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七の花組、首席の雪組、碧の星組、風の宙組│107期生組配属決定

8月3日付で、今年初舞台を踏んだ第107期生の組配属が決定しました。
おめでとうございます!

男役18名、娘役20名。
「宝塚歌劇団○組の○○○○」として組の戦力となられる38名の皆さま。
これからのご活躍を心より楽しみにしております。

宝塚歌劇団│第107期初舞台生 組配属について[2021.7.20]

花組(男役3名/娘役4名)


七彩 はづき(なないろ はづき)
静乃 めぐみ(しずの めぐみ)
希蘭 るね(きらん るね)
咲良 さき(さくら さき)
瀬七波 いろ(せなは いろ)
常和 紅葉(ときわ くれは)
華波 侑希(かなみ ゆうき)

七彩はづきさんと静乃めぐみさん、素敵な芸名ですね。
タカラジェンヌらしい華やぎと落ち着いた品があり、読みやすく覚えやすい。

「七」が人気ですね(七彩はづきさん/瀬七波いろさん)。
ラッキーセブンになりますように!

花組に「くれは」さんが二人になりました(紅羽真希さん/常和紅葉さん)。

華波侑希さんは先代トップ娘役の華優希さんを思わせる字面ですが、男役さんなのですね。

配属後の公演予定は、11月6日からの宝塚大劇場『元禄バロックロック/The Fascination!』。

月組(男役4名/娘役4名)


澪花 えりさ(みおか えりさ)
一輝 翔琉(いちき かける)
華羽 りみ(はなはね りみ)
天つ風 朱李(あまつかぜ しゅり)
美颯 りひと(みはや りひと)
愛梛 ちとせ(あいな ちとせ)
朝雪 薫(あさゆき かおる)
相星 旬(あいほし しゅん)

初舞台ロケットで注目を集めている一輝翔琉さんは月配属!

芸名がインパクト抜群の天つ風朱李さんも。
天津乙女先生も長く月組で活躍されましたが、「天津風」にちなんだ芸名は月組にご縁がありますね。

朝雪薫さんはクラシカルで素敵なお名前です。

配属後の公演予定は、2022年1月からの宝塚大劇場『今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!』。

雪組(男役4名/娘役4名)


白綺 華(しらき はな)
瑞季 せれな(みずき せれな)
絢月 晴斗(あやづき はると)
風立 にき(かぜたち にき)
瞳月 りく(とうづき りく)
妃奈 環(ひめな たまき)
乙瀬 千晴(おとせ ちはる)
小乃美 ゆき(このみ ゆき)

105期の音彩唯さん、106期の華世京さん、そして白綺華さん。
3年連続で雪組に首席配属って凄くありません?

雪組「あや」コレクションも続行中のようです(絢月晴斗さん)。

初舞台口上で気になった風立にきさんも雪組。
どんな男役さんになられるか楽しみです。

配属後の公演予定は、10月2日からの東京宝塚劇場『CITY HUNTER/Fire Fever!』。

星組(男役3名/娘役4名)


碧羽 陽(あおはね よう)
和波 煌(かずは こう)
美玲 ひな(みれい ひな)
世奈 未蘭(せな みらん)
桃李 拍(とうり はく)
詩花 すず(うたはな すず)
藍羽 ひより(あいは ひより)

碧羽陽さんが加わり、密かに星組の「碧」コレクション進行中 笑
(碧海さりおさん/奏碧タケルさん/碧音斗和さん)
組カラーだから??

いいお名前だなーと思っていた桃李拍さんが星組配属に!
注目していきます!

宝塚歌劇団第107期生の芸名│波に乗り、風に乗り、美しく咲かせ、芸の華

配属後の公演予定は、9月18日からの宝塚大劇場『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』。

宙組(男役4名/娘役4名)


風翔 夕(かざと ゆう)
結沙 かのん(ゆいさ かのん)
奈央 麗斗(なお れいと)
華乃 みゆ(はなの みゆ)
澄乃 紬(すみの つむぎ)
結花 のの(ゆいか のの)
朱 涼(あかね りょう)
織史 青(おりふみ あお)

風翔夕さんが加わり、宙組の「風」コレクションが更に充実!
トップスターの真風涼帆さんを筆頭に、松風輝さん、瑠風輝さん、澄風なぎさん、湖風珀さん、風色日向さん、夢風咲也花さん、風羽咲季さん。
総勢9名の一大勢力に!

