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あの人は誰!?―心のオペラ泥棒【97期トリオ/綺城ひか理/佳城葵/留依蒔世】

以前、「舞台人の“華がある”とは何か?」の記事を上げた私。
「スター性がある」「キラキラしてる」「目を引く」とも言いますね。
「華がある」ってなんだろう?―タカラジェンヌの魅力を探る

今回は「いつ、どこで、誰に、なぜ」惹かれたのか具体的に上げてみます。

あの人は誰!?―思わず吸い寄せられるタカラジェンヌたち


「オペラ泥棒」という言葉はヅカ用語でしょうか?
他の界隈ではあまり聞きませんが…

普段オペラグラスを使わない派の私ですが、心のピントがロックオンされることはあります。
いわば「心のオペラ泥棒」。

お顔もお名前も分からない、完全にまっさらな状態で観て、心惹かれた生徒さん。
私の中で“無名”だった生徒さんが、ぐーんとクローズアップされる瞬間。

特に印象深い3名。
花組の綺城ひか理さん、月組の佳城葵さん、宙組の留依蒔世さん。
偶然にも全員97期です。

寡黙で誠実な男役、綺城ひか理


あかちゃん(綺城)を初めて認識したのは『風の次郎吉 -大江戸夜飛翔-』の錦吾郎役。
北翔海莉さん演じる次郎吉に「スケベ蘭方医」呼ばわりされる医者。
すらりとした立ち姿、深く響く声、落ち着いたお芝居に注目しました。

寡黙で誠実な印象が強い彼女。
好きな役は『MY HERO』のハル・テイラー、『ハンナのお花屋さん』のライアン。
そして、『MESSIAH』の鈴木重成。
持ち味が最大限に活きた鈴木は絶品でしたね。

父と子の物語、芹香斗亜と綺城ひか理について│MY HERO観劇記(2)
「義」の人、鈴木重成(綺城ひか理)に称賛を惜しまず│MESSIAH −異聞・天草四郎−

代替わりする花組で、ますます大きな花を咲かせるであろうあかちゃん
これからの活躍に期待が高まります。

透き通った声の芸達者、佳城葵


やすちゃん(佳城)との衝撃の出会いは『月雲の皇子』。

「空を飛ぶ蜘蛛を見たことがあるか?」
耳にすっと染み込む、ティコの透き通った声にノックアウトされたのです。

中空に浮かぶ蜘蛛の糸が、月の光を受けてキラキラ輝くさまが目に浮かぶような。
『月雲の皇子』という作品世界を象徴する、もろく儚い美しさ。
あの凝縮した空気は忘れられません。

『アーサー王伝説』のケイ、『A-EN』のアダム、『All for One』のリュリも好きですね。
劇場中の愛を一身に集めたアーサー王の兄ケイ(佳城葵)

どんな役を演じても、その人の人生が見える役者。
観客の心を掴むことに長けた天性の演技者
これからどんな役の人生を生きていかれるか、楽しみにしています。

三拍子揃った実力者、留依蒔世


私の胸に「留依蒔世」の名が刻まれたのは『クライマックス』の影コーラス。
歌声のシャワーともいうべき、同期の夢なつきさんとのハーモニーに圧倒されたのです。

入団二年目とは思えぬ完成された男役声。
パワフルでエモーショナル、劇場の屋根を吹き飛ばす勢い。
鮮烈でした。

お芝居は『不滅の棘』のハンスが心に残っています。
大人になりきれない、寂しがり屋の大きな子ども。
ぬくもりが欲しくて、かまって欲しくて、のたうち回る哀れな青年。
ハンスの渇望が胸に迫り、思わず抱き締めたくなるような。

力強い歌やダンスだけでなく、繊細な芝居心も持ち合わせたあーちゃん(留依)。
あーちゃん主演で、歌いまくり踊りまくり演じまくる芝居仕立てのショー(ノバ・ボサ・ノバ的な)が観たいですね。
宙組の歌爆弾!和希そら・留依蒔世・瑠風輝『Bow Singing Workshop』

心のオペラ泥棒さん、待ってます!


