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イメージトレーニングが必要だ!大階段の0番に立つ珠様

昨夜ふと想像してしまいました。
お披露目公演『カルーセル輪舞曲』のグランドフィナーレ。
一番大きな羽根を背負って、一番最後に大階段の上に現れ、定位置で立ち止まる珠様(珠城りょう)を。

場内がすうっと静まり、スポットライトが一点に集中し…
その日一番の割れんばかりの拍手が降り注ぐ瞬間。
ショーの最高潮、最も好きな場面です。

大好きなジェンヌさんの、その姿を目にすることのできる幸せ。
考えただけで気分が高揚します。
夢ではないのですね、まもなく現実になるのですね。

大階段のど真ん中、珠様の目に映る景色がどれほどまばゆいものであるかは想像することもできませんが…
珠様にとって、一生の宝物になるような美しいものでありますように。

人には言えないような思いをされたこともあったでしょう。
期待と重圧の大きさに押しつぶされそうになることもあったでしょう。
しかし、あなたは与えられた課題に対し常に真摯に取り組まれ、着実にその地位に相応しい力をご自分のものにされてきました。

あなたが演じてこられた人物たちは皆、性格や境遇やたどった運命は違っても、温かみがあり、どこか脆さも抱えた、とても人間臭くて、どうしたって心奪われずにはいられない愛しさを秘めていました。
まだまだ若いトップさんですから、これからまた更にその魅力を増していかれることでしょう。

劇場のど真ん中、そこから見える景色は間違いなく、あなたがご自分の手で掴み取られたものです。
どうぞ、私たちの応援を力に変えて大きく大きく羽ばたいていってください。

珠様の晴れ姿を頭に浮かべるだけで、胸がいっぱいになり、涙が溢れそうになります。
実際、舞台で拝見したらどうなってしまうのか。
今からしっかりイメージトレーニングして、本番では平常心を保てるように…
いえ、無理ですね。
きっと泣いてしまいます。
そんな嬉し涙を流せることが本当に幸せです。

明日が素晴らしい一日となりますように。
そして、千秋楽まで無事に務められますことを心よりお祈り申し上げます。

* * *

秋口に開設したこのブログ。
楽しい記録を残せればと軽い気持ちで始めましたが、おかげさまで多くの宝塚ファンの方と交流を持たせていただけたことがとても嬉しく、皆さまには深く感謝しております。
新しい年も皆さまにとりまして幸多きものとなりますように。
どうぞよいお年をお迎えください。

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年間観劇率ランキング2016│同率2位は雪組・宙組、そして1位は…

今年も残すところわずか。
皆さまにとりまして、どのような一年でしたか?

私はおかげさまで日々平穏無事に過ごすことができました。
そしてヅカライフ的には

珠城りょう月組トップ就任!

という喜びの嵐に翻弄され、バラ色の毎日でした。

ところで、今年は何回観劇したのか気になり、数えてみました。
やはりと言うべきか、ダントツで月組が多かったです。
半分以上を占めています。

他の年も気になり、ヅカセカンドステージが始まった2011年以降のデータをまとめてみました。
※2016年10月24日現在のデータ。星組と雪組は観劇予定の分も加えました。追加&変動の可能性有。
※黄色がその年の一番、青色が二番。

花組月組雪組星組宙組
2011年0%33.33%0%0%66.66%
2012年22.22%33.33%11.11%11.11%22.22%
2013年20%20%20%20%20%
2014年7.69%7.69%53.84%23.07%7.69%
2015年14.28%21.42%14.28%21.42%28.57%
2016年0%56.25%18.75%12.5%12.5%
平均10.69%28.67%19.66%14.68%26.27%


◇2011年[1位:宙組66.66%、2位:月組33.33%]
ヅカ熱が再燃したのは9月~10月の月組公演『アルジェの男/Dance Romanesque』からなので、おとなしめですね。
宙組の『クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!』は偶然イブのチケットが取れ、イケメンオークションのクリスマスバージョンを観られたのが楽しい思い出です。
分母が小さいので、宙組のパーセンテージが異様に高い。

◇2012年[1位:月組33.33%、同率2位:花組・宙組22.22%]
ヅカファンとして急成長(?)した年でした。
ゆきちゃん(高嶺ふぶき)の『仮面のロマネスク』が再演されると知り、宙組で中日劇場デビュー。
そして、花組の『近松・恋の道行』で日本青年館デビュー。
さらに、月組の『愛するには短すぎる/Heat on Beat!』で全国ツアーデビュー。
東宝以外で観るなんて子供の頃は考えられませんでしたが、大人って素晴らしい!
初めてお茶会に参加したのも、この年。

◇2013年[花組・月組・雪組・星組・宙組各20%]
全組同率20%という奇跡の年。
月組の『ベルサイユのばら』で、満を持して大劇場デビュー。
『月雲の皇子』でバウホールデビュー。
この公演で珠様の虜になりましたので、珠城ファン的にエポックメイキングな年でもありました。

◇2014年[1位:雪組53.84%、2位:星組23.07%]
雪組が過半数を占めています。
周防正行監督の映画『Shall we ダンス?』が大好きで、雪組版にもハマりました。
和物好きの私としては、前年の『若き日の唄は忘れじ』を含め、『心中・恋の大和路』『一夢庵風流記 前田慶次』と存分に堪能できたのが嬉しかったです。

