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花組公演で気になった方々│天真みちる・芹香斗亜・和海しょう・水美舞斗・音くり寿

『新源氏物語』大劇場公演以来、約1年ぶりに観た花組の舞台。
とっても新鮮でした!!

○○さんの魅力が増している!
□□さんって歌が巧い!
演目の良さもさることながら、新たな発見が沢山!
「花組の○○さん、□□さん、▽▽さん、◇◇さん、要注目!」と心のメモ帳をいっぱいにしてきました。
昨年は花組さんとご縁が薄く、なかなか思うように観劇することが難しかったのですが、今年はチケット確保にもっと力を入れなくては。

『金色の砂漠』感想は過去記事で触れておりますので、今回は個人的に気になった生徒さんについてあれこれ。
すごく面白かった!物語の厚みに圧倒される『金色の砂漠』
“項羽と虞美人”を思わせる“鳳月杏と仙名彩世”│金色の砂漠

◇芹香斗亜
キキちゃんは声がとってもいいのですね。
まろやかで心地よくて、言葉がすぅっと耳に届きます。
これはキキちゃんの大きな武器だと思います。
聴いていて疲れない声と、観客の心に沿う落ち着いた語り口は、今回の狂言回しの役に最適。
そう言えば、惟光の歌から始まる『新源氏物語』でも「声いいなぁー」と全く同じ感想を抱いたのでした。

そして、ジャーという役柄によるのかもしれませんが、実直な男役像に好感を持ちました。
キキちゃんは強いクセや変なアクが無く、品が良さが身上ですね。
穏やかで包み込むような温かさがあり、こういうジェンヌさんがいわゆる“白い王子様”タイプと呼ばれるのかな?と。

爽やかな中にも、きちんと男役の色気も感じさせるキキちゃん。
彼女の魅力を沢山知ることができたのが今回の一番の収穫でした。

◇水美舞斗
くっきりした目鼻立ちとしっかりした体格で、盗賊の中でも一際目立ちますね。
花組は上から下まで個性豊かなカッコいい男役さんが揃ってらして目が足りない状態になりますが、中でもマイティは華やかな色気に目を奪われます。

洋物のギラギラ感もさることながら、和物のたおやかさも捨てがたいですね。
『雪華抄』の美しいこと!
鷹の凛々しさ、若衆の匂やかさ。
いつかマイティを中心とした本格的な和物芝居を観てみたいですね。

実はマイティに注目し始めたのは『風の次郎吉』の三郎太でした。
拷問されボロボロに弱った姿に猛烈な色気を感じまして(そこ?)、以来気になる存在なのです。
『スターダム』のネイサンも良かったですね。
あの美しいお顔立ちと逞しいお体に潜む、微量のなよやかさに惹かれるのかもしれません。

ところで、マイティの歌声って、ちょっと専科のマギーさん(星条海斗)に似ていませんか?
盗賊ザールの歌で一瞬「あれ?」って思っちゃいました。
気のせいでしょうか?

◇音くり寿
歌、上手ですね!!!
ぶったまげました!
お芝居でもショーでも「カゲソロ綺麗ねー」と思う場面が多々あり、終演後プログラムで確認したところ、すべて音くり寿さんでした。
あのシャラデハちゃん!?と二度びっくり!
砂漠に浮かぶ蜃気楼のような儚さが、物語の夢幻性を一層引き立てましたね。

『雪華抄』の松本先生の場面(花椿)のカゲソロも彼女ですか!?
あの情感溢れるしっとりした歌いっぷり…
うーん、参りました!

◇和海しょう
花組の歌上手と言えば、和海しょうさんも!
ショーの銀橋ソロでは安定感ある歌声に聴き惚れました。

◇天真みちる
『金色の砂漠』で一番好きになった人物が、たそちゃん演じるゴラーズさんでした。
本当に何もかも巧いんですよね、彼女。
一番の魅力は、どの時代のどんな人物を演じても「あぁ、こういう人いるよねー」と思わせる説得力でしょうか。
存在に嘘が無いのですよね。
“男役”という虚構に対するアンビバレンツのようですが、ジェンダーに引っ張られない人間としてのチャームを滲ませる人物作りが抜群です。

舞台での吸引力も凄まじいですね、彼女は。
『雪華抄』のフィナーレで、スターさんが銀橋に勢揃いするシーン。
真ん中のみりおさん(明日海りお)から順番に視線を移し、下手へ目をやったら…
たそちゃんとガチーン!と視線がぶつかり、そのまま離せずに幕が下りてしまいました。
目が合ったと感じたのは私の気のせいかもしれませんが、こちらを覗き込むようなものすごく強い目をされるのですね。
意外な面を知り、驚きました。

ちなみに、パートナーは『金色の砂漠』の黒燕尾で、たそちゃんにロックオンされてしまったと申しておりました。
何気なくオペラグラスを上げたら視界に彼女が飛び込んできて、キザりまくるたそちゃんからどうしても目を離すことができなくなったそう。
結局最後まで“たそちゃんオンステージ”だったとか。

あの現象は一体何なんでしょう?
たそちゃんマジック?

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『アーサー王伝説』の続編が観たい!モルドレッドは○○さんで!

