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ニック(水美舞斗)とフローレンス(城妃美伶)のスピンオフが観たい!│青い薔薇の精

名実ともにトップオブトップとして、ここ数年の宝塚人気を牽引してきた花組トップスター・明日海りおさんのラストステージ『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』を観てきました。
ひとことで言えば「素晴らしかった!」。

設定はほぼ想像通りでしたが、展開は予想外。
(演目発表時から公演解説の内容がかなり変わったことに、いま気づきました)
(当初はハーヴィーやシャーロットの名前がなかった)
明日海りおはフェアリーか?―「青い薔薇の精」と「美少年(ヴェニスに死す)」│A Fairy Tale

好きなところ、お気に入りのところ、全部


タイトルの「A Fairy Tale」の意味が分かった瞬間、「あ、あ、あぁっーーー!」ってなりました。
残りわずかの公演回数ですが、これからご覧になる方は前情報を入れない方が楽しめると思います。

どなたもハマり役で、トップさんの卒業公演らしさも十分。

みりおさん(明日海)演じる青い薔薇の精・エリュと、れいちゃん(柚香光)ハーヴィーが交わす堅い握手。
「君なら美しい花を咲かせられる」
明日海りおから柚香光へ受け継がれる花園(花組)。
ふたりの姿に重なって、涙なしには観られません。
素敵な引き継ぎシーンでした。

松井るみさんの装置が美しくて眼福!
花盛りのウィールドンの庭は目が覚めるよう。
冒頭の荒れ果てた景色すら、禍々しい美にあふれ、するりと物語世界に引き込まれました。
書籍や薬品、植物と紅茶の香りが漂ってきそうなヴィカーズ商会のセットも私好み。

「シャーロック・ホームズ風の私立探偵」と紹介されたMr.ディケンズ(冴月瑠那)の登場シーン。
さりげない「BAKER STREET」の標識が嬉しいですね。

本作をもって星組に異動される、あかちゃん(綺城ひか理)。
花組での最後の舞台姿を見納めてまいりました。
堅実なお芝居、魅惑の低音がウリのあかちゃん。
星組でどんな花を咲かせてくださるか楽しみです!

ケヴィン(優波慧)とネリー(春妃うらら)のグリフィス夫妻。
何気ないやり取りに温かな家庭を想像できて心に残りました。
春妃さんは声が綺麗ですね。
艷やかな潤いのある台詞に聞き惚れました。

美声といえば和海しょうさん。
オリヴァーが言葉を発するたびに、あまりの声の良さにびっくりして思わず目を向けてしまいます。

Mysterious Old Lady(謎の老婆)の美花梨乃さん。
美花さんはいつも活き活きと役を楽しんでらしていいですね。
とっても好きな役者さんです。

ニックとフローレンスのスピンオフが観たい!


物語の起点となるエピソード、ヒロイン・シャーロット(華優希)の母フローレンス・ウィールドン夫人(城妃美伶)と、庭師ニック・ロックウッド(水美舞斗)のささやかな心の交流。

彼らがいなければ始まらない、大切な役どころ。
ふたりの関係が印象的でした。

深く温かな慈しみ。
互いの心は手に取るように通じ合っている。
ほとばしる想いを抑え、ふたりが歌う「Dear Friend」。
“大切な友”という言葉が彼らの愛をよく表しています。

ラストシーンは、舞台の端と端から、ただ見つめ合う視線だけで泣けました。

美しい庭を捧げることで愛を昇華したニック。
フローレンスを想い、妻を娶らなかった彼が、養子に迎えたのが物語のキーマン・植物学者のハーヴィー・ロックウッド(柚香光)。

フローレンス亡き後、荒れ果てた庭を蘇らせたハーヴィー。
ニックの息子ハーヴィーから、フローレンスの娘シャーロットへ。
想いの連鎖が見えて胸がいっぱいになりました。