魅力的な生徒さんが多すぎて書ききれませんが、毎公演ごとに気になる方が増えていく私。

直近では『花より男子』の都姫ここさんに注目しました。
パッと目を引く華やかな風貌、力みのないお芝居。
舞台での居方が自然で、とても良かったです。

『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』では早速新人公演のヒロインに。
期待の娘役さんですね。

これからも心のオペラグラスを奪ってくださる生徒さんが続々現れることを楽しみにしています

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綺城ひか理ファンの皆さまへ、鈴木重成の伝記のご紹介│MESSIAH −異聞・天草四郎−

『MESSIAH −異聞・天草四郎−』で、あかちゃん(綺城ひか理)が演じた代官・鈴木重成。
あかちゃん渾身のお芝居に心奪われる、大好きな役でした。

「義」の人、鈴木重成(綺城ひか理)に称賛を惜しまず│MESSIAH −異聞・天草四郎−

今日はあかちゃんに関する別の記事を上げる予定でしたが、タイムリーなことに朝刊で「鈴木重成」の文字を見つけ、急遽差し替えました。

天草島原一揆後を治めた代官 鈴木重成(田口孝雄著/弦書房)


田口孝雄著、弦書房刊行の『天草島原一揆後を治めた代官 鈴木重成』。
今年の6月に出た本ですので、すでにお読みになった方もいらっしゃるでしょうか。

捨身懸命の生涯。一揆後、疲弊しきった天草と島原で、戦後処理と治国安民を12年にわたって成し遂げた徳川家の側近・鈴木重成とはどのような人物だったのか。重成が実行した特異な復興策とその思想を、天草の鈴木神社宮司が浮き彫りにする。[弦書房サイトより抜粋]


「捨身懸命の生涯」。
『MESSIAH』で、あかちゃんが見せた鈴木の姿に重なる言葉です。

「第五章 天草島原きりしたん一揆(鈴木重成、島原へ/詳細な原城リポート/原城炎上/あのいくさ、何であったか)」は、『MESSIAH』の舞台とオーバーラップしそうですね。

清廉にして実直。
原城でのキリシタン一揆、あの場の修羅を一身に背負わされた『MESSIAH』の鈴木重成。

やがて彼は幕府に天草の石高半減を訴え、切腹して果てたと伝えられます。
自刃説の真偽は定かではないようですが、原城からその後、彼がどのような人生を送ったのか、興味は尽きません。

熊本県公式観光サイト│ふるさと寺子屋「天草を救った鈴木重成公」

宝塚を通して世界が広がる喜び


恥ずかしながら、『MESSIAH』を観るまでは鈴木重成という人物について何ひとつ知らなかった私。
しかし、あかちゃんのお芝居に魅了され、知れば知るほど惹かれていきました。

作品の舞台になった時代や土地、気になった人物について調べる。
そこで得た知識が別な作品を観るのに役立ったり、舞台以外の何かとリンクしたり
どんどん新しいことにつながるのが楽しい
宝塚のおかげで世界が広がっていくのが嬉しいですね。

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谷正純×瀬戸かずやに歓喜!!!│マスカレード・ホテル

今日は最っ高に嬉しいニュースがありました!
年明けの花組で、東野圭吾作『マスカレード・ホテル』が上演されます!
宝塚歌劇団│2020年 公演ラインアップ【シアター・ドラマシティ公演/日本青年館ホール公演】<1月・花組『マスカレード・ホテル』>

主演は瀬戸かずやさん
おめでとうございます!

さらに、同期の冴月瑠那さんの花組副組長就任が発表されました!
同時に発表なんて粋な計らいですね!
宝塚歌劇団│花組 副組長の就任について

谷先生!谷先生!谷先生ーーー!!!


宝塚で『マスカレード・ホテル』!
わくわくするー!
で、「演出はどなた?」とスクロールしてったら…

脚本・演出/谷正純

谷先生!?
えっ!?嘘!?

昨年の『ANOTHER WORLD』で引退されたともっぱらの噂でしたが…
(OGの立ともみさんがブログに「演出の谷先生がこの作品が最後なので寂しい限り」と書いてらしたのです)

ちゃんといらっしゃるじゃありませんかーーー!!!
嬉しーーーい!!!