新生月組お披露目公演、大劇場千秋楽おめでとうございます!
東京公演までしばらく空きますが、しっかり休んでたっぷり充電して、さらに進化したステージを期待しております。

さて、発売を心待ちにしていた『アーサー王伝説』のDVD。
時間の関係でとりあえずフィナーレナンバーだけ楽しんでいたら、パートナーがあれこれ口を挟んできました。
シルバースーツの男役群舞を観ながら「珠様(=珠城りょう。私の影響で(?)こう呼ぶ)って身がぎっしり詰まってるよね」。
他の生徒さんは上半身やパンツの裾がヒラヒラしているのに、珠様だけはみっちりしていると。
ファンにはそれがたまらない魅力なのです。

文京シビックで聴き、すっかり気に入ったらしい“MON COMBAT”(本人は『ダンダリ』と呼んでいる)。
しきりに「ダンダリが聴きたい」と申しますので、仕方なく第24場から再生。
本当は途中から観るのがあまり好きではないのですが、喜んでいるので、まあいいか。
ここからは本編残りわずかなので結局最後まで流してしまったのですが。
「どの曲もいいねー、アルバム出てる?」「このカゲソロは誰?」とやかましくって、おちおち観ていられません。

カゲソロはすごく意外な人だよ、と教えましたら「まゆぽん(輝月ゆうま)?」と即答で大正解。
「彼女は巧いよねー」と、かなりお気に入りの様子。
しかし、あのおっかないメリアグランスからこの透き通った歌声が…と想像すると、なんとも言えない気持ちになりますね。

グィネヴィアちゃぴちゃん(愛希れいか)の発狂シーンは、映像でも凄まじい迫力。
舞台の空気が一変するのがわかります。
本当に大した役者さんですね。

最後のモーガンの意味深な言葉に「この続きってどうなるの?続編が観たい」とパートナー。
確かに、すごーく含みを持たせた終わり方ですよね。

アーサーとモーガンの子モルドレッドとアーサーが○○で□□して…
と教えたら「モルドレッドはれいこさん(月城かなと)で」と早々にキャスティングを提案してきました。
珠城りょうと美弥るりかの息子が月城かなとだなんて…
怖ろしい美形親子じゃありませんか。

グィネヴィアを正気に戻らせて、アーサー(珠様)とモルドレッド(れいこさん)でちゃぴちゃんを取り合うなんて展開も面白そう!
劇団さーん!
『アーサー王伝説―カムランの戦い編』いかがでしょうか!?
ひとりの女性を巡る父子の戦いって、すみれコードアウトかな?

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夢、遥かに。翼を授かった珠城りょう│カルーセル輪舞曲

珠城りょうお披露目公演にして、『モン・パリ』誕生90周年の記念レビュー『カルーセル輪舞曲』。
トップ就任と同時に、そんな大役を務められるなんて嬉しい巡り合わせですね。

今回のショーで最も心動かされたのは、S11『吾が巴里よ(日本 タカラヅカ)』。
“Mon Paris”をタイトルに戴いたこの場面。
“男役の正装”黒燕尾に身を包んだ珠様。
すぅっと伸びた端正な背中には、翼。

初めて観た時は心の中で「わぁーーーっ!!!」って叫んじゃいました!
大階段を覆い尽くす眩いばかりに白い翼。
“娘役の正装”白ドレスに身を包んだ娘役さんたちが操る羽根扇が翼を形作っていたのです。

なんという美しさでしょうか。
娘役さんが真っ白な扇をさざめかせるたび、今にも飛び立ちそうに震える翼。
それはまるで、新生月組を率いて羽ばたこうとしている珠様の姿そのもの。
組子たちが羽の一枚一枚を構成しているだなんて、素晴らしく愛に溢れた演出ですね。

続くデュエットダンス。
ちゃぴちゃん(愛希れいか)のドレスが組カラーのイエローなのも嬉しいですね。
珠様って娘役さんと組む時、いつも慈しむような表情でしっかり相手の目を見つめて踊られるんですよね(他の男役さんも勿論そうされてますが)。
ちゃぴちゃんとのデュエットではひときわ優しげで、2人の間に流れる温かな空気にすっかり涙腺が緩んでしまいました。
トップコンビが醸し出す何とも言えないこの雰囲気、観ているだけで幸せな気持ちで満たされて大好きなんです。
まさかショーで泣くなんて思わなかったので、ハンカチを鞄から取り出せず困ってしまいましたよ。

そして、宝塚のレビューのフィナーレを飾る、黒燕尾群舞からトップコンビのデュエットダンス、そしてエトワールからグランドフィナーレへと至る流れもとっても好き。
マンネリだとしても、型にはまる心地良さは何にも代えがたいものがあります。
黒燕尾のカッコよさに胸ときめかせ、デュエットダンスの甘さとエトワールの美声に酔いしれ、、パレードの豪華さに満足して帰路に着く。

なによりの価値は、清らかさ。
すべてが品良く、美しく、華やか。
商業演劇にも様々ありますが、宝塚が追い求める理想を具現するのが“レビュー”だと思うのです。

歴代のスターさんたちが守り築き上げてこられた財産に、珠様率いる月組が新たな一ページを書き加えること。
古きをたずねて新しきを知る。
伝統を受け継ぎつつ、新しい時代の観客を魅了する舞台を生み出そうとする若いパワーに圧倒されました。
その中心には大好きな珠様。
言葉にならない想いがこみ上げます。

さらに嬉しいことに、ここでの珠様の役名は“白馬の王子(タカラジェンヌS)”というもの。
90年前、日本から巴里へ向かった『モン・パリ』の舞台。
今度はパリを出発し、長い時をかけてふるさと宝塚へ帰ってきた。
稲葉太地先生の歌劇に対する愛、レビューに対する敬意がひしひしと感じられます。
稲葉先生、本当にありがとうございます!