マイティー(水美)、いいお役を書いてもらえて幸せですね!
ふたりのスピンオフが観たいくらい、素敵なエピソードでした。

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植田景子、表現者の気骨│青い薔薇の精

実のところ、植田景子先生の作風に苦手意識のあった私。
蛇足が多いというか、自作への思い入れの強さゆえの説明過多というか。

その印象を覆したのが『ハンナのお花屋さん —Hanna's Florist—』。
過剰な情報の枝葉を取り除いたときに表れる「物語の芯」に心を揺さぶられたのです。

そして、今回の『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』で植田景子作品への抵抗感が完全に払拭されました。

植田景子先生―表現者の気骨


『ハンナのお花屋さん』と『青い薔薇の精』に共通するテーマは、平和への願い。

美しく豊かな未来を子どもたちへ。
争いのない愛に満ちた世界を次世代へ。

ややもすれば説教臭く、押しつけがましい理想主義です。
しかし、宝塚ならではの「大人のおとぎ話」を通して伝えられる熱いメッセージに、景子先生の表現者としての気骨を見たのです。

『青い薔薇の精』もツッコミどころは多々あれど、それを上回る感動がありました。

公演解説に「大人の為のほろ苦く温かなオリジナル・ミュージカル」とありますが、たしかに齢(よわい)を重ねたからこそ響く作品なのかもしれません。
かといって、観る人を選ぶわけではなく、家族みんなで安心して楽しめるミュージカルでもあり。
美しく、心温まる、素敵な物語でした。

景子先生の作品では、これが一番好きです。

奇しくも二作とも、みりおさん(明日海りお)主演作。
景子先生はみりおさんと相性がいいのかもしれません。

ふたりのタッグがもう観られないのは残念ですが…
素晴らしい世界を生み出してくださり、ありがとうございました!

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○『A Fairy Tale —青い薔薇の精—』関連記事はこちら↓
アンドロギュヌスな男役、明日海りお―究極の男役は性を超越するのか│青い薔薇の精
明日海りおはフェアリーか?―「青い薔薇の精」と「美少年(ヴェニスに死す)」│A Fairy Tale

アンドロギュヌスな男役、明日海りお―究極の男役は性を超越するのか│青い薔薇の精

まさか、みりおさん(明日海りお)の宝塚生活最後の役が「妖精」とは驚きました。
しかし、同時に妙に納得したことを覚えています。
明日海りおという稀有な男役が、何をもって自身の集大成とするのか?
ひとつの選択肢として、男でなく女でもない「フェアリー」が候補に挙がるのは分からなくもありません。

卒業すれば二度と男役として舞台に立つことはありませんから、ファンとしては「普通の男役」を観たいという気持ちもあります。
ですが、最後だからこそ「明日海りおにしか成し得ない役」を観たいという思いも、またあるのです。
明日海りおはフェアリーか?―「青い薔薇の精」と「美少年(ヴェニスに死す)」│A Fairy Tale

アンドロギュヌスな男役、明日海りお


みりおさん同様、いわゆる“フェアリー系”男役として語られることの多い朝海ひかるさん。
彼女の卒業公演も、男でなく女でもない「堕天使」でした。
(植田景子作『堕天使の涙』)

男でなく女でもなく、それ以前に「ヒト」でもない。
当然、相手役(トップ娘役)と「人間同士の恋愛」は描かれない。

肉欲を伴わない、精神の愛。
互いの魂を救い合う、高次の愛。
『青い薔薇の精』や『堕天使の涙』で描かれるのは、そんな愛です。

景子先生が“フェアリー系男役”に求めるものは何なのか?
「男役の魅力」について書いた記事の中に、そのヒントがあるように思います。
ちょっと長いですが、抜粋します。

宝塚歌劇の最大の特徴、それは女性が男性を演じる“男役”。

その魅力については、既に語り尽くされた感がありますが、なぜ私たちが“男役”という存在に惹かれるのか。
考えてみました。

宝塚とは逆に、男性が女性役も務めるのは、同じく日本の伝統芸能「歌舞伎」。
比較されることの多い両者に共通する魅力のひとつといえば、歌舞伎なら“女方”、宝塚なら“男役”。
それぞれ本来の性と異なる性を演じるところに面白さがあります。

