現!│ハンナのお花屋さん

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夢が叶った!?大好きな宝塚歌劇とマリメッコのコラボが実現!│ハンナのお花屋さん

ウニッコーーー!!!

フィナーレは溢れるようなウニッコ三昧!

マリメッコ好きにはたまりません!!

大好きな宝塚と大好きなマリメッコのコラボなんて、最高!
お衣装にマリメッコが採用されたと伺い、嬉しくて思わずウニッコ柄を身に着けて行った私。
心なしか、会場内でもウニッコさんが目立ったように思います。

オープニングは青ウニッコシャツ×白パンツの男役さん群舞。

カッコいいーーー!!!

スタイル抜群のタカラジェンヌですから、特大の芥子の花模様もばっちり着こなします。
あきらさん(瀬戸かずや)を筆頭に、あかちゃん(綺城ひか理)や、つかさ君(飛龍つかさ)…脚長ハンサムさんが勢揃い。
どこを見ればいいか迷う!
振りの美しい方が目に入ったなぁと思ったら組長さん(高翔みず希)でした!

キキちゃん(芹香斗亜)は、なんと青ウニッコのスーツ!!
こんなインパクト大なスーツ、着こなせるのタカラジェンヌだけだわー。
全身ウニッコなのにノーブルさを保ってるキキちゃん…何者!?

娘役さんは赤ウニッコのミニドレスに、ショッキングピンクのタイツ。
とても可愛いんですが、欲を言えばタイツはマットな素材が好みかな…
テカテカな生地はウニッコの素朴さと不釣り合いなように思います。

じゅりあさん(花野じゅりあ)は本編のロングヘアとはガラリとイメージを変えた、ツイッギー風金髪ショートのウィッグ。
ドレスのデザインも相まり、60年代っぽくて素敵。

本編では音くり寿ちゃんのお歌があまりなくて残念でしたが、ここではソロが聴けて満足!

彩世さん(仙名彩世)は濃いピンクのウニッコ。
たっぷり生地を使ったスカートが踊るたびにふんわり揺れて、とても華やか。
ミアは体の線が隠れるたっぷりしたお衣装が多かったので、フィナーレでは綺麗なスタイルが観られて良かったです。

みりおさん(明日海りお)は、スカイブルーの地に黒×ライトピンクのウニッコスーツ。

みりおさんの生地だけキラキラ加工されてるのがツボ。

トップスター仕様のマリメッコ!斬新ですね!

ちなみに、フィナーレの音楽は『花のワルツ』のアレンジ。

花組/お花屋さん/花柄/花のワルツ …と花尽くしのフィナーレでした!

ところで、公演終了後はこのお衣装どうなってしまうのでしょうか?
あまりにインパクトが強すぎて、他の作品に使われたら「ハンナの…」って分かっちゃいますよね。
かと言って、一回こっきりではもったいない!
『タカラヅカスペシャル』とかのイベントで大活躍したりして…

ここからは余談。
一目でMarimekko(マリメッコ)と分かるMaija Isola(マイヤ・イソラ)のUnikko(ウニッコ)が採用されましたが、個人的な好みとしてはもう少し優しい感じの柄ならば、より『ハンナのお花屋さん』の世界観にフィットしたのではないかと…

Annika Rimala(アンニカ・リマラ)のPuketti(プケッティ“花束”)なら、カラーバリエーションも豊富でぴったりでは?
男役さんには可愛らしすぎるかしら?

または、石本藤雄のKesanto(ケサント)。
“休耕地”のネーミングそのままに、野に咲く素朴な花々が水彩画風に描かれます。
植物の瑞々しい香りが立ち上ってくるような美しいパターン。

同じ水彩調では、Aino-Maija Metsola(アイノ-マイヤ・メッツォラ)のJuhannustaika(ユハンヌスタイカ“真夏の魔法”)も、北欧の短い夏を思わせる鮮やかさで素敵。
ちなみに私は彼女のSitruunapuu(シトルーナプー“レモンツリー”)が大好き。
身に着けるだけで、ぱっと明るい気分になれるんですよね。

ところで私、今年始めの記事に「マリメッコの生地が宝塚で採用されないかなー?」と書いていたんです。
マリメッコファン見逃し厳禁!Bunkamura ザ・ミュージアムのマリメッコ展
思いがけず早々に叶って嬉しい!

「宝塚で『はいからさんが通る』が観たい」と書いたのも実現しましたし(チケットは取れませんでしたが)、望めば叶うって本当ですねー。
これからもこっそり要望を書いていきたいと思います。

○『ハンナのお花屋さん』関連記事はこちら↓
ニュータイプの主人公誕生!明日海りおは『草食系』ではなく『お花屋さん系』│ハンナのお花屋さん
“白い貴公子”芹香斗亜アベルが素晴らしい!│ハンナのお花屋さん
矢車菊の花言葉は“繊細”―たおやかに強く、繊細な仙名彩世ミア│ハンナのお花屋さん

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矢車菊の花言葉は“繊細”―たおやかに強く、繊細な仙名彩世ミア│ハンナのお花屋さん

『ハンナのお花屋さん―Hanna's Florist―』で効果的に使われる矢車菊。
クリス(明日海りお)とミア(仙名彩世)をつなぐ架け橋となる青い花。

ふと、子供の頃に読んだ考古学者ハワード・カーターの伝記の一節を思い出しました。
20世紀初頭、エジプトで『王家の谷』発掘調査に携わった彼。
やがて、世紀の発見とされるツタンカーメン王の墓を見つけました。

王の棺には矢車菊の花束が供えられていたそうです。
若くして亡くなったファラオのために妻が手向けた心尽くしの花ではないか、との記述がありました。

3000年以上の時を経て、初めて外気に触れた花は墓所を開けた瞬間、みるみる色褪せ、塵となって消えたそうです。
子ども心に、その儚くも美しいイメージは深く心に残りました。

矢車菊の花言葉は“繊細”。
ほっそりたおやかに、そして少し寂しげに風に揺れる矢車菊は、自ら幸福を遠ざけようとするミアの姿に重なります。

しかし、たよたよして見えるようで、実は芯の強い彼女。
辛抱強く支え続けるクリスの手を借りつつも、しっかり自分の意志で新たな道を見つけ、進むのです。

一番好きなのはラストシーン。
白いワンピースに紺色のボレロ、襟元には紺と赤のスカーフ。
トリコロールカラーに身を包み、クリスのもとに現れたミアの美しかったこと!