先頃100周年を迎え、新たなる100年へ歩み続ける宝塚歌劇。
200周年を迎える日には私も珠様もこの世には居ないでしょうが、歌劇の一時代を築いたスターとして“珠城りょう”の名は残るでしょう。

愛や美や希望、いつの時代も色褪せない理想を追い続ける歌劇団。
夢は遥か遠くにありますが、まさにその一翼を担う存在として珠城りょうに翼が授けられたのだと思わせるレビューの一場面でした。
こんな幸福な瞬間に立ち会えたこと、いちファンとして心より嬉しく思います。

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3枚選ぶならどれにする!?どの珠様も素敵な月組舞台写真

出ましたね―!
お待ちかねの『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』舞台写真!
月組大劇場公演「グランドホテル」「カルーセル輪舞曲(ロンド)」舞台写真

珠様!!!カッコいいーーー!!!

カメラマンさんも珠様(珠城りょう)ファンなのかしら?
珠様の素敵さが余すところなく全部切り取られている!!
小さくて粗いサンプル画像なのにカッコよさがビシバシ伝わってきます!

発売前から、お芝居のルパシカとタキシード、ショーのテキーラは手に入れようと思っていたのですけどね。
今回、一番素敵だなぁと思ったのは[1701012-057]。

完璧な美しさの黒燕尾!!!

珠様の美しい額からすうっと通った鼻筋、唇から顎をつなぐライン。
丸い後頭部から首筋、肩から肘の角度がパーフェクト!
燕尾の裾に添えられた拳!腰回り!太腿!
すべてのバランスが整いすぎてて「絵ですか!?」と思いましたよ!

あえての装飾無し燕尾が、よりエレガンスを引き立てますね。
キラキラがなくても珠様自身が輝いてます!
いやー、これは最高の一枚ですね!

そして、[050]ルパシカ!開襟バージョン!!!

そのお隣、[051]男役の色気が匂い立つタキシード!!!

体格の良さが際立つこの2枚、甲乙つけがたいですね。
特にタキシードのこなれた着こなしっぷりが素敵。
普段あんなに綺麗なお姉さんなのに、どうしてこんなに逞しい男性美を醸し出せるのか不思議ですよねー。
とことん作り込んでいるからこその魅力なのでしょうが…

[056]『飛翔(インド洋)』のミントグリーンのお衣装。
珠様の弾けるような笑顔が眩しい!
いいお顔をしてらっしゃいます!

[043]運転手のとしさん(宇月颯)。
男爵の部屋でくつろぐシーン。
本性むき出しで、運転手という役どころがこの一枚に凝縮されています。

3枚と言いつつ、とっくにオーバーしちゃってますが、3枚に絞れるわけないじゃないですか!ねえ?
[078]のチャールストンも楽しげでいいですね。
みやさん(美弥るりか)のプラ~~ンとした様子が可愛い!

ところで、お芝居最後の白装束ショットは無いのですね。
その代わり、ルパシカが2種類(開襟&詰襟)!
これはファンの需要を見込んでいるのでしょうか?

これから種類増えますよね?
役替りもAパターンしか出ていないし。

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“項羽と虞美人”を思わせる“鳳月杏と仙名彩世”│金色の砂漠

主演の2人以外にも様々なドラマが展開された『金色の砂漠』。
たっぷり尺を取れる小劇場や一本物と違い、わずか90分で80人近い組子を使い、一ヶ月の公演期間に耐えうる物語を構築するのは、至難の業だと思います。
しかしながら、この作品。
すべてのエピソードが無駄なく展開され、初めから終わりまで見事に面白いのです!

イスファン国の3人の王女にはそれぞれ求婚者がいます。
さらに彼女らを密かに想う男たち、ギィ(明日海りお)、ジャー(芹香斗亜)、プリー(瀬戸かずや)がいるので(プリーは違うのかな?)、同時に3組の三角関係が発生しているともいえます。

そして、忘れちゃいけないもう1組のカップル。
王女たちの父、ジャハンギール王(鳳月杏)と王妃アムダリヤ(仙名彩世)夫妻。
きらびやかな若者たちに負けない、いぶし銀のように味わい深い愛をみせます。
2人の熟成された心の交流が重しとなり、物語に一層の奥行きを与えました。

アムダリヤの前夫を討ち果たして、イスファンの新国王となったジャハンギール。
先代の王に関わりのある者は全て排除するという掟を破り、アムダリヤを妻とします。
なぜ彼は禁を破ったのか?
彼女を愛してしまったからです。
ジャハンギールは非情なだけの男ではないのです。

ギィ率いる盗賊団に攻め込まれ、追い詰められても、決してアムダリヤの手を離さなかったジャハンギール。
時代も国も異なりますが、項羽と虞美人の“垓下の戦い”の逸話が浮かびました。
“虞や虞や、汝をいかにせん”というアレですね。
もう叶わぬ夢ですが、ちなつさん(鳳月杏)と彩世さんで『覇王別姫』が観たくなりましたよ。
穴穂皇子の時に思ったのですが、ちなつさんって京劇メイクが猛烈に似合いそうですよね。

余談ですが、陳凱歌監督の映画『さらば、わが愛/覇王別姫』を、みりおさん(明日海りお)主演で観たいですね。
時代に翻弄される京劇役者“程蝶衣(映画版は張國榮[レスリー・チャン])”は彼女にドンピシャはまると思います。

閑話休題。
情に流され、もしかしたら自分の身に災いをもたらすかもしれない女と、その息子たちを排除することができなかった。
そんな人間臭い葛藤を秘めたジャハンギール。
単なる“強い男”“暴君”ではなく、妻への愛、娘への愛をにじませて好演でした。
ただでさえ美味しい料理(金色の砂漠)に、さらなる奥深い味わいを添えるスパイスのような役者さんですね。

時が流れれば、愛の形も変わる。
ジャー、ビルマーヤ、ゴラーズの3人の関係にも言えますが、略奪された王妃アムダリヤにも変化が訪れました。
物語後半、ジャハンギールを失ったアムダリヤは、自身が繰り返し語った昔語りをなぞるように塔から身を投げます。
「なぜ!?」心底理解できない様子だった、ギィ。
愛する女と、ようやく母と呼べるようになった女を手に入れ、まさに復讐が達成されたと思った矢先の出来事。
感情を露わに叩きつけまくるように人を愛する(愛と呼べるのかも怪しい)彼には理解できない愛の形だったのでしょう。

しかし、上田久美子先生の作品には割と頻発するモチーフがありますよね。
兄弟やかつての友が剣を交える(からの、背中合わせのストップモーションで感情の吐露、みたいな)→月雲・星逢・金色
ヒロイン格の女性が高所から身を投げる→月雲・金色
やさぐれ王子のせり上がり→月雲・金色
先生のこだわりなんでしょうか?
ちなみに『翼ある人々』は舞台も映像も観ておりませんので分かりかねますが、これに類するシーンはありますかしら?