76人中9名、組子のおよそ12%が「風」ネームって凄くないですか?
ビュービューを通り越してゴォーゴォー唸ってます!

新しい相手役・潤花さんとピカピカの研一さんを迎えた新生宙組。
力強い風に乗って、ますます高く翔べますね!

配属後の公演予定は、8月21日からの東京宝塚劇場『シャーロック・ホームズ/Délicieux!』。   

まとめ


お怪我のため初舞台を休演されていた雛乃にこさんの退団発表がありました。
一日も早いご快復を願うと共に、これから先たくさんの幸せが訪れますように祈ります。

宝塚歌劇団│研究科一年 退団者のお知らせ[2021.7.20]

私が皆さまの舞台を拝見できるのは宙組東京公演の『シャーロック・ホームズ/Délicieux!』から。
その日を楽しみにしております。

いよいよ本格始動。
お身体に気をつけて、宝塚歌劇の舞台を華やかに彩ってゆかれますように!

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2021年上半期「マイベスト宝塚」作品賞/心に残る生徒さん/作家賞/観劇率ランキング

恒例の半期に一度の観劇ランキング。
2016年9月のブログ開設以来ずっと続けて、ついに10回目!

飽きっぽい私が5年も続けられたのは、それだけ宝塚が魅力的ということ。
ブログやTwitterを通してお付き合いも広がり、嬉しいことばかりです。

去年の上半期はコロナの影響で観劇予定の半分もの公演が中止に追い込まれました。
あの頃に比べると夢のようです。

しかし、今の状況が薄氷の上に成り立っていることを忘れてはいけません。
公演続行のため、観客に課せられた義務を果たしていきましょう。

観劇率:中止率=50:50!2020年上半期観劇ランキング&まとめ

2021年上半期 観劇率ランキング


というわけで、2021年上半期の観劇率ランキングはこちら。
img-20210630_1.png
1位は星組の55.5%
花組と雪組が16.6%で同率2位。
花組16.6%
月組0%
雪組16.6%
星組55.5%
宙組11.1%

上半期に観た作品


花組 NICE WORK IF YOU CAN GET IT
花組 アウグストゥス/Cool Beast!!
雪組 fff/シルクロード
雪組 ほんものの魔法使(配信)
星組 ロミオとジュリエット
宙組 アナスタシア
宙組 夢千鳥(配信)

作品賞


宙組 夢千鳥
上半期の新作では一番の当たり。
いいものを観た満足感でいっぱい。
「和希そら」を全部魅せた!│夢千鳥(配信)

花組 NICE WORK IF YOU CAN GET IT
軽やかな笑い、見ごたえ十分の大ナンバー。
まさかまさかの連続で、最後はみんなハッピー!
新年の幕開けにふさわしいハートウォーミング・ミュージカル。
新春初笑い!花組『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』初日を観てきました

心に残る生徒さん


花組 華優希
男の子の格好をしてぶっきらぼうに振る舞ってもにじみ出る愛らしさ。
可憐さの奥に芯の強さを秘めた女性像は華ちゃんの代表作。
ビリー(華優希)はシンデレラじゃない│NICE WORK IF YOU CAN GET IT

星組 輝咲玲央
人間味あふれる大公と、ムードメーカーのピーター。
前者で得意分野に磨きをかけ、後者で新境地を開拓した。
ヴェローナ大公(輝咲玲央)評-寄り添う人│ロミオとジュリエット
ピーター(輝咲玲央)評-役者として、新たなる挑戦│ロミオとジュリエット

星組 天華えま
ナイーブなマーキューシオ、ロミオから生まれた死。
新解釈の二役で魅了。
マーキューシオは天華えまの当たり役!│ロミオとジュリエット
内なる死(天華えま)、支配する死(愛月ひかる)-ロミジュリにおける「死」の正体を探る│ロミオとジュリエット

宙組 和希そら
歌・踊り・芝居の三拍子揃った申し分ないスター。
劇場を自分の色に染め上げる力が素晴らしい。

宙組 天彩峰里
“可愛らしい娘役”のイメージを覆す凄まじい役者っぷり。
あそこまで魅せてくれるとは…すっかり見る目が変わってしまった。
他万喜(天彩峰里)という女│夢千鳥と地獄変

作家賞


木村信司
作品世界のエッセンスを凝縮した装置使いが巧みな木村先生。
『ほんものの魔法使』の紅い薔薇が印象的。

栗田優香
心理描写の生(なま)とデコレートの塩梅が抜群。
素晴らしいデビュー作『夢千鳥』。
これからのご活躍が楽しみ!