決して華美でなく、清楚で慎ましやか。
賑やかなカフェへ行く代わりに、公園の芝生でマイボトルのお茶を飲んでくつろぐ。
クリスが心惹かれたミアの愛すべき性質に相応しいファッションでした。

精一杯のお洒落として、華やぐ気持ちを小さなスカーフに託す。
その心尽くしは、しっかりクリスにも伝わったと思います。

何よりのアクセサリーは、自己肯定感を取り戻した彼女の笑顔。
生き生きと明るいミアの表情は、クリスが最も見たかったものでしょう。

出会いの時と同じ、青い矢車菊の花束を差し出すクリス。
観終わった後も、温かい余韻が残るお芝居でした。
わずか20日間の東京公演のみではもったいない気がしますね…

○関連記事はこちら↓
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“白い貴公子”芹香斗亜アベルが素晴らしい!│ハンナのお花屋さん

過去と現在が交錯する『ハンナのお花屋さん―Hanna's Florist―』。

主人公クリス(明日海りお)とミア(仙名彩世)。
クリスの両親、アベル(芹香斗亜)とハンナ(舞空瞳)。

若く美しく、才能があり、周りに愛されるチャーミングな男、クリス。
誰とでも打ち解ける彼ですが、しかし、どこか他者を寄せ付けない謎めいた部分もあります。

それはなぜか?
クリスとミアの距離が近づいたり離れたりするのと並行して、アベルとハンナの真実が明らかになります。
中盤以降は加速度的に物語へ引き込まれていきました。

キキちゃん(芹香)は“デンマーク貴族の御曹司”の設定がピタリとハマる貴公子っぷり。
エーリクの台詞にもありますが、持って生まれた品の良さは余人をもって代えがたい魅力ですね。
舞空瞳ちゃんは森の妖精が舞い降りたかのような愛くるしさ、清らかさ。
このふたりで『うたかたの恋』を観てみたいですね。

身分や境遇違いの恋は物語の定番ですが、ハンナの社交界デビューのシーンはドラマチックで見応え有り。
「私が生きる場所はここではない」
“街へやって来た森の妖精”ハンナに、そう確信させるだけの魔窟感。

王子は陸、人魚姫は海。
貴公子は街、妖精は森。
それぞれが生きられる場所は違ったのです。

クリスのルーツがデンマークだけに『人魚姫』のモチーフが其処此処に見受けられますが、ハンナが声を失うのもそのひとつ。
(過剰なストレスによる一時的な失声と思われますが)

公演中ですので詳細は差し控えますが、ぼんやりしていたアベルとハンナの物語が明らかになるにつれ、二重構造の奥深さに気付かされるのです。

白い貴公子と純真無垢な少女が恋に落ちる。
おとぎ話ならばラストシーンは「めでたしめでたし」一択ですが、現実はままならぬもの。

アベルが背負うものはあまりに大きく、そして彼はもうひとつの“ある事情”のため、ハンナとの幸福だけを追い求めることを自分に許さなかったのです。
しかし、その誓いがもたらした結末はあまりに酷く、辛いものでした。

アベルの心に安らぎは訪れたのか?
恐らく、あのたったひとつの願いが成就した時、彼の魂は救いを得たのだと思いますが…

クリスにとって、ミアを知ることが父母を知ることになる。
父母を知ることがミアを知ることになる。

幼い頃、両親と暮らした小さな家に固執するクリス。
やがてロンドンからデンマークへ、夢の家に移り住んだ彼ですが、それはかつての“HOME”ではありません。
容れ物を満たすのに必要なもの。
彼のユートピアに欠けていたピースこそ、ミアだったのです。

アベルとハンナのパートは、独立した物語を観たような充実感。
決して多くが語られているわけではありませんが、行間を埋めたのはひとえにキキちゃんと舞空瞳ちゃんの力量によるもの。

特に、これが花組集大成となるキキちゃんの素晴らしかったこと。
アベルというひとりの男の愛、喜び、父性、哀しみ、苦しみ、絶望…すべてが客席に届きました。
そして、舞台の上にキキちゃんの姿が無い時でも、しっかりその存在を感じられました。

上品なお顔立ち、美しいスタイル、貴公子然とした佇まい。
キキちゃんの魅力は単なる白い王子様にとどまらず、きちんと血の通った骨太な男らしさも感じられるところ。
伸び盛りの男役の色気も加わり、鬼に金棒ですね。

フィナーレのトップコンビのデュエット前には、キキちゃんへの餞のシーンが用意され、会場中から温かな拍手が贈られました。

この春、同じ赤坂ACTシアターでキキちゃん主演の『MY HERO』を観たのが昨日のことのようです。
本公演後に宙組へ異動されますが、花組で得たものを糧として、新天地で更に高く大きく羽ばたかれることを期待しております。

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プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
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