『王族には異性の奴隷をつけ、身の回りの世話をさせる』。
物語の必要上ですが、現代人の感覚からするとなかなかパンチのきいた設定です。
「どこまで(仕事の範疇)するのだろう?」と、つい考えてしまいます(すみれコード的な何か)。

奴隷役で心に残ったのは、鞠花ゆめさん演じるジャハンギール王の専属奴隷ルババ。
四面楚歌状態のジャハンギール、あわや斬られる!のタイミングでとっさに身を投げ出すルババ。
時間にしてわずか数秒の出来事ですが、ルババの数十年の人生に思いを馳せ、涙しました。
冒頭の「奴隷は主人の災いを代わって受ける」の伏線も見事に活きましたね。
ルババもジャハンギールに密かな想いを寄せていたのではないかと思うのですが…
四六時中側に仕えていれば、情も愛も湧きますよね。
そういった意味でも、奴隷にとっては酷な風習です。

それにしても、ちなつさんのW型ヒゲはセクシーでした。
ロン毛+ヒゲ好きにはたまりませんね。

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花咲くカトレア、仙名彩世│読売新聞掲載記事より

読売新聞夕刊に月イチペースで掲載される特集『タカラヅカ新たなる100年へ』。
第22回[1月18日(水)付]は花組の仙名彩世さん。
落ち着いた赤のワンピースに、レースのワンポイント入りの白いパンプスでまとめた彩世さん。
しっとりと優しげな表情に、今の充実っぷりが窺えます。

インタビューは公演中の『雪華抄/金色の砂漠』について。

ショーでは幕開きの“チョンパ”で湧き上がる歓声を聞き、表現することの素晴らしさを改めて感じられたそう。
真っ暗な舞台が瞬時に明るくなり、色とりどりの衣装を身に着けたタカラジェンヌがずらりと勢揃いする絢爛豪華な演出。
観客が受けるインパクトも大きいですが、演じる側にも同様の高揚があるのですね。
私も学生時代ほんの少し芝居をかじっておりましたので、ライトが灯り、お客様の姿がワッと目に飛び込んでくる瞬間の昂ぶりは覚えがあります。

お芝居で演じた王妃アムダリヤについて。
国王であった前夫を討ち果たした新国王に見初められ、妻となる複雑な役。
さらに大きな秘密も抱え…

「立っているだけでも人生の経験の重みを出してほしい」とは、作者の上田久美子先生の弁。
なかなか高いハードルですが、彼女はクリアしていたように思います。
アムダリヤから漂う、ただならぬ雰囲気。
あぁ、この女性は何か大きな鬱屈を抱えているのだな、と一目で感じさせる佇まい。
地下牢での告白もすうっと腑に落ちました。

私、上田先生の作品によく登場する、密やかな声を発するヒロインが好きなのです。
か細く、ひっそりと、聴く者の脳髄に染み透るような声。
周囲の喧騒から浮かび上がる、ある種の異質を感じさせるような。
『月雲の皇子』の衣通姫や、『星逢一夜』の泉(中年期)ら、心を閉ざし、人生に対して諦めに似た気持ちを抱いている女が洩らす声です。
とは言え、彼女らは投げやりに生きているわけではありません。
心の奥底に秘めた深い情念が、いつしか溢れ出す時を待っているのです。

その感情の発露が、上田作品の見どころのひとつだと思います。
クライマックスでどれだけのものをさらけ出せるか?
上田作品がヒロインに要求するものは大きいですが、観客が得られる満足もそれに比例して大きいですね。
タルハーミネ、ビルマーヤ、そしてアムダリヤ。
それぞれに説得力があり、見応えのある舞台でした。

記事後半は、次期トップ娘役就任について。
当初「何かの間違いかと思った」「これは現実なのか」と感じたそうです。
しかし、「様々な役をした経験が今につながっている」「これまでの自分を少しは信じていいのかもしれない」と思い直されたそう。
自信に裏打ちされた素敵な言葉ですね。

小川理事長が新春インタビューで「生徒ひとりひとりをしっかり見ていく」と仰ってましたが、早速実を結んだのでしょうか?
実力も経験も十分、きちんと結果を残している生徒さんがこうして報われるのは、いちファンとしても嬉しいものです。

「明日海(りお)さんの目指す舞台に寄り添う存在でいたい」とも。
控えめながら、芯の強さも感じさせる頼もしい言葉。
発言はかすみ草を思わせますが、艶やかさが魅力のご本人のイメージはカトレア。
満を持して花開くこれから、彩世さんのご活躍がますます楽しみになりました。

願わくば、年末の『タカラヅカスペシャル』のコンビシャッフルで珠城りょう×仙名彩世の94期コンビが実現しないかなー、なんて。
どうしても娘役さんの方が出世が早いので同期トップが並ぶことって難しいですが、今回は夢が叶うかも?
そんな粋な計らいがあったら嬉しいですねー。
みりおさん(明日海りお)と、ねねちゃん(夢咲ねね)は共演されてましたっけ?