芸の力で男以上の男、女以上の女を作り上げる。
男のいいところ、女のいいところのエッセンスを抽出した理想の人物像が生まれる。

俗に「男役10年」と言われますが、男役の型がようやく出来上がるのが10年目。
年齢的にも女性が成熟し、最も輝きを増していく時期とそのまま重なります。

彼女らの中に潜む女性性と、表面に表れる男性性との妖しいせめぎ合いこそが、男役の一番の魅力ではないかと考えます。
浪漫の騎士│宝塚「男役」の魅力ってなんだろう?【case1.珠城りょう】より抜粋]


男役の魅力を、「彼女の中に潜む女性性と、表面に表れる男性性との妖しいせめぎ合い」と定義するならば、必ずしも「男」の姿・かたち・性質を備えていなくても「男役」は完成すると言ってよいでしょう。

なかでも、みりおさんのように両性具有的魅力が濃厚な男役を何と呼ぶか?
“フェアリー系”ならぬ“アンドロギュヌス系”?

古来より、芸術家たちの創作意欲を刺激してきた“アンドロギュヌス”。
絵画や彫刻などで具現化されてきた彼ら。

なぜ、モチーフとしてのアンドロギュヌスは創造者の心を捉えて離さなかったのか?
「男」と「女」を兼ね備えた「完全体」であると考えられていたためと思われます。
その点、「宝塚の男役」はまさに“生きるアンドロギュヌス”と言えます。

アンドロギュヌスの中のアンドロギュヌス、明日海りお。
宝塚の座付き作家にとって、非常に刺激的な存在であることは明らかです。
よって、明日海りおのラストステージに性を超越した妖精役を当てたのは、当然の帰結でしょう。

究極の男役は性を超越する


卒業公演で「ヒト」でなかったのは、つい先日『GOD OF STARS-食聖-』で退団された星組トップスター・紅ゆずるさんもですね。
紅さんの役は天界の住人「紅孩児」。
人間の女性と恋をして下界に降りた彼は、ラストシーンで大勢の子どもに囲まれ、大団円を迎えます。

紅孩児にアンドロギュヌス的要素は見当たらず、女性との関係はシンプルなラブコメディとして描かれる。
紅さんの男役としての個性、コンビを組んだ綺咲愛里さんとの関係性、そして作者の小柳菜穂子先生の作風によるものでしょう。

異世界の住人との恋愛を「異類婚姻譚」として描いた『食聖』。
かたや、あくまで人間と交わることのない「堕天使」朝海ひかると、「妖精」明日海りお。
同じ人外が主役の宝塚作品で、こうも仕上がりに違いが出るのは面白いですね。

「性」にとらわれない「美」と「愛」を描いた妖精エリュを演じたみりおさん。
併演のショー『シャルム!』では、とびきりカッコよく、華やかな「ザ・男役」の魅力を振りまきます。

性を超越した様々な「タカラジェンヌの美」を堪能させてくれた明日海りお。
大千穐楽まで、さらに男役を極めていかれますように。
長い間たくさんの素晴らしい夢を見せてくださり、ありがとうございました。

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明日海りおはフェアリーか?―「青い薔薇の精」と「美少年(ヴェニスに死す)」│A Fairy Tale

蘭乃はなドットコム?―宝塚歌劇とお花についてあれこれ

食卓も秋らしいお花に替えたくて、黄色のピンポンマムを中心に、濃い紫のトルコ桔梗と薄紫の女郎花を活けました。
月組カラー×宙組カラーでいい感じです。

今回は、宝塚と切っても切れない「お花」にまつわるあれこれを。

日常に潜む“タカラヅカ”を探す楽しみ


東京公演の観劇がてら、よく訪れるレストランのレストルームにも、トルコ桔梗とルリタマアザミが飾られていました。

ルリタマアザミってご存じですか?
まんまるで青いハリネズミみたいな花。
見たことはあるけど、名前が分からない花が「ルリタマアザミ」と知ったときは驚きました。
「るりたま(美弥るりか×珠城りょう)!?」って。

なんでもない日常に潜む“タカラヅカ”を探すのは楽しいですね。
「るりたま」という名前の花がある!