◇2015年[1位:宙組28.57%、同率2位:月組・星組21.42%]
珠様主演の『Bandito』が日本青年館の建て替え前の最終公演(宝塚としては)でした。
来年夏にリニューアルオープン予定ですが、キャパが1360から1249と大幅に減るのが心配です。
まぁみりお披露目の『TOP HAT』が大好きで、観劇後の温かく幸せに満たされた気分を昨日のことのように覚えています。

◇2016年[1位:月組56.25%、2位:雪組18.75%] ※10月24日時点
まさおさん(龍真咲)ご卒業と、珠様トップ就任が重なり、月組率が上がっています。
ロルテス、ドン・ホセ、アーサー王と、どの珠様も本当に素敵で!!
この方はなぜこんなに素敵なんでしょう?
逞しく実直なイメージが強い男役さんですが、垣間見せる弱さや哀しみ、そして人生のままならなさに流される脆さの表現がたまらない魅力なのです。

* * *

トータルでは、月組が28.67%で1位。
まずまずの数字ですね。
他組はチケットが手に入らず諦めた公演もありますので、観たい演目を全てクリアしていたら、結果も多少変わっていたかもしれません。

もともと観劇は好きでしたが、きりやん(霧矢大夢)率いる月組のおかげで宝塚ワールドに舞い戻り(?)、さらに趣味を通じて新しいお友達が増えたのも嬉しいことでした。
目下、激しい珠ロス&月組ロスに陥っている私ですが『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』開幕もすぐそこ!
2017年はどのような数字が出るでしょうか?

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男役さんは摩訶不思議!生足魅惑の…珠城りょう│an・an宝塚特集

an・an宝塚特集のトップバッターは、みりおさん(明日海りお)。
『STUDIO54』のZ-BOYを思わせる豹柄コートでページを飾ります。

今回の特集で最も興味深かったのは、みりおさんへの質問『Q.男役としてのこだわり』に対する回答。

A.心が男性であることだと思っています


これは男役という摩訶不思議な存在をひもとくワードだと面白く感じました。
見た目を男っぽく作っても、役に女性的な感情を持ち込むと、観客に伝わってしまう。
みりおさんの弁に、深く頷く私。

A.例えば、娘役さんを異性として見るというのもそのひとつ。些細な部分だけれどとても大切にしています


個人差はあるとは思いますが、男役さんはこういう心理で舞台に上がっているのか、と。
OGのある方も仰ってましたが、舞台では相手役さんが心の底から愛おしく思える、と。

これがいわゆる“男役スイッチが入った”状態なんでしょうね。
確かに一般人でもプライベートとお仕事モードの時は気分が変わりますが、そういう状態と考えれば納得がいきます。

ちなみに私、フィギュアスケートの宇野昌磨選手が大好きなのですが、氷の上では素晴らしく情熱的で色気溢れる演技をみせる彼も、リンクを下りると別人のようにあどけない年相応の顔に戻りますよね。
男役さんもステージに立ちスポットライトを浴びると、性(内的な)が変わるのでしょうか。

みりおさんはおっとりした外見とは裏腹に、こうしたインタビューではかなり剛健な内面を覗かせますよね。
優しい顔の下に、男役としての確固たる意志を秘めたみりおさん。
現在のトップさんの中では最もキャリアが長くなりましたが、新しい年も益々磨きのかかった男役芸で魅了してくださることを楽しみにしています。

さて、ページをめくると珠城りょう!珠様ですよ!
皆さまのつぶやきで、とにかく「珠様がカッコよくて素敵で可愛くて色々大変」との情報を得ていたのですが、もっとも私を惑わせたのは「生足」「素足」「裸足」のワード。
なんだ、それは一体…
私の脳内を一瞬♪生足魅惑のマーメイド♪な珠様がよぎりましたが、まあ、いくら外部の雑誌でもそれはなかったですね。

ごくラフなブルー系のストライプシャツに、黒いベルスリーブのもこもこニット、そして洗いざらしたようなベージュのワイドパンツ。
襟元をはだけ、シャツの袖をまくりあげ、足元は素足。
寝起きのようなくしゃっと柔らかな髪、ほくろが透けるほどの薄化粧。
いつもかっちりめな珠様のイメージに反する、軽やかで自然体なスタイリングですね。
こういうリラックスした雰囲気もいいですね。
それにしても、珠様のふっくらした足先可愛いなぁ。

なにより素敵なのが、その表情!
少年のような、魔性のような、無邪気なような、アンニュイなような…
なんとも表しようのない不可思議なお顔つき。
珠様の新しい魅力が引き出されていますね!

さらにページをめくると別パターン。
ハットの影から投げかけるようような視線、微かな笑みを浮かべる口元。
こちらもミステリアスで素敵。

黒ニットのショットは、無意識にこぼれ落ちるような色気。
ハットのショットは、匂い立つように確信的な色気。
どちらの珠様も捨てがたいですねー。
ページに載らなかった全カットが見たい!!
an・anにも『GRAPHの雫』的なページがあればいいのに!!