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金で幸せは買えないが、金で手に入る幸せはある│グランドホテル

前回の記事の続きです。

男爵(珠城りょう)の運転手兼借金取りのとしさん(宇月颯)。
「刻限までに金(カネ)を持ってこなければ命の保証はない」
男爵に最後通牒を突きつけた彼ですが、果たして男爵が不慮の事故で死なずに返済期限を迎えたとしたら。
運転手は男爵を撃つと思いますか?

これは、撃たないでしょう。
軽く痛めつける(顔以外を)くらいのことはやりかねませんが。
金の卵を産む鶏をむざむざ殺してしまっては元も子もないですからね。
投資した分は利子も含め、きっちり回収するでしょう。

首飾り盗難未遂事件の顛末からして、男爵に泥棒の才能は無さそうです(あっても問題ですが)。
それこそ男爵の美貌を活かしてジゴロ稼業に精を出させるか。
それとも“マグロ漁船に乗せる”的な手段を取るか。

物語冒頭、支配人(輝月ゆうま)に「出ていくなら6ヶ月分の滞在費の精算を」と求められ、すかさず「7ヶ月だ」と切り返す男爵。
これには思わず声を出して笑ってしまいました。

7ヶ月分の宿泊費ってどれだけ滞納していたのでしょうね?
気になったのでざっくり計算してみました(あくまで目安ということで現代日本に置き換え)。
東京宝塚劇場に隣接する某老舗のスイート(プレミアムタワー)は約155,000円(1名利用の場合)~。
155,000円×210日=32,550,000円
おおよそ3,250万円。
当時のベルリンに当てはめても、結構な額が未回収となったと推察されます。
さらにお召し物の仕立て代やら日々の食事代、ランドリーサービス、他諸々…
運転手が属する組織からいくら借りていたのでしょう?
宿代も含め、すべては“男爵”としての体裁を整えるための必要経費だったわけですが。

「男爵なの?じゃ本当にお金が無いのね」
エリザヴェッタのこの台詞、私はこれがとても好きなのです。
彼女は当時の貴族の懐事情をよく知る側の人間なのだと、端的に表しています。
オットーやフラムシェンは男爵が本当に金を持っていると信じていましたが、その対比も面白く感じました。

実は首飾りを盗みに来た、との男爵の告白にも「あら、そう!」と、さして動じないエリザヴェッタ。
「それ欲しいの?なら、あげるわ」
このちゃぴちゃん(愛希れいか)の物言いは絶品ですね。
カネにも物にも頓着しない。
カンパニーのギャラの心配はしても(首飾りを売却しギャラを捻出しようとした)、自分のことはお構いなし。
留守中に部屋へ忍び込んできた男の怪しげな口説にも、心底疑う様子も見せません。

有り体に言えば、やや世間知らずな彼女。
マネージャーのウィット(光月るう)や付き人のラファエラ(暁千星)の庇護がなければ、日常生活を送ることすら難しそうに思えます。
踊ることだけが彼女の半生を占めていたのでしょう。
そんなエリザヴェッタのある種の無垢さ。
それが、ちゃぴちゃんの台詞から感じ取れたのです。
なんて巧いんでしょうね。
演技としての超絶技巧なのか、エリザヴェッタとして舞台に息づくちゃぴちゃんの心が露出しているのか。
嫌味なく、イノセントな様子にノックアウトされました。
恐らく、男爵も年上のバレリーナの無垢に心を動かされたのではないかと想像するのですが…

オットーから株の儲けの一部を受け取った男爵。
しかし、すかさず運転手に奪われます。
「お前たちにとっては端金でも、私には全財産なんだ!」
今までどこかいい加減に、湯水のように他人の金を使ってきた男爵。
愛する人を得て、金の重みを知ったでしょうか?

この金が無ければウィーンへ行けない、エリザヴェッタと共に居られない。
しかし、もっとも遠ざかったのは輝くような自分の未来でしょう。
“グランドホテル”という豪奢な檻から抜け出した自分。
エリザヴェッタと始める人生の朝。
なんとしても金を作らねばなりません。
そこへまた運転手の囁きが響きます。
「プライジングの部屋には金がたんまりあるぞ」と。
そして、自分から全てを奪うことになる拳銃を手にした男爵。

男爵の助言により更なる大金を手にしたオットー。
望みどおり、札束を撫でながら安らかに永遠の眠りにつけるでしょう。

かたや男爵は自分の未来を買う金を奪いに行き、命を落とします。
たかが金、されど金。
金に翻弄され、引き起こされた騒動で、愛も命も全てを失うことになった男爵。
さぞかし無念だったことでしょう。

他にも、愛する女の為にコツコツ金を貯め続けてきた女。
会社が倒産の危機にさらされている男。
様々な懐事情を抱える人間たちがホテルに集まります。

金で幸せは買えないけれど、金で手に入る幸せはある。
金が無ければ幸せのきっかけを掴むことすらできないこともある。
“カネ”をキーワードに観てみると、また違った面白みを感じられる『グランドホテル』です。

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「○○しちゃいなさいよ」不気味な存在感が光る宇月颯│グランドホテル

いいですねー、としさん(宇月颯)の“運転手”!
運転手と言いつつ、実質は男爵(珠城りょう)の“借金取り”ですね。
運転手に身をやつし、借金を取り立てつつ、万が一男爵が逃亡しないよう“見張り役”も兼ねる。
膨れ上がる負債を抱えつつ表面上は華やかな生活を送る男爵の裏の顔を知る数少ない人物でもあります。