下半期に向けて


7月8月は怒涛の観劇ラッシュ!
星組『マノン』に始まり、宙組『シャーロック・ホームズ/Délicieux!』、轟悠さんの男役ラストステージ『婆娑羅の玄孫』、そして月組『桜嵐記/Dream Chaser』。
すべて未知の作品ばかりで楽しみ

その先も雪組『CITY HUNTER/Fire Fever!』、星組『柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!』と話題作が目白押し。
月組『川霧の橋』、宙組『バロンの末裔』など懐かしい作品の再演もあり。
年末には久しぶりの沖縄公演も。

少しづつ以前の姿を取り戻しつつある宝塚。
下半期も引き続き、感染予防に気を配りながら観劇にいそしみたいと思います。

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友と夢-柚香光と華優希と瀬戸かずや│アウグストゥス

友だちのお誘いで花組の『アウグストゥス/Cool Beast!!』を観てきました。
お芝居もショーもとっても良くて大満足!

客席に入った途端に聞こえるチューニングの音。
あ、オケ復活したんだった!
いつ以来の生オケ?
こんなに大きな音だったっけ?と感動☆*。
やはり生演奏はいいですね。
観る前からジーンとしてしまいました。

オケボックスには蓋がされ、見えるのは指揮の塩田先生の姿のみ。
内側はビニールカーテンで仕切られてるみたい。
一日も早く、この覆いが取れますように。


お芝居の『アウグストゥス』は、オクタヴィウス(柚香光)とポンペイア(華優希)の男女の愛とは別なところにある深い結びつきが心に残りました。

「私たちは友になれる」
オクタヴィウスは心の中にポンペイアを住まわせ、尊厳ある者(アウグストゥス)として生涯を共にする。

燃えるような大恋愛ではなく、静かに心に沁み入る友愛(フィリア)
よりよい舞台のため、共にもがいたトップコンビの餞にふさわしい当て書きです。

田渕先生、れい華コンビの集大成を二人にぴったりな形に仕上げてくださり、ありがとうございました!

無音の中で交わされる二人の対話。
いやが上にも二人の声、吐息、心の揺れに神経が集中します。

宙組の『異人たちのルネサンス』で印象的だった手法ですが、今回も堪能しました。
田渕色の演出、私は好きです。


オクタヴィウスがカエサル(夏美よう)の後継として民衆の前に立つときの「たとえあなた方が次に私以外の者の名を呼んだとしても」が好き。
自己と自身に課せられた役割の切り離し、無私の心、諦念から生まれる柔軟な強さを感じられていいですね。
それこそが人の上に立つ者としてのオクタヴィウスの武器です。

このシーンは「パクス・ロマーナ」への道筋がくっきり見えたような錯覚を覚え、鳥肌が立ちました。
流されやすい“民衆”の危うさや怖さも描かれ、観れば観るほど奥行きが増す作品です。

もうひとつは、ポンペイアの「あなたを憎み続けていられるように」。
この時点で既にオクタヴィウスへの特別な感情が芽生え始めていることを示唆するいい言葉だなーと。

「夢」という言葉の多用も印象的。
オクタヴィア(音くり寿)の「あなたと同じ夢をみられる」。
クレオパトラ(凪七瑠海)の「ずっとあなたと同じ夢をみていられる」。

同じ枕で眠り、同じ夢をみる。
愛する男と同じ未来をみたいと願う。
とてつもなくロマンティックな台詞ですね。

アントニウス(瀬戸かずや)からオクタヴィウスへの強い問いかけ「おまえの夢は何だ!?」も印象的。
役としての言葉と共に、男役を全うし卒業していくあきらさん(瀬戸)から後輩のれいちゃん(柚香)へのメッセージのようにも感じられました。

この公演で相手役と二番手が退団し、新しい花組と歩み始めるれいちゃん。
これからどんな夢を私たちにみせてくれるでしょうか?

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円熟のショースター・蘭寿とむの魅力全開!花組『Mr.Swing!』感想

2013年の花組ショー『ショー・オルケスタ Mr.Swing!』。
作・演出は稲葉太地先生。
主演は蘭寿とむさん、蘭乃はなさんの蘭蘭コンビ。
二番手は月組から異動されたばかりの明日海りおさん。
先代雪組トップスターの望海風斗さんも花組にいらした頃の公演。
豪華な顔ぶれですね。

82期首席で入団された蘭寿さん。
『歌劇』の「初舞台生特集」のお顔が既にスターの風格を漂わせていたことを覚えています。

彫りが深く、端正。
「研一にして、この完成度!」の驚き。
私がヅカ離れしていた間に花組トップに就任されたことを知り、「やはり」と思いました。

いかにも花組のトップさんらしいダンディズムを感じさせる男役さんでした。

宝塚の王道!こういうショーが観たかった!