『各組スターの個性を知ろう!』のコーナーでは珠様の二大チャームポイント“誠実さと包容力”が取り上げられたのが喜ばしいですね。
なにより感激したのは“入団9年目の就任ゆえこれからの成長も楽しめる”の言葉。
まだまだ伸びしろがあり、これから更に男役として大きくなっていかれる珠様へのエールのようで、いちファンとして心より嬉しく思いました。

ご本人のコメントとしては、挑戦したい役は?の問いに対する答え。

私でこんな役も見てみたいと想像力を掻き立てられるような舞台人を目指しています


珠様の魅力はまさにこれに尽きる、と感じる私にはドンピシャなお言葉でした。
“こんな役を見てみたい”とファンの想像力を刺激する男役。
それこそが男役・珠城りょうの真髄だと思うのです。

『いま注目の次世代スター!』に登場した各組の95期生。
それぞれ華を競う5人ですが、かなとさん(月城かなと)とずんちゃん(桜木みなと)がいつもとはまた違った女性的な美しさが強調されて、いいですね。
ヘアメイクは、熱心な宝塚ファンとしても有名な山本浩未さん。
さすがにジェンヌさんの魅力を引き出す技術が素晴らしいです。
皆さんお綺麗ですが、特に浩未さんメイクが乗るなぁと感じたのは、みりおさんとかなとさんでしょうか。
珠様もくっきり二重が際立つ透明感溢れるメイクで素敵でした。

95期のページにはスタイリストのクレジットがありませんが、5人で「モノトーンで統一しようよ」と相談したのかな?

ところで、5人の舞台姿のショットが無いのは、あえてでしょうか?
和物のマイティー(水美舞斗)や、『A-EN』のあーさ(朝美絢)、四乃森蒼紫のかなとさんの画像があったら、宝塚をご存じない方も一気に引き込めるような気がするのですが。

ところで、宝塚をご存じない一般のan・an読者はタカラジェンヌをご覧になってどう思われるのか?
ショートカットの綺麗な女性?それとも…??
ちょっと気になります。
この特集で、また新たな宝塚ファンが獲得できたら嬉しいですね。

なにはともあれ、読み応え十分で宝塚愛溢れる素敵な特集でした!
ありがとう!マガジンハウス!
これからゆっくり記事に目を通します!

◇掲載誌
an・an No.2034(2016年12月28日・2017年1月4日合併号)│2017年もやっぱり宝塚が好き!THAT'S TAKARAZUKA 2017

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※追記2点有り 【お知らせ】“ブログ拍手ボタン”から頂くコメントにつきまして

いつも当ブログにお運びくださり、誠にありがとうございます。

各記事の末尾に表示される“ブログ拍手ボタン”についてお知らせです。
お読みいただいたしるしにクリックしていただくと『○拍手』とカウントされる機能ですが、その際にコメントをお寄せいただくこともできます。
ただし、こちらは仕様によりお返事を差し上げることができません。
(昨日コメントを頂き、初めて気づいた次第です。申し訳ありません!)

“ブログ拍手ボタン”より頂いたコメントへのお返事は、該当の記事に追記する形でお返ししております。
ご不便をおかけしますが、そちらよりご確認いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

[2016.12.27追記(1)]
マニュアルを確認したところ、コメントを送信する際に『非公開』を選択した場合のみ、返信が機能しないようです。
『公開』を選択していただくと私からお返事を差し上げることができますが、メッセージを確認するには再度“ブログ拍手ボタン”をクリックしていただく必要があります(『コメント一覧』に表示される)。

しかし、それも煩雑ですのでやはりお返事は該当の記事に追記する形でお返ししようと思います。
クリックごとに拍手数が加算されるのもなんですので…
返信ご不要の際は、お手数ですがその旨お書き添えくださいませ。

FC2ブログをご利用の皆さま、不確かな情報を記載し誠に申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。

※K様にコメント頂き、判明しました。ありがとうございました。
※上記内容は、『FC2拍手』ではなく、『FC2ブログ』に付随する『ブログ拍手』機能についての記述です。


[2016.12.27追記(2)]
※ブログ拍手ボタンより頂いたコメントへのお返事です。


K様

初めまして、コメントありがとうございました。
そうなんです、私も一昨日初めてこの機能を知りました。
そしてK様のおかげで新たな事実がわかりました!
『公開コメント』は返信可能なようです。
いい加減な情報を広めてしまい申し訳ございません!
これに懲りずに、よろしければまた遊びにいらしてくださいませ。

不躾ですが、K様は『KFT』のK様でしょうか?
いつもお邪魔させておりますので、もしやと思い…
お人違いでしたらご容赦ください。

noctiluca


* * *

話は変わりますが、イブに品川プリンスホテルに立ち寄ったらエントランスに『北翔海莉ディナーショー』の看板が出ていてびっくり!
思いがけないところで思いがけないお名前を拝見すると嬉しいものですね。
みちこさん(北翔海莉)の歌と共にクリスマスを過ごせるなんて羨ましい!
ホテルの喫茶室もディナーショーの参加者とおぼしき方々で賑わっていました。
宝塚ご卒業後も益々精力的に活動されているみちこさん。
いつかまた、あの温かな歌声を生で聴きたいものです。
飛鳥Ⅱのクルーズ、行ってみたいなぁ。

思いがけないところでタカラジェンヌといえば、数年前浅草の六区通りでケロさん(汐美真帆)のポスターを見掛けた時も驚きました。
ぶらぶらと歩いていたら視界の片隅に何かが引っかかり…
横道を覗き込んだら、ケロさんが出演されるイベントのポスターが貼ってあったのです。
我ながら高機能な(?)ヅカセンサーだなぁ。

なにはともあれ、OGの方が元気にご活躍されている姿を目にするのは嬉しいものですね。

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宙組の歌爆弾!和希そら・留依蒔世・瑠風輝『Bow Singing Workshop』

img-20161224.jpg
CSで『Bow Singing Workshop 宙組』を観ました。
映像視聴のみで、こうした歌中心の演目についてあれこれ述べるのもどうかな?と思いましたが、あまりに素晴らしい舞台でしたので少しだけ。