配役発表時、運転手の欄に“宇月颯”の文字を見つけた時は「よし、来た!」と思わずガッツポーズしました。
“運転手=宇月颯”にガッツポーズ!そしてダメンズ(?)珠様の魅力―『グランドホテル』配役発表

これは面白い役ですよ。
なにしろ、皆が憧れる男爵の正体を知っているのですから。
男爵にピタリと張り付き、なだめてすかして、脅かして。
金の取り立ては彼(運転手)の仕事ではありますが、どうもそれ以上の何かを感じます。
猫が鼠をいたぶるように、じわじわ男爵を追い詰めていく。
そんな嗜虐性をも滲ませる、としさんの運転手像です。

「くわえタバコで私に話しかけるな」
ホテルのロビーで運転手に話しかけられた男爵の言葉に端的に表れています。
人目につく場所で、敢えて下卑た振る舞いで男爵にまとわりつく運転手。
外面を気にする男爵の感情を鋭い爪で逆撫でするのです。
イヤーな感じですね。

この嫌らしい感じが巧いんですね、としさんは。
口調がまた独特です。
「○○しちゃいなさいよ」
文字にすると分かりにくいですが、決して女性的なニュアンスではなく、冷たく突き放すような、どこか男爵の窮状を舌なめずりしながら楽しむような。

洋画の吹き替えでありがちなニュアンスで言い換えると、こんな風かな?
「あたしはね、男爵様の為を思って言ってるんですよ」
「明日の朝までに金作れないとマズいんじゃないですかねぇ」
「あの首飾りを金に変えればいいんですよ、なぁに、ちょっと借りるだけだ」
一人称は「あたし」または「あっし」。
真綿で首を絞めるようにニヤニヤ笑いながら、男爵を追い詰めるとしさん。
怖いですねー。
紫煙を吐き出す仕草にも崩れた色気が漂います。

二人の力関係が如実に表れるシーンが、男爵の部屋でのエピソード。
フラムシェンとのデートに備え入念に身繕いする男爵。
バスルームから戻ってくると、長椅子にだらしなく寝そべってタバコをふかす運転手が目に入ります。

「勝手に部屋へ入るな」
男爵の抗議も虚しく、どうも日常の光景のようです。
制服の胸元をはだけ、すっかりくつろいだ様子で我が物顔に振る舞う運転手。
雇い主の前の使用人の態度とは思えません。

そう、彼は男爵よりも立場が上なのです。
「俺はお前を支配している」
言外にそう匂わせる。
やくざ者が力を誇示する手口です。

今晩12時までに金を持ってこなければ命の保証はない。
ホテルの滞在客の持ち物に高額な首飾りがある、それを盗み出せ。
そう言い置いて、運転手は姿を消します。

その後、運転手が男爵に与えた銃が、結果として男爵の命を奪います。

珠様に銃を向けるとしさん。
月組ではお馴染みの光景ですね。
『Bandito』しかり、『舞音』しかり。
このシチュエーション、ものすごーくデジャブです。

男爵の首筋に銃口を押し付ける運転手の顔には先程までのニヤニヤ笑いはありません。
その眼光の鋭さから、日の当たらない場所で生きる彼の本来の姿が垣間見えるようでした。
また、シャープな身ごなしが物を言い、男爵が本気で渡り合っても運転手にはまず勝てないだろうという雰囲気を漂わせます。
底の見えない感じがなんとも不気味。
物語に暗い彩りを添えるとしさんの運転手です。

ダンスはピカイチ、歌も芝居も抜群。
何より佇まいが美しく、堅実で品のいい(運転手は下衆ですが)大人の男役の色気を醸し出せるのが彼女の強み。
東京公演までにどれほど運転手の凄みが増しているか楽しみですね!

ところで、男爵が不慮の事故で死なずに返済期限を迎えたとしたら。
運転手は男爵を撃つと思いますか?

長くなりましたので、続きは改めて。

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“珠城りょう=美丈夫(顔や姿の美しい立派な男性)”な『グランドホテル』

“美丈夫”
珠城りょうを表すのにこれほど相応しい言葉があるでしょうか?

大野拓史先生に続き、生田大和先生までもがこう評しています。

今や宝塚屈指の美丈夫として五組の頂の一つとなり[『グランドホテル』プログラムより抜粋]


宝塚屈指の美丈夫!!
このフレーズだけでめちゃくちゃテンションの上がる単純な私。
大野先生の言葉はこちら。

珠城さん主演で作品を作るよう任ぜられた時、まず考えたのは、粗野な美丈夫の話にしようという事でした。[『Bandito』プログラムより抜粋]


『読める辞書』として人気の『新明解国語辞典』で調べてみました。

びじょうぶ【美丈夫】(顔や姿の美しい)りっぱな男性。[三省堂刊『新明解国語辞典』第四版]


ひとつ前の項目には【美少年】が載っています。
こちらは『顔かたち・すがたの美しい少年』とあります。
美少年が長じて美丈夫になるのかしら?
珠様はいわゆる“美少年”のイメージからは少々遠いですが、大正から昭和にかけて活躍した画家、高畠華宵の描く若武者の図ならばイメージにぴったりです。

余談ですが『新明解国語辞典』の、辞書としてはあまりに感情豊かすぎる様子を擬人化し、その男(?)の正体を探る、赤瀬川原平の著書『新解さんの謎』(文春文庫)は面白いですよ。
だって、『れんあい【恋愛】』からして、こうですよ。

特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態。


新解さんの人柄や恋愛模様が透けて見えるようではありませんか?
個人的には“合体”という言い回しがツボ。

閑話休題。
『グランドホテル』の珠様は、どこをどう切り取っても完璧な美丈夫。
“美青年”ではありません。
あくまでも“美丈夫”。
まあ、若く美しく快活な見た目と愛嬌とハッタリだけで生きている男爵なので、周囲をねじ伏せるだけの圧倒的な“美”がなくてはしょうがないのですが。