“最高にクールで最高に情熱的、躍動感に溢れリズムを生み出し舞台を燃え上がらせる人=Mr.Swing”
Mr.Swingこと、主演の蘭寿さん。
看板に偽り無し!
ショーテーマそのものの姿!
円熟期を迎えたショースターである彼女の魅力を余すところなく楽しめる舞台でした。

「スウィングしなけりゃ意味が無い!(It don't mean a thing)」。
ジャズの名曲に乗せ、ダンスに長けた花組の面々が軽やかに華やかに舞台を彩る、粋なムードのオープニング。

世界一スーツ&ソフト帽が似合う女性、蘭寿とむ登場!
軍服や宮廷服のコスチュームもハマるけど、やはり蘭寿さんはスーツ!
素顔はエレガントなお姉さんなのに、どうしてこんなにソフト帽が似合うのか?
長年積み重ねてきた男役芸の賜物ですね。

踊りながら、脱いだソフト帽をビシッと飛ばす。
いかにも「宝塚!」という仕草で大好きですが、舞台袖でどなたかが必死でキャッチしているかと思うと、ちょっと微笑ましいですね。

ここで、蘭寿さんと明日海りおさんがちょっと絡む場面があるのですが…
帽子で口元を隠した蘭寿さんが明日海さんに何事か語りかけ、ニヤリと微笑む明日海さん。
いったい何を囁かれたのかしら?

『Mr.Swing!』のタイトル通り、「Sing,Sing,Sing」「In the Mood」とスウィングジャズの名曲が続きます。
このあたりのスタンダード・ナンバーはどれも大好きなので嬉しいですね。

ここでもう一つの「スウィング」登場。
野球のユニフォーム姿でバットを構える蘭寿さんの姿が銀橋に!

「俺はいつでもフルスウィング!」的な歌を歌いつつ客席にちょっかいを出す蘭寿さん。
余裕綽々。
貫禄十分のトップさんならではのコミカルな味がまた楽しい。

男チームvs女チームの対決をダンスで見せるこの場面。
女子チームの可愛いお色気に惑わされ、なかなか点の入らない男子チーム。
途中、女子の一人に股間を蹴り上げられる(ような振り)男子がいて目を疑いました。
すみれコードは大丈夫?

終演後、連れ合いが「あれはダジャレだったのかな?」と言ってましたが…
ホームランジュってこと?

明日海さんを中心としたエキゾチックなシーン。
アラビアの王子様的ターバン姿の明日海さんが、蘭乃はなさん演じる精霊(?)に幻惑されます。
蘭乃さんは両性具有的なイメージで、対になる柚香光さんと入れ替わり立ち替わり現れ、明日海さんを翻弄します。
明日海さんはこういう役が似合いますね。

演出の稲葉太地さんのショーは『ルナロッサ』といい『Celebrity』といい、ターバン場面が多いですね。
1ショー必ず1ターバン。
中近東テイストがお好きなのかしら?
機会があれば是非「アラビアンナイト」がテーマのショーを演出していただきたいものです。

「In the Mood」に乗せて、明るいムードの豪華客船シーンが始まります。
「新入りでーす!」と歌うのは水兵服姿の明日海さん。
月組から花組へ異動後、初めての本公演ということで、このような演出になったのでしょうが、温かい雰囲気で◎

他にも今回で卒業される春風弥里さんが活躍される場面が多くあり、嬉しかったですね。
お辞めになる方にも、新しく加入される方にもしっかり見せ場を用意する。
座付き作家ならではの粋な計らいです。

船旅のシーンでは航海長(?)の天真みちるさんがチャーミングな笑顔を振りまいていました。
愛嬌たっぷりな彼女は舞台のどこにいても目を引きます。

続いて客席が息を飲んだ禁断の果実の場面。
妖しい紫の衣装の蘭寿さんと、目隠しをしたグリーンのドレスの女が登場。
男が目隠しを外すと…現れたのは柚香さん。
ねっとり度200%増しの望海風斗さんが歌う「This Masquerade」をバックに、仰け反り喘ぎつつ絡み合う男女。