宙組の生徒さんは歌が達者な方が多いというイメージはありましたが、改めてその認識が強まりました。
素晴らしい!以外の言葉が思いつきません。
映像でこれだけ聴き応えがあるなら、生はどれだけ豪華な舞台であったか想像に難くありませんね。

歌を楽しめるのもさることながら、こんなに素敵な生徒さんがいらしたんだ!との発見がなによりの収穫。
なかなか本公演では場を与えられない下級生が存分に力を発揮し、自信や経験を身に着け、また新しいファンを獲得できるのが、こうしたワークショップの意義と考えれば今回の公演は大成功と言えるでしょう。

まずは、そらちゃん(和希そら)の『僕こそミュージック』。
ソロコーナーのトップバッターに彼女を据えたのは大成功だったと思います。
抜群の安定感、まっすぐ心に届く歌声。
とにかく引き込まれる!
ヴィヴィッドで小気味よいそらちゃんのペースに巻き込まれ、客席が十分温まったところに次々と宙組生の美声が降り注ぎます。

瀬戸花まりさんの『命をあげよう』は素晴らしかった!
女性の強さ、子への愛、情景が浮かぶような力強い歌声に思わず涙しました。

そして、瑠風輝さんのファントム。
『エリザベート』のエーアンの歌手で初めて彼女を認識したのですが、彼女の歌にはドラマがありますね。
男役として恵まれた容姿(ちょっとキタさん(緒月遠麻)を思わせますね)、ぱっと目を引く存在感、そしてこの歌唱力。
これからが更に楽しみな生徒さんですね。

ドラマティックと言えば留依蒔世、この方も負けていません。
曲は『ネッスン・ドルマ』。
大好きなアリアを大好きな蒔世君の歌声で聴けるなんて幸せ!
選曲は生徒さん自身のチョイスなのか先生のご指示なのか分かりませんがドンピシャですね。
ブラヴォー!の声が湧き上がりそう。

蒔世君に注目したのは、ゆうひさん(大空祐飛)の卒業公演『クライマックス』。
この表現が適当かわかりませんが…巧すぎる影コーラスにギョッとしました。
調べてびっくり、その年配属されたばかりの子ではありませんか。
相方の夢なつきさん共々素晴らしい才能だと驚いたものです。
なにより、あの若さで既に安定した男役声を出せることが凄い。

この『ネッスン・ドルマ』、エモーショナルではありますが力一杯という風情はなく、余裕すら覗かせるのが怖ろしいですね。
一緒に聴いていたパートナーは「誰も寝ないね、起きちゃうね」と申しましたが、確かにそんな感じ。
映像でこれだけの圧を感じるのですから、バウホールでは屋根が吹き飛んだのではないかと思っちゃいました。

希峰かなた君は『Chess』より『The Arbiter』。
キリリとした歌声、ちょっと異色のロック調でカッコよかった!
私はこれを歌いたいんだ!という主張がビシビシ伝わってくるようで爽快。
いいですね、こういう気迫が感じられる生徒さん。

『夢・アモール』のデュエットは、華妃まいあさんと澄風なぎ君。
澄風君は歌は勿論、娘役さんを見つめる温かな眼差しがいいですね。
華妃さんの肩に添えた手にも優しさがあり、クラシカルで品の良い男役さんとして成長が楽しみです。

さおさん(美月悠)のカサブランカは、さすがの貫禄。
トレンチコートの幻が見えるようでした。
経験を重ねた男役さんの渋さ、カッコよさを存分に味あわせてくれました。

瀬戸花まりさんの『カラー・オブ・ザ・ウィンド』がこれまた良くて!
いつぞやOGのゆきえちゃん(透水さらさ)も歌ってらっしゃいましたが、いい曲ですね。
清々しい強さと透明感を感じるポカホンタスでした。

忘れちゃいけない、小春乃さよちゃん。
『うたかたの恋』天上の影コーラス以来、ファンなのです。
さよちゃんの清らかで美しいソプラノ、観る者を幸せにする柔らかな微笑み、心が洗われるようでした。

そして、宙組の誇る歌爆弾が炸裂したのは『ロミオとジュリエット』歌い継ぎ。
蒔世君、全身全霊の『僕は怖い』。
私はあなたの才能が怖い。
続いて、そらちゃんの『どうやって伝えよう』。
ヴェローナの街が浮かび上がるように劇的なシーン。
テクニックもさることながら熱い心の迸りを感じる2人。
蒔世ロミオ、そらベンヴォーリオが実現したら嬉しいなぁ(逆も可)。
さよジュリエット、瑠風ティボルトだったら言う事なし!

CSのおかげで、気になる生徒さんを大勢見つけることができました。
次回の宙組公演が楽しみ!
皆さんに活躍の場が広がるといいなぁ。

[2016.12.26追記]
※ブログ拍手ボタンより頂いたコメントへのお返事です。


H様

初めまして、コメントありがとうございました。
嬉しいお言葉を頂き、大喜びしております。
私も初主演作で虜になり、今に至っております。
同じような気持ちで彼女を応援されている方がいらっしゃると思うと本当に嬉しいです。

実は私もS氏が大好きなのです!
三拍子揃った素敵なジェンヌさんですよね!
まめ柴…わかります!愛嬌が溢れてますよね!