ホテル側としても“男爵”というステイタスを持つ(無一文だけど)絵になる男が館内を彩ってくれるのは大歓迎でしょう。
フェリックスは高級ホテルに相応しい華と美をまとい、ホテルの格を底上げしてくれる存在なのです。
みすぼらしい姿で現れたオットーが、当初宿泊を断られたのはそのためです。
『グランドホテル』を構成するピースとしては相応しくない、そんな烙印を押されたオットーに口添えし、泊まれるようにしたのは男爵です。
男爵には男爵なりの思惑はありましたが…

男爵にとっては一時の気まぐれでも、オットーにとってはまさに僥倖。
「本物の男爵が泊まっているホテル!自分が憧れたホテルはやっぱり一流なんだ!そして、親切にも自分に救いの手を差し伸べてくれる!」
目を輝かせるオットーの高揚が私にまで伝わってきました。

登場時の光沢のあるオイスターホワイトのスーツ(これはとても洒落た色合いで好き)、フラムシェンを誘って行った『イエロー・パヴィリオン』での上品なブルーのスーツ、チャールストンのタキシード。
そして、ラストの現世の汚れをすべて洗い落としたような純白のスーツ。
どのファッションも押し出しの良さと男役の色気を際立たせます。
生田先生の仰る“フェロモン男子”そのものですね。

泥棒ルックのルパシカまでカッコいいんですから!
盗みに入る時、律儀に着替えているのがおかしいですね(ドレスコード?)。
スーツじゃ身動き取りにくいし、目立つし、汚れるからでしょうが。

しかし、あそこまでスタリッシュに決める必要があるんでしょうか?
うっかり部屋の住人と鉢合わせした時、言い訳ができるように?
いえ、彼なりのポリシーなのかもしれません。
「俺は泥棒が本業じゃない!これは世を忍ぶ仮の姿なんだ」的な。
すると男爵としての姿ではなく、泥棒スタイルで亡くなってしまったことがまた哀れを誘うのですが…

と言うか、ジゴロ扱いされるのはイヤなのに、盗みはためらわないのですか?
変わった倫理観をお持ちの男爵です。

ちなみに、私はこのルパシカが大好きです。
襟元まできちっと留められた禁欲的なスタイルがエリザヴェッタとの事後、しどけなく着崩れてるのがいいのです。
パフスリーブで、より上半身が逞しく見えるのもいいですね。

フラムシェンとのデート前、髭を剃り、アフターシェイブをつけ、タイを締める一連のシーン。
落ち着いた中にも華やかさのあるブルーで統一されたシャツとベストのスタイルも素敵ですよねー。
珠城りょう+三つ揃いスーツ、これ最強です!

皆さまは男爵のどのファッションがお気に入りでしょうか?
『グランドホテル』はもちろんお芝居として優れた作品ですが、珠様ファッションショーとしても楽しめるのですよね。
泣いたり、笑ったり、ニヤついたり、忙しい…

ちなみに、ショーのお衣装で一番好きなのは『テキーラ!』の赤ストライプですね。
ストールを振り乱して踊る珠様がカッコよくて!!
最後の「テキーラ!」の言い方が!情熱的で!
MY初日はちょうど銀橋の珠様の直線上の位置で観ていたので見事射抜かれました!
いいお年玉でした!!

稲葉先生はここぞという時、トップさん→赤スーツ、他の男役さん→黒スーツで決めるのがお好きですよね。
『ルナロッサ』とか…『GOLDEN JAZZ』とか…

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すごく面白かった!物語の厚みに圧倒される『金色の砂漠』

『雪華抄/金色の砂漠』を観て来ました。
一言で言うと、8,800円では申し訳ないくらいの超!超!超豪華な二本立てでした!

一幕(雪華抄)が終わった時点で「もうこのまま帰ってもいいかもー!」と思うほど大・大満足でしたが、二幕(金色の砂漠)がとてつもない面白さで!
観て良かった!!

男女の抑えきれない情念を、砂漠の灼熱地獄で煮詰め煮詰めて煮詰めきったような舞台。
物語の厚みと、役者の激しすぎる情動に押され、観終わった後はぐったりするほど消耗しました。
『金色の砂漠』は繰り返し観るのではなく、ただ一度のインパクトを大切に取っておきたいタイプの演目ですね。
ギィとタルハーミネの生涯はただ一度、私が疑似体験するのもただ一度、という感じでしょうか。
素晴らしい物語でした。

* * *

まずは、タルハーミネを演じたかのちゃん(花乃まりあ)。
これは素晴らしい役ですね!
美しく、誇り高く、複雑で、生々しく、執着が強く、自分で自分の激情を制御しきれない女性。
宝塚のヒロインとしてはかなり異色で、役を掴むまでは相当苦労されたことでしょう。

しかし、ひとたびタルハーミネの心を捕まえられれば、これほど演じ甲斐があり、いくらでも進化させていける役もないと思います。
共感を得られにくい女性像ではありますが、ラストの砂漠へ飛び出すところで「あぁ、その気持ち分からなくもないかも…」と思わせる説得力はさすがです。
最高の役に巡り会えた幸せな卒業公演ですね。

* * *

後にタルハーミネの夫となるテオドロスを演じたれいちゃん(柚香光)。
欧州ガリアの出身で、砂漠の民の風習(王族に異性の奴隷をつける)に疑問を抱く彼は、「絶対間違いが起きるでしょ!」と思う我々観客の代弁者でもあります。
世渡りが上手く、計算高く、自意識過剰(となるに十分な美貌ではありますが)なテオドロス。
なかなか憎めないキャラクターではあります。
自分の身が幾らに値するかジャハンギール王に問う銀橋のシーンは、ちょっとした面白みがありました。
彼なりにタルハーミネを愛していた様子は見え隠れしましたが、子まで成した妻の心が一向に自分を向かないのは辛いところです。