宝塚と胡蝶蘭


先日、らんちゃん(蘭乃はな)のお名前を打とうとしたら、サジェストに「ランノハナドットコム」って出たんですよ。
なんだろう?と思って飛んでみたら、胡蝶蘭専門のお花屋さんでした。

胡蝶蘭は歌劇には欠かせないお花。
今は楽屋にお花を入れることはできませんが、卒業生のブーケでは定番人気。
名前の通り、ひらひら舞う蝶のような華麗な花姿はタカラジェンヌにぴったりです。

「蘭乃はな」という芸名は双子の「すみれ乃麗」さんと並び、可愛くて娘役さんらしいお名前ですね。
「蘭」に「すみれ」、いずれも宝塚らしい花です。
もしもの話ですが、もし三つ子ちゃんだったら、もうひとりは「桜」でしょうか?

そして、「らん」「れい」ときたら「りん」?
「桜乃りん」なんてお名前、いかにもありそうな感じがします。
(OGに桜乃彩音さんがいらっしゃいますね)

おとめと花


年に一回発行される宝塚歌劇団の生徒名鑑『宝塚おとめ』。
「好きな花」が宝塚ならではの項目で好きです。
応援している生徒さんがお好きな花の柄のレターセットでお手紙を書いてみたりして…

空欄のままの方もいらっしゃいますが、それはちょっと寂しいですね。
まさおさん(龍真咲)だったと思いますが、薔薇の品種名まできちんと書かれてらして、本当にお好きなのだなと嬉しくなりました。

ちなみに私は、薔薇ならダブル・デライトと夢香が好き。
沈丁花、くちなし、金木犀も好き。
同じ花を挙げてらっしゃる生徒さんには親しみを感じますね。

ある娘役さんの「どくだみ」はインパクト抜群!
可憐で控えめな姿からは想像もつかない強いクセのある香り。
食用や薬用にもなるお花。
老若正邪演じ分ける、その方の舞台そのもの。

好きな花と芸風の共通点を探しながら『おとめ』を眺めるのも楽しいかもしれません。

あの日薔薇一輪


ある生徒さんに頂いた薔薇の花。
特別な日の思い出を残したくて、見よう見真似でドライフラワーにしてみました。
色も形も思いのほか綺麗に保たれ、初めてにしては上出来。
見るたびに楽しかった記憶が甦ります。

お花を頂くのは嬉しいものですが、大好きな方からならば喜びもひとしお。
もともと薔薇は大好きですが、素敵な思い出が加わってますます好きになりました。

ただいま東京宝塚劇場で上演中の花組『青い薔薇の精』も薔薇が重要なモチーフ。
青い薔薇の花言葉は「夢が叶う」
長い間、先頭に立って宝塚人気を引っ張ってこられた、みりおさん(明日海りお)のラストステージにふさわしいですね。

宝塚に憧れた少女が、大好きな場所で沢山の夢を叶え、まもなく卒業しようとしている。
そんなみりおさんの姿に重なるような作品なのでしょうか?
楽しみに見納めたいと思います。

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あの人は誰!?―心のオペラ泥棒【97期トリオ/綺城ひか理/佳城葵/留依蒔世】

以前、「舞台人の“華がある”とは何か?」の記事を上げた私。
「スター性がある」「キラキラしてる」「目を引く」とも言いますね。
「華がある」ってなんだろう?―タカラジェンヌの魅力を探る