ロミジュリはどちらのパターンでも最高の舞台になると思います。
いつか実現しますように!

noctiluca

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【クリスマスコフレのお勧め】エスティ・ローダー“グッドアズゴールド2016”

師走も下旬に差し掛かりました。
あと1週間足らずで新年だなんて、本当に時が経つのが早い!
忘年会・年賀状書き・仕事納め・大掃除・お正月準備…
あれこれ忙しない毎日ですが、忘れちゃいけない“ヅカ納め”!
今週末、雪組の『私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!』で見納めて来ます。
ショーはクリスマスソングメドレーもあるそうで、とっても楽しみ!

この季節は街のイルミネーションが綺麗でわくわくしますね。
おとぎ話のようにキラキラ輝く景色を眺めると寒さも吹っ飛んじゃいます。
最近面白いなぁと思ったのは、日本橋『榛原(はいばら)』の折り鶴イルミネーション。
“白鳥の湖”ならぬ“丹頂鶴の湖”でした。
ちゃんと鶴の頭部が赤く光るんです。
折り鶴モチーフなのは、さすが和紙の専門店ですね。

クリスマスらしいお楽しみのひとつと言えば、クリスマスコフレ!
皆さまはどれかお求めになりましたか?
私はエスティ・ローダー恒例の“グッドアズゴールド”を選びました。
目元口元のメイクアイテム中心のセットで、とても使いやすかったのでオススメ!
特にアラフォー以上でイエローベースの方は重宝されると思います。

アイメイクアイテムは3つ。
1.アイボリーからブラウン系のグラデーション+ピンクがかった薄紫のアクセントカラー、計9色のアイカラーパレット(ピュアカラーエンヴィアイシャドウ)。
2.塗りやすいコンパクトなブラシのマスカラ(ダブルウェアエクストリームゼロスマッジオールエフェクトマスカラ)。
3.柔らかな芯で描きやすく、落ちにくいアイペンシル(ダブルウェアステイインプレイスアイペンシル)。
2と3のカラーはブラックです。

リップメイクアイテムも3つ。
“婚活リップ”でお馴染み、ピュアカラークリスタルシアーリップスティックが2本。
優しく落ち着いたピンク系の“デミュアローズシマー”と、深いレッド系の“パッションフルーツシマー”の2色。
そして、偏光パールたっぷりの淡いコーラル系グロスが1本(ピュアカラーエンヴィグロス/シェイムレスグロウ)。

BAさん曰く「口紅2本分(のお値段)でこれだけ入ってお得です」とのこと。
ヅカファン的には「S席よりお得」の方がお値打ち感があるかな?
冗談はさておき、使わなかったり使いこなせなかったりするアイテムの多いセットは割高感を感じてしまいがちですが、このコフレに関しては心配無用。

アイカラーパレットは、デイリーからお呼ばれまで対応可能な使いやすいカラーバリエーションで捨て色無し!
いつも特定の色ばかり余らせがちな私でも、これなら上手に活用できそう。

予想外の大当たりはリップスティックの“パッションフルーツシマー”でした。
まさにパッションフルーツの果皮を思わせるディープレッドで、カラー診断がスプリングタイプ(濃い目の色が合わない)の私は本来苦手なのですが、つけてみたら意外としっくり。
ピュアカラーリップスティックって質感がとてもシアーなので、一見難しそうな色でも案外馴染んでしまうんですよね。
エンヴィグロスを重ねると、さらに透明感が増していい感じ。

以上の6品に、シャンパンゴールドのクラッチ型のポーチ(イブニングバッグとのこと)が付きます。

もしかして品切れの店舗も多いかもしれません(公式サイトは既に完売でした)が、店舗ごとに電話での問い合わせに対応してくださるそうですので♪あるところにはあるさ!という感じでしょうか?

ちなみにリップメイクアイテムの香りはやや濃いめですので、初エスティでしたらタッチアップでお試しになることをお勧めします。
こってりしたバニラフィグの香り、私は美味しそうなお菓子っぽくて好きですが、敏感な方には気になるかもしれませんので。

そして、新年“ヅカ初め”は、待ちに待った珠様(珠城りょう)のお披露目公演『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』!!
これを楽しみに、年の瀬を乗り切ります!

空気が乾燥しております、体調や火の元にはくれぐれもお気をつけください。
それでは、良い週末を!

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ちぎさん綺麗!珠様アダルト!ちゃぴちゃん絵上手!宝塚GRAPH1月号

新年号はグラビアが多くて楽しいですね。
『歌劇』ですとお着物の方が多いですが、『GRAPH』は洋装率100%。
この傾向は『宝塚グラフ』時代から変わっていないような?

『New Year's Portrait』では、ちぎさん(早霧せいな)の美しさにびっくり!
本当に端正なお顔立ちですよね…ロシアの美青年モデルみたい。
透き通るようなお肌、吸い込まれそうな瞳、ため息ものです。
組カラーのフリルブラウスも素敵ですね。

あぁ、綺麗…とウットリしながらページをめくったら!
激情配色(赤×黒)の珠様(珠城りょう)がドーーーーン!!
アダルトで素敵!
開襟から覗くネックレスとジャケットのデザインがドン・ホセを思わせます。
最近の珠様は割とアダルトというか、挑戦的なショットが多くてドキドキしますねー。
2月号はお待ちかねの『月組新トップ 珠城りょう特集』!
楽しみですね!どんな記事が載るんだろう?