* * *

砂漠の砂嵐のようにハタ迷惑な兄さん姉さんカップルに比べ、ジャーとビルマーヤの弟妹カップル+ゴラーズの三角関係(?)はオアシスですね。
三角関係とは言え、これほど全員を応援したくなる三角関係はありません。
互いを労り合い、慈しみ合う3人。
そんな穏やかな三角関係があるわけない!と思ったら…あるんですね、これが。
ジャーを演じたキキちゃん(芹香斗亜)、ビルマーヤのべーちゃん(桜咲彩花)の人物造形によるところも大きいですが、何と言ってもゴラーズ役のたそちゃん(天真みちる)!

ふっくらといかにも人の良さそうな、優しく控えめな男。
野鳥が逃げるからと窓を開けられず蒸し風呂のような部屋で過ごしたり、奴隷の分まで飲み物を運んで来たり。
ジャーと相思相愛だったビルマーヤも長い年月を共に過ごす内、いつしかゴラーズを心から愛するようになります。
それもごく自然な流れでしょう。
ビルマーヤの心変わりを誰も責めることはできません。
ゴラーズは旦那様としては最高ですもの。
そして、愛する妻がもっとも大切にしていたものを守るため、身を挺した彼。
妻の心が本当のところ誰のものか知っていたのか。
いえ、恐らく彼はそんなことを考えもせず凶刃の前に体を投げ出したのでしょう。
これは反則でしたね。
今回はたそちゃんに一番泣かされました。

* * *

そして、タルハーミネの専属奴隷ギィを演じたみりおさん(明日海りお)。
これまた、最高のはまり役でした。
『春の雪』の松枝清顕のように、高すぎる自尊心ゆえに屈折し、鬱屈した激情を内に秘めた美青年役こそが彼女の真骨頂だと思いますので、今回の役も演目発表時より期待していたのです。

昨年は花組とはご縁が薄く、前回観劇したのは一昨年の大劇場公演(新源氏物語)だった私。
みりおさんって、こんなに骨太で力強い男役さんでしたっけ?
舞台での吸引力の強さに驚きました。
それがギィという役によるものなのか、彼女自身の内面から発せられるものなのか、つぶさに観ていない私には分かりかねますが…
精神的にも肉体的にも互いを激しく傷つけ合い罵り合い(傷つけ愛、罵り愛?)、しかし、誰よりも互いを求め合う関係。
ヒーロー・ヒロイン共に激情型の芝居って宝塚ではあまり無いですが、これは見応えありますね。
台風の目の2人がいると物語がより劇的に展開しますからね。

憎しみ合い、もつれ合い、愛し合って、とうとう辿り着いた金色の砂漠。
熱に焼かれ、砂に乾きながら、タルハーミネがつぶやきます。
「私たち二人きりよ」
これはタルハーミネにとっては、ただひとつの真実の言葉だったでしょう。
本当の二人きりになって初めて本心を告げることができた。
なんとなく『定吉二人きり』のエピソードが頭に浮かびました。
世界に自分と愛する人の二人だけ。
ある種の人々にとっては、これが究極の愛の形なのでしょうか。
タルハーミネの愛は砂漠に帰結したのです。

タルハーミネが倒れ、彼女に覆いかぶさるようにギィも崩れ落ち…
砂嵐が二人の姿を隠すと、静けさを打ち破るようにジャーの叫びが響きます。
その瞬間、イスファンに飛んでいた私の心は東京宝塚劇場に帰ってきました。
ジャーの声で「そう言えば、これはお芝居だった」と気付かされるのです。
個人的には、彼の独白は要ったかしら?と思います。
ただ静かに砂漠の砂に埋もれ朽ちていく二人の姿で幕、と余韻を残す終わりの方が好みかな?
(そして、冒頭のシーンにループする、みたいな)

* * *

続く、フィナーレ。
和物ショー、お芝居、そしてまたショーを観られるなんて贅沢ですねー。
現世で死によって結ばれた二人が、純白の衣装を身に着け、天上で幸せそうに踊るラストは宝塚では定番ですね。
(例:うたかたの恋)
もう二人はこの世にはいないけれど、ほら、あの世で仲良くやっていますよ、という宝塚的お約束場面。

もし、『金色の砂漠』のデュエットダンスがギィとタルハーミネなのだとしたら、これは蛇足の感が否めません。
理由は前述の通りなのですが、想像の余地を残すエンディングが好みだという個人的なものです。
一から十まで何もかも説明が必要、すべてをあからさまに!とはどうしても思えないのです。
この『金色の砂漠』という作品に関しては特に。

第三の主役とも言うべき“砂”。
掴みどころがなく、次々と姿を変え、時として人の命を奪う砂。
ギィとタルハーミネは砂塵の中から現れ、風に吹かれて埋もれて消えていくような夢幻性が欲しかったなぁ…なんて。

ただし、明日海りおと花乃まりあのデュエットだとすれば、話は別です。
トップコンビという宝塚独特のシステムの中で、悲喜こもごもを共に乗り越えてきた明日海りおと花乃まりあの二人のラストシーンとなれば、これは極上の美しさでした。
捕まえようとしては逃げ、優しく手を差し伸べては頬に触れ、最後は互いを支え合いながら光の階段を真っ直ぐに昇っていく。
幸せなエンディングでした。

かのちゃん、ご卒業おめでとうございます。
千秋楽までご無事に務められますよう、陰ながらお祈り申し上げます。

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Author:noctiluca(ノクチルカ)
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
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