谷先生大好きです!
今夜は祝杯です!!

原作ファン大満足間違いなし!


「好きな作家ランキング」1位の東野さんの舞台ですから、原作ファン殺到ですよねー。
私の身近でも数人の東野ファンの顔が浮かびました…
チケット激戦必至です!

あきらさん(瀬戸)なら原作ファンも大満足間違いなしですね!
山岸尚美はどなたでしょう?
私の希望は音くり寿さん!
彼女なら完璧です。

今までも、そしてこれからも…


引退の報を知って以来「もう谷先生の作品は観られないのか…」とガックリきていた私。
思いがけない再会に胸がいっぱいです!
(にわかに信じられず、公式サイトのニュースページを何度も確認しちゃいました)

これからまだまだ谷先生らしい温かな愛にあふれた作品が沢山観られるんですね!?
(続投されますよね?)

どなたに感謝したらいいか分かりませんが…
本当にありがとうございます!
今日はいい日ですね~~

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「踊るトップスター」柚香光誕生!おめでとうございます!

おめでたいニュースが発表されました!
花組次期トップスターに柚香光さん!
宝塚歌劇団│花組 次期トップスターについて

「踊るトップスター」柚香光誕生!


れいちゃん(柚香)といえば、誰もがビート板を押す(by道明寺司)「魅せるダンス」!

大浦みずきさん時代に宝塚を知った私としては、安寿ミラさんや蘭寿とむさんと並び「ダンスの花組」を継ぐトップスターの誕生に胸を躍らせております。

『花より男子』で、めちゃくちゃ輝いていたれいちゃん。
絶好調の波に乗ったまま、ドドーーーン!と花組を引っ張っていってください

花組新トップコンビお披露目はオリンピックネタ!?


華優希さんとの新トップコンビお披露目は稲葉太地先生の『DANCE OLYMPIA -Welcome to 2020-』。
宝塚歌劇団│2020年 公演ラインアップ【東京国際フォーラム公演】<2020年1月・花組『DANCE OLYMPIA』>

一幕は「ギリシア神話の英雄が現代にタイムスリップして巻き起こす悲喜こもごもを描いたストーリー仕立てのショー」ですって!
なにそれ!?面白そう~~!!

2020年の「OLYMPIA」とくれば…オリンピック絡みなのかな?
オリンピックに縁のある英雄といったら、アキレス?ヘラクレス?

ギリシャ彫刻顔負けの美貌を誇るれいちゃんにピッタリ!
トーガをまとったれいちゃんの姿が目に浮かびますね~~

「ギリシア神話の英雄が現代にタイムスリップ」って『テルマエ・ロマエ』が浮かびますね。
どんなショーになるのか、期待が高まります!

二幕は「世界の多彩なパフォーマンスが繰り広げられるエンターテインメントショー」「フレッシュでパワフルなダンスの祭典」!
わくわくする~~!!

ショルダータイトルの「Grand Festival」からしてお祭り騒ぎ感が漂います。
若いトップさんのお披露目にふさわしい元気いっぱいの二本立てになりそう!

2020年、柚香“光”率いる新生花組の幕開けが、まばゆい“光”に満ちたものでありますように

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音くり寿は宝塚の宝です/やっぱり気になる青騎司くん│『花より男子』個別感想後編(高翔/冴月/鞠花/華雅/美里)

『花より男子』キャスト個別感想後編です。
前編(道明寺/牧野/F4[美作/花沢/西門])はこちら↓
柚香光の魅力大爆発!道明寺司│『花より男子』個別感想前編(城妃美伶+F4/優波・聖乃・希波)

音くり寿は宝塚の宝です!