各組男役さんたちの集合写真。
雪組さんは「さすが!!」という感じ。
それぞれの組の特色が打ち出せていいですね。

新年号のお楽しみと言えば、生徒さんの年頭の挨拶やゲーム、お絵描きが見られること!
各組メンバーがトップさんとの思い出をイラストにし、誰が描いたか当てる企画。
ちゃぴちゃん(愛希れいか)の上手さにびっくり!
珠ちゃんワンコがべらぼうに可愛い!
ちゃぴちゃんの目には珠様がこんな風に映っていたのかな?

ゆりちゃん(紫門ゆりや)も上手ですねー。
お月さまのおめめが可愛い!
それにしても余興で月を演るってどういうシチュエーションなんでしょう!?
一所懸命お月さまを演じる(?)珠様…想像するとシュールですね。

ゆりちゃんと同系統の上手さは、ゆうみちゃん(咲妃みゆ)。
これはこのまま、すみだ水族館のキャラクターグッズデザインに採用されちゃうのでは!?という出来栄え。
彼女のほのぼのとした人柄がうかがえるような愛らしい絵柄ですね。

上記の3人とはまた異質の上手さが光るのは、ありちゃん(暁千星)。
線は殆ど用いず、塗りだけで仕上げた一枚。
シルエットの捉え方、デフォルメも巧み、紙面に対するバランスも良く、絵画みたい。
額縁に入れて飾っておきたい感じですね。
彼女は天才肌だなぁ。

個人的なお気に入りは、あーさ(朝美絢)の珠ロルテス!
おヒゲ再現率がパーフェクト!
口ヒゲも頬ヒゲもきちんと描き込まれているのがたまりませんね。
クオンの一本結びも、これだけでクオンとわからせるのがすごい!
珠様の「絶対絵が上手い人だと思ってた…」のコメントは意味深ですが。

ジェンヌさんはあれだけ芸術的な舞台メイクをされるので、絵がお得意な方も多いですよね。
かけるさん(風馬翔)や、まゆぽん(輝月ゆうま)もイラストが上手だなぁと思います。

酉年にちなみ、トップさんたちで鳥の絵を寄せ書きする『スターイラストコーナー』。
ちぎさんの、はみ出すほど元気いっぱいな男前すぎるイラストに頬が緩みました。
あんなに綺麗な方なのにギャップが激しくて!
以前、『歌劇』の『えと文』に載ったお雛様の絵もなかなか衝撃でしたが。

そして、いよいよ珠様のイラスト!!
可愛い!可愛すぎるー!!!
グラビア撮影用の男臭い赤シャツ×黒ジャケットのまま、こんな微笑ましいヒヨコちゃんを描くなんて…反則!
隅っこに遠慮がちに並んだ2羽のヒヨコ。
おっきい方がご自分で、ちっちゃい方がちゃぴちゃんかな?

トップコンビがそれぞれ1~2羽ずつ描いてらっしゃるんですけど、それぞれ特色があって面白いです。
2羽が向き合っているのが、花組と宙組。
男役鳥の後ろを娘役鳥がついていってるのが、雪組と星組。
2羽で同じ方向を向いているのが、月組。
それぞれのコンビスタイルが映し出されているようで興味深いですね。

そして、ゆりかちゃん(真風涼帆)の『毛感』という表現がツボ。

ますっくさんの漫画(GRAPHの宝箱)、ベニーさん(紅ゆずる)のエピソードがいいですねー。
あーちゃん(綺咲愛里)のことが可愛くて可愛くてたまらない、という風情がにじみ出て素敵。
トップコンビのこういう心温まるこぼれ話、本当に好きです。
お披露目公演、楽しみですね。

『アーサー王伝説』の舞台写真もいいですね!
表情の豊かさ、動きの大きさが伝わるショットが多くて嬉しいです。

スターさんのお気に入りを紹介する『イマコレ!!!』では、みやさん(美弥るりか)が気になりました。
ネイル好きなので参考になります。
それにしても、「魔女になりたいんです!」ってネイリストさんもびっくりしちゃいますねー。

『歌劇』1月号は、表紙も特集も珠様なので今から楽しみです。
せっかくなので『グランドホテル』観劇がてら、大劇場のキャトルで手に入れようかな?
珠様デザイン監修グッズ第2弾やら、グランドホテル公演グッズやら、欲しいものがいっぱいで大変なことになりそうですが…

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【宝塚版ベルサイユのばら】好きな台詞、???な台詞-珠アンドレに言って欲しい台詞

前回、珠様(珠城りょう)は『ベルサイユのばら』のアンドレが似合うだろうと書いた私。
珠城りょうの男役像と『ベルサイユのばら』アンドレの親和性

温かく包容力のある男役の理想像のひとつ、アンドレ。
珠様にぴったりの役だと思います。
この台詞、珠様の声で聞いてみたくはありませんか?
“千の誓いがいるのか、万の誓いが欲しいのか。命を懸けた言葉をもう一度言えというのか。俺の言葉はただ一つ。愛している、愛しているとも”
私は聞きたいです!