今回は「いつ、どこで、誰に、なぜ」惹かれたのか具体的に上げてみます。

あの人は誰!?―思わず吸い寄せられるタカラジェンヌたち


「オペラ泥棒」という言葉はヅカ用語でしょうか?
他の界隈ではあまり聞きませんが…

普段オペラグラスを使わない派の私ですが、心のピントがロックオンされることはあります。
いわば「心のオペラ泥棒」。

お顔もお名前も分からない、完全にまっさらな状態で観て、心惹かれた生徒さん。
私の中で“無名”だった生徒さんが、ぐーんとクローズアップされる瞬間。

特に印象深い3名。
花組の綺城ひか理さん、月組の佳城葵さん、宙組の留依蒔世さん。
偶然にも全員97期です。

寡黙で誠実な男役、綺城ひか理


あかちゃん(綺城)を初めて認識したのは『風の次郎吉 -大江戸夜飛翔-』の錦吾郎役。
北翔海莉さん演じる次郎吉に「スケベ蘭方医」呼ばわりされる医者。
すらりとした立ち姿、深く響く声、落ち着いたお芝居に注目しました。

寡黙で誠実な印象が強い彼女。
好きな役は『MY HERO』のハル・テイラー、『ハンナのお花屋さん』のライアン。
そして、『MESSIAH』の鈴木重成。
持ち味が最大限に活きた鈴木は絶品でしたね。

父と子の物語、芹香斗亜と綺城ひか理について│MY HERO観劇記(2)
「義」の人、鈴木重成(綺城ひか理)に称賛を惜しまず│MESSIAH −異聞・天草四郎−

代替わりする花組で、ますます大きな花を咲かせるであろうあかちゃん
これからの活躍に期待が高まります。

透き通った声の芸達者、佳城葵


やすちゃん(佳城)との衝撃の出会いは『月雲の皇子』。

「空を飛ぶ蜘蛛を見たことがあるか?」
耳にすっと染み込む、ティコの透き通った声にノックアウトされたのです。

中空に浮かぶ蜘蛛の糸が、月の光を受けてキラキラ輝くさまが目に浮かぶような。
『月雲の皇子』という作品世界を象徴する、もろく儚い美しさ。
あの凝縮した空気は忘れられません。

『アーサー王伝説』のケイ、『A-EN』のアダム、『All for One』のリュリも好きですね。
劇場中の愛を一身に集めたアーサー王の兄ケイ(佳城葵)

どんな役を演じても、その人の人生が見える役者。
観客の心を掴むことに長けた天性の演技者
これからどんな役の人生を生きていかれるか、楽しみにしています。

三拍子揃った実力者、留依蒔世


私の胸に「留依蒔世」の名が刻まれたのは『クライマックス』の影コーラス。
歌声のシャワーともいうべき、同期の夢なつきさんとのハーモニーに圧倒されたのです。

入団二年目とは思えぬ完成された男役声。
パワフルでエモーショナル、劇場の屋根を吹き飛ばす勢い。
鮮烈でした。

お芝居は『不滅の棘』のハンスが心に残っています。
大人になりきれない、寂しがり屋の大きな子ども。
ぬくもりが欲しくて、かまって欲しくて、のたうち回る哀れな青年。
ハンスの渇望が胸に迫り、思わず抱き締めたくなるような。

力強い歌やダンスだけでなく、繊細な芝居心も持ち合わせたあーちゃん(留依)。
あーちゃん主演で、歌いまくり踊りまくり演じまくる芝居仕立てのショー(ノバ・ボサ・ノバ的な)が観たいですね。
宙組の歌爆弾!和希そら・留依蒔世・瑠風輝『Bow Singing Workshop』

心のオペラ泥棒さん、待ってます!


魅力的な生徒さんが多すぎて書ききれませんが、毎公演ごとに気になる方が増えていく私。

直近では『花より男子』の都姫ここさんに注目しました。
パッと目を引く華やかな風貌、力みのないお芝居。
舞台での居方が自然で、とても良かったです。

『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』では早速新人公演のヒロインに。
期待の娘役さんですね。

これからも心のオペラグラスを奪ってくださる生徒さんが続々現れることを楽しみにしています

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プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
◇更新情報はこちら◇
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