聞き手の脳味噌に直接揺さぶりをかけてくるような圧巻の歌声
たわわに実る葡萄の房の下、取り憑かれたように歌う男。
狂ったように踊る男女(全員女性ですけど)。
何となく居たたまれないような気分になる濃厚なダンスでした。

ねっとりした歌で女装の男役を踊らせるのが最近の演出家のブームなのかしら?
(『Amour de 99!!』の某場面を思い出しました)

最も心惹かれたシーンは一連のフィナーレナンバー。
「宝塚=黒燕尾」と常々思う私は、黒燕尾場面が無いとショーを観た気がしません。

キリリと引き締まった燕尾姿は蘭寿さんの真骨頂。
ここまでくるとショーも終盤。
バラエティ豊かな構成で、あっという間に時間が過ぎます。
名残惜しい気持ちを抑え、一人一人の姿を目に焼き付けるようにステージを見つめました。

続く「Blues in the Night」に乗せてのデュエットダンスは、大階段の高低差を駆使した見応えのあるもの。
身体能力の高い蘭寿さんと蘭乃さんならではのアクロバティックな振付。

蘭寿さんの手をするりとかわし「じゃあね」とばかりに袖に引っ込む蘭乃さん。
「やれやれ振られちまったぜ」と反対へはける蘭寿さん。
アダルトで洒脱な雰囲気を持つ彼女たちならではの軽妙なシーンですね。

全編を通して、蘭寿さんを始めとする花組メンバーの大人の魅力を堪能できるショーでした。

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れい華・珠さく・咲きわ・琴なこ・まか潤│各組トップコンビで観たい作品【妄想劇場】

『エリザベート』日本初演から25年。
先日、梅田芸術劇場主催で歴代キャストを中心とした『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』が上演されました。

梅田芸術劇場│エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート

麻路さきさん、稔幸さん、えまおゆうさん、姿月あさとさん…
そうそうたるメンバーによる夢の競演。
お祭り騒ぎどころの騒ぎではありません。

宝塚卒業したてホヤホヤのだいもんさん(望海風斗)まで!
望海トート×夢咲・明日海シシィ×七海ルドルフという、もはや現実が夢を追い越したキャスティング。

この企画立てたの絶対ヅカファンですよね?
私たちの妄想ヅカトークそのまんまじゃないですか!

というわけで、私も公式に負けず妄想配役してみました。
どれかひとつでも実現したらいいなー

各組トップコンビで観たい作品


花組(柚香光×華優希)
『大江山花伝』
半人半妖の茨木童子(柚香)と人間の娘・藤子(華)の悲恋。
お芝居に優れた二人だからこそ観たい作品。

月組(珠城りょう×美園さくら)
『川霧の橋』
珠様の「もう、どこへも行くな!」が聞きたいだけ。

雪組(彩風咲奈×朝月希和)
『王家に捧ぐ歌』
木村信司先生が描くダイナミックな男性像は咲ちゃんにぴったり。
芯が強く、しっとり寄り添うきわちゃんもお似合い。

星組(礼真琴×舞空瞳)
『紫子』
紫子(礼)×舞鶴姫(舞空)×風吹(愛月ひかる)のベストキャストが揃った今こそ!

宙組(真風涼帆×潤花)
『アポロンの迷宮』
泥棒紳士の真風くんと、謎めいたチャーミング美女・潤花ちゃん。
ラストの大どんでん返しが目に浮かびます。

柴田侑宏、偉大なり!


再演希望作品5作中3作が柴田侑宏先生(花・月・星)。
小池修一郎先生(宙)と木村信司先生(雪)がそれぞれ一作でした。

それぞれ当て書きに優れつつ、その時々のファンに「○○さんで□□を観てみたい!」と思わせる普遍性のある作品を書かれる座付き作家ですね。

他の先生方も次々書き下ろしの新作を出されていますが、全国ツアーなどで再演される柴田作品率の高さといったら!

この記事はだいぶ前に書きかけて放置していたのですが、その間に月城かなと×海乃美月で『川霧の橋』、彩風咲奈×朝月希和で『ヴェネチアの紋章』…
続々と再演が決まり、驚きました。
愛月ひかる×有沙瞳の『マノン』も初演は柴田先生監修でしたし。

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プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共に30年(ブランクあり)。全組観劇派。美丈夫タイプの生徒さんが好み。谷正純・酒井澄夫・木村信司・大野拓史作品が好き。観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。

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