舞台上で珠様が発する愛の言葉って、ひとつひとつに重く熱い熱がこめられてて、心の奥底に沈み込むようなリアリティを感じるのですよね。
アンドレの積年の想いが成就するこの場面、珠様ならこの上もなく情熱的に演じてくださることでしょう。

名セリフの宝庫のような『ベルサイユのばら』ですが、もうひとつ大好きな台詞があります。
ジェローデルの“受け取ってください、私のただひとつの愛の証です。身を引きましょう”
愛することは相手の幸せを願うこと。
シンプル過ぎて実際は難しいことが、なかなか洗練された言い回しで表されています。
子どもの頃はいまいちこの言葉がピンとこなかった私ですが、年齢を重ねるにつれしみじみ分かるようになってきました。

とは言え、珠様のジェローデル評は“『こんな恥ずかしい台詞を言うのか』と思ったほどキザ”だったようですが。
珠様はストレートな愛の表現の方がお好みなのでしょうか?

読み返すごとに新たな発見がある『ベルサイユのばら』。
やはり不朽の名作だと思います。
連載当時、作者の池田理代子さんは20代だったというのが驚きです。

特に、これ。
“心優しく温かい男性こそが、真に男らしい頼りに足る男性なのだということに気づくとき、たいていの女はもう既に年老いてしまっている”
私が実感を伴って読むことができるようになったのは20代も半ばを過ぎてからでした。
「今(現代)の人の精神年齢は実年齢-10歳」とは友人の弁ですが、昔の漫画家さんは早熟だったのですね。

長くなりそうなので、このへんで。
『???な台詞』編は次回。

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十二月大歌舞伎:第三部『二人椀久/京鹿子娘五人道成寺』を観て来ました!

久々に歌舞伎座へ行って来ました。
お目当ては、坂東玉三郎の『京鹿子娘五人道成寺』。

数ある歌舞伎の演目で『娘道成寺』は最も好きなもののひとつ。
春爛漫の華やかなセット、色とりどりの衣装、圧倒的なきらびやかさは宝塚歌劇のレビューに通じるものがありますね。
大好きな演目を大好きな役者で観られるのですから、これはもう足を運ぶしかありません。

前回観たのは、尾上菊之助との『二人道成寺』。
鏡像のようにピタリと重なり合う二人。
どこか愛らしい娘らしさの残る菊之助と、神秘的で魔性が潜む玉三郎。
美しい花子でした。

今回は、なんと玉三郎・勘九郎・七之助・梅枝・児太郎で五つ子花子!
数年前の歌舞伎座閉場式以来でしょうか?
盆と正月が一緒に来たような豪華さ!
2016年を締めくくるに相応しい華やかな演目ですね。

幕開き、所化たちの「聞いたか聞いたか」「聞いたぞ聞いたぞ」はどうしても宝塚版『風と共に去りぬ』の♪お聞きになった♪夫人たちを思い出してしまいます。
『聞いたか坊主』ならぬ『お聞きになった夫人』?
ここは妙念坊の橘太郎さんがひときわコミカルで目立ってました。
阿面坊とか喜観坊とかネーミングが面白いですよね。

まずは勘九郎と七之助の兄弟花子が花道に姿を現し、ひと踊り。
勘九郎が消え、道成寺へ向かう七之助。
可愛い…とにかく可愛い!
禅問答の声色も可憐で、所化たちがメロメロになるのもわかります。

首尾よく鐘供養の場に加わった花子。
金烏帽子で舞うのは玉三郎です。
美しい!
『二人椀久』でも感じましたが、玉三郎が舞台に姿を現すと場の空気がぎゅうっと彼一点に向かって凝縮するような錯覚を覚えます。
中啓を手に静々と舞う玉三郎。
〽鐘に恨みは数々ござる
時折、鐘にやる視線の強さが怖ろしいですね。
ちなみに私、この桜模様の赤い振り袖が一番好きです。

金烏帽子を脱ぎ、花かんざしを挿すと瞬時に可愛い町娘へ。
凄い!
表情から身のこなしまで、パッと重々しい白拍子から軽やかな町娘へ切り替わる。
装いひとつで人格が激変する。
このシーンに最も女性の怖さが表れていると思うのですが、いかがでしょう?

町娘の手踊りから、引き抜きで一瞬にして水浅葱の衣装へ。
ひとつひとつのポーズが絵画のように美しい玉三郎。

毬唄から、児太郎の花笠踊り。
手品のような振り出し笠は、いつ見ても楽しい気分になりますね。
所化たちも浮かれて踊りだします。

藤色の衣装で再登場する玉三郎。
手ぬぐいを自在に操りながら、恋の手習いをしっとりと舞います。
〽誰に見しよとて紅鉄漿つけうぞ みんな主への心中立
毎朝化粧をしながら、このフレーズが頭に浮かぶ私。
色っぽくていい詞ですよね。

撒き手ぬぐいをキャッチできた方、羨ましいなぁ。
所化の中には「元野球部!?」と思うほど飛ばす方もいらっしゃいますよね。
手ぬぐいがポンポン空中を舞うこの場面は本当に楽しい!

山尽くしは、勘九郎と七之助。
鞨鼓を用いた躍動的な踊り。
黄色地に火焔太鼓柄の衣装が目に鮮やか。
海老反りで素晴らしい柔軟性を見せてくれました。

続いて、濃い紫の衣装の梅枝が登場。
梅枝の踊りは動きがゆったり大きく、その場がパッと明るくなるような華やかさがありますね。

やがて白い衣装の5人が集まり、鈴太鼓を持って踊ります。
ここは圧巻の華やかさ。
五者五様の味わいがあるので、観る方は大忙し。
鈴のリズムも心地よく、ラストに向けて一層高揚感を覚えます。

いよいよクライマックス!鐘入り!