物語のキーマンとなる謎の転校生、三条桜子(音くり寿)。
音くりちゃん凄すぎ!!
まさかまさかの展開にぶっ飛びましたね。

天使から悪魔への豹変。
「綺麗と言って…」の台詞で総毛立ちました。
あぁ!そういうことだったのね!と。

桜子の独白で浮かび上がる道明寺との過去の因縁。
クリアな発声、情景が浮かぶ真に迫った語り。
彼女の苦しみが観客の胸をストレートにえぐります。
上質なサスペンスを観ている気分でした。

体育倉庫のシーンだけでチケット代の価値があります
怒り、憎しみ、悲しみ、歪んだ愛と執着…
桜子の複雑な感情を余すことなく客席に届ける表現力はさすがでした。

(殴る蹴るの動作もべらぼうに上手い)
(突然キレるのが精神不安定を感じさせて秀逸)

桜子に音くりちゃんを起用したのは野口先生の慧眼ですね。
このサイドストーリーで物語にガツン!と奥行きが出ました。

くるくる縦ロールのお人形さんのようなヴィジュアルも最高!
ゆーなみくんにほっぺツンされて、ぷーっと膨れるのが可愛い~~

デュエットダンスの影ソロは耳をとろかす天使の歌声。
単に「四拍子揃った芸達者」と言い切れない、そんな言葉では収まりきらない。
音くりちゃんは宝塚の宝です!

やっぱり気になる、青騎司くん


104期で入団した身内筋の娘さん目当てで手にした音楽学校のチラシ。
真っ先に目を引かれたのが青騎くんでした。
キリッと引き締まった目元、いかにも男役さんらしい精悍なお顔立ち。
以来、気にかけていましたが…今回は初めての大役!
つくしの弟・進が想像以上に可愛かった!

体に合わないブカっとした学ラン、寝っ転がって水色の靴下を履いた足をぶらぶらさせながらゲームで遊ぶ姿が完全に中学生男子!
「ねえちゃ~~ん!」の声が可愛すぎる~~
こんな息子が欲しい~~

牧野一家が歌いながら前へ出てくるシーンではゲームのコントローラーを操作するような手付きをしてるんです。
芸が細かい!
ちょっと気弱そうな内股具合も可愛い!
カーテンコールで一所懸命に両手をフリフリしてるのも、役そのままの感じで良かったです!

恵まれたルックス、細かい観察眼、素直なお芝居。
いいものを持っている青騎くん、このまま真っ直ぐに伸びて欲しいですね。

上から下まで大活躍!(高翔みず希/冴月瑠那/鞠花ゆめ/華雅りりか/美里玲菜)


一人何役もこなす少人数公演。
最上級生のさおたさん(高翔)や、るなさん(冴月)がバッチリ締めてくださって頼もしいですね。
クラブシーンでは熟練の色気を見せていただきました。

つくしの父・晴夫をなさった、さおたさん。
ひょうひょうと憎めないお父さんっぷり。
母・千恵子(美花梨乃)や弟・進(青騎司)も含め、この家族だからこそ、あの地に足の着いたつくしが育まれたのだなぁと感じさせます。

鞠花ゆめさん、怖かった~~(褒め言葉)
W浅野を彷彿させるバブリーな前髪、派手なメイク。
思いきりコミカルに振り切った演技で舞台を盛り上げてくださいました。

才色兼備の美女、藤堂静(華雅)。
花沢類の憧れにぴったりのりりかちゃん。
匂い立つ華やかさ、知性も兼ね備えた女性役に説得力がありました。

つくしとティーン・オブ・ジャパンの座を競う久保和子(美里玲菜)。
お姉さま(星組トップ娘役・綺咲愛里さん)そっくりの美貌が目を引きます。
黒髪ショートのスタイルは、『ESTRELLAS ~星たち~』のあーちゃん(綺咲)を思い出しました。
これからどんな娘役さんになられるか楽しみ!

他キャストの皆さまもそれぞれに魅力的で目が足りない『花より男子』。
最高に楽しかった!!
いいもの観たなぁ~~という気持ちでいっぱいです

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○『花より男子』関連記事はこちら↓
柚香光の魅力大爆発!道明寺司│『花より男子』個別感想前編(城妃美伶+F4/優波・聖乃・希波)
とにかく観て欲しい!感じて欲しい!最高にロマンティックな花組を!│花より男子

プロフィール

noctiluca(ノクチルカ)

Author:noctiluca(ノクチルカ)
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
◇更新情報はこちら◇
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