花子が5人なら、後見も5人。
舞台上手には鐘。
そこに所化も加わって、足の踏み場もない感じ。
この賑々しさはなんとも贅沢。

ババーン!と鱗模様の衣装に早替りする花子たち。
顔つきも一変し、蛇体の本性もあらわに、鐘に巻きつく恐ろしさと言ったら…
玉三郎を筆頭に5人も連なると、もの凄い迫力ですね。
長さが出るので本当に蛇がとぐろを巻いてるみたい。
バシッと決まって、幕。

変化に富んだ盛りだくさんの内容で1時間が飛ぶように過ぎました。
いやー、満足!満足!
5人もの花子が揃う道成寺、次はいつ観られるかわかりませんが…
ともあれ、いいもの観たわー!と大満足で帰路についたのでした。

次の宝塚花組公演『雪華抄』でも安珍清姫をモチーフにした場面があるそうで。
こんな短期間にまた観られるなんて嬉しいなぁ。
どんな演出なのか、歌舞伎と宝塚の違いを見比べるのも楽しみです。

歌舞伎公式総合サイト『歌舞伎美人』│十二月大歌舞伎

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珠城ロルテスファン必読!?火坂雅志著『壮心の夢―花は散るものを』

月組公演『NOBUNAGA<信長>-下天の夢-』で珠様(珠城りょう)が演じられたローマの騎士、ロルテス。

戦国時代の武将、蒲生氏郷に仕えた軍人とされていますが、詳細は不明。
日本名は『山科羅久呂左衛門(ろくろざえもん)勝成』。

『NOBUNAGA』では“名前のない男”として、謎多き存在に描かれていたロルテス。
終盤に向け、失われた騎士の誇りを取り戻していくさまが丁寧に描かれ、心に残りました。
↓過去記事はこちら
信長がロルテスを甦らせた!『NOBUNAGA』観劇記録

本能寺の変以降、ロルテスは異教の地、日本でどのように生き抜いたのか?
私の興味はそこに注がれました。
『名前のない男』と呼ばれる発端となったローマ時代のエピソードも気になりますが…

果たして本当に、ロルテス(山科勝成)が実在したのかは諸説あるようですが、キリシタン大名であった蒲生氏郷がそれらしきローマ人を召し抱えていたということであれば不自然はないかと思います。
具体的な経歴や名前は後世の創作が殆どでしょうが、それだけ執筆意欲を刺激するロマン溢れる人物なのではないかと。

少なくとも、源義経がモンゴルに渡ってチンギス・ハーンになった説よりは現実的かな。
お芝居としては夢がありますが(『この恋は雲の涯まで』みたいな)。

ロルテスが登場するフィクションはないか調べたところ、火坂雅志の『壮心の夢』がありました。
数年前、NHKの大河ドラマで放送された上杉家の家老直江兼続の物語、『天地人』の原作者の著作です。
戦国武将14人が登場する短編集の第5話、『花は散るものを(蒲生氏郷)』でロルテスが描かれます。
蒲生氏郷の章ですが、実質ロルテスが主役です。

あらすじはこんな感じ。
主君蒲生氏郷の死が『謀殺』だったと知ったロルテス。
真相を探る彼の前に現れたのは意外な人物だった。

40ページ足らずの短編ながら、謎解きあり、アクションあり、ロマンスあり。
なによりロルテスの造形がいかにも珠様っぽくて!

勇猛果敢で、忠誠心が篤く、軍人としても優秀な誇り高き騎士。

珠様にぴったりーーー!
まあ、私が珠ロルテスを思い浮かべながら読んだせいもあるでしょうが。

ラストの鮮やかさと言ったら!
『Bandito』や『NOBUNAGA』といった大野作品の爽快感にも通じるものがありました。
これは是非、舞台化して欲しい!

妄想キャスティングはこんな感じかなぁ?
ジョバンニ・ロルテス[=山科羅久呂左衛門勝成]→珠城りょう
蒲生氏郷(ロルテスの主君)→宇月颯
蒲生忠兵衛(氏郷の家臣。ロルテスの同輩)→輝月ゆうま
オルガンティーノ(イタリア人宣教師)→千海華蘭
千少庵(千利休の二男。氏郷の死に関する証人)→英真なおき
唐糸(氏郷の侍女)→愛希れいか
フランチェスカ→??? ※ネタバレしちゃうので秘密

「羅久呂左衛門は真の侍」
「この国で、騎士の心を持っていたのはあの方だけ」
互いをこう評する、深い信頼に結ばれたロルテスの主君蒲生氏郷には、としさん(宇月颯)がいいなぁ。
『花は散るものを』は氏郷死後の話なので、回想シーンで是非。

あれこれ想像したらニヤニヤしちゃって、これは電車の中で読んじゃいけない本だな、と思いましたね。
珠城りょう&ロルテス&NOBUNAGAファンの皆さまにオススメです!
他にも荒木村重・赤松広通・石田三成・池田輝政らの短編が収められています。
歴史好きな方にもオススメ!
◇火坂雅志著『壮心の夢』(文春文庫)

他にも、ロルテスが出てきそうな小説はこちら。
◇安部龍太郎著『レオン氏郷』(PHP文芸文庫) ※『レオン』は氏郷の洗礼名
◇辻邦生著『安土往還記』(新潮文庫)
氏郷を扱った歴史小説はもっと沢山ありますが、とりあえず。

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プロフィール

noctiluca(ノクチルカ)

Author:noctiluca(ノクチルカ)
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
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