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ネタバレ全開!?妄想に拍車がかかる『眩耀の谷』人物相関図

三連休は花組『DANCE OLYMPIA』と宙組『El Japón/アクアヴィーテ!!』で観劇初めしました!
どちらも素晴らしくて、2020年も\宝塚は最高/ですね!

1月は宙組おかわり&花組『マスカレード・ホテル』、2月は星組『眩耀の谷』と観劇予定が目白押し!
2020年も\宝塚を満喫/します!

謎の男は謎のまま


公式サイトに人物相関図が出ました。
結構ネタバレ全開ですが、こんなものでしたっけ!?
宝塚歌劇団│眩耀の谷 人物相関図

早速、気になってたところの答え合わせをしていきます!
謎の男って誰!?管武将軍(愛月ひかる)は白か黒か!?妄想が膨らむ『眩耀の谷』配役発表+グループ分け配役図

えー、まずは…

謎の男(瀬央ゆりあ)の正体は謎のままでした!

ですよね~~
ここ一番大事っぽいとこですもんね!
MY初日のお楽しみにとっておきます!

「父(輝咲玲央)と母(万里柚美)は丹礼真(礼真琴)の両親」説は大正解!
やったーーー!
礼真と父母の関係が物語のキーポイントになってくると予想していますが…果たして!?
これもMY初日のお楽しみです!

気になる女性たちの正体は?


敏麗(音波みのり)、春崇(有沙瞳)、瑛琳(小桜ほのか)は、てっきり宣王(華形ひかる)の後宮の女性かな?と思ったら違いました。
敏麗は巫女、瑛琳は宣王の妾妃。
ふたりは姉妹です。

春崇は語り部。
『鎌足』の船史恵尺(天寿光希)や『エリザベート』のルキーニのように、舞台と客席をつなぐストーリーテラーの役割でしょうか?
もしそうだとすれば、物語を牽引する重要な役ですね。
くらっち(有沙)のドラマティックな語り口が活きると思います。

ちなみに、宮殿のある「鎬京(こうけい)」は現代の「長安」を指します。
「こうけいにまいる(鎬京に参る)」なんて台詞がありそうですが、音で聞いてもピンとこなさそうなので、「こうけい=鎬京」を頭に入れておきたいと思います。

新情報続々!


汶族最大の新情報はなんと言っても、瞳花(舞空瞳)が「生死不明の汶族の首領・麻蘭王の妹」ですね。

私は麻蘭=謎の男=せおっちと考えているのですが…
ますますその気配が濃厚になってきましたよ!

思わずニヤッとしたのが、カイラ(綺城ひか理)から瞳花へのピンクの矢印。
これって片思いですよね?
「あかちゃん(綺城)×片思い」の相性の良さは異常。

ひたすら耐え忍ぶのか?
それとも、想いを爆発させるのか?
もしかして、あかちゃんと琴ちゃんの恋の鞘当てがあったりします??
眉間にシワを寄せるあかちゃんが大好物な私。
想像するだけでウヒョウヒョしちゃいます~~

アルマ(夢妃杏瑠)とテイジ(天飛華音)は姉弟なのですね。
ありがち妄想を働かせると、どちらかが探索隊との小競り合いの犠牲になり、「姉さーん!orテイジー!」てな展開になるような…
または、テイジが周国の黒幕と内通するとかね。
天飛くんは一筋縄ではいかない役と予想しています。

相関図が出たら出たで、妄想にますます拍車がかかりますね!
トータルでは正答率50%くらいでしょうか?
MY初日までもう少し妄想に磨きをかけて楽しみたいと思います!

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思う存分に光り輝け!星組新トップコンビ(礼真琴・舞空瞳)お披露目、は星尽くし☆彡│眩耀の谷
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大豊作の2019年宝塚観劇率ランキング│下半期 作品賞は○組!主演賞・助演賞はあの人!

月組『I AM FROM AUSTRIA-故郷は甘き調べ-』でヅカ納めをしたので、2019年の観劇データをまとめました。
(本公演は雪組『ファントム』以外すべて観劇・別箱は演目によりけり)
このテーマで記事を書くのも、はや4回目。
今年もよく観て、よく笑って、よく泣きました。
宝塚、最高!!
今年も大当たり続出!2019年上半期観劇ランキング│作品賞は雪組と星組、観劇率7割超えは○組!

2019年 年間観劇率No.1は何組?


img-20191122_1.jpg
花組6.38%月組12.76%雪組4.25%星組74.46%宙組2.12%[2019年12月30日時点]

ぶっちぎりトップは全体の4分の3を占めた星組。
宙組が少ないのは、東京本公演が『オーシャンズ11』のみだったため。

というわけで2019年下半期のレヴューを。
対象は下期(7~12月)に東宝で初日を迎えた作品まで。

作品賞


●Éclair Brillant エクレール・ブリアン(星組)
一分の隙もない構成、宝塚に求めるものがすべて詰まった美の結晶。
宝塚のエレガンス、ここに極まれり―美の洪水、宝石箱のようなレビュー│Éclair Brillant

●ロックオペラ モーツァルト(星組)
すべての感情を「歌」で表現する。
ミュージカル本来の意味を再確認した『ロクモ』。
星組選抜メンバーが一丸となった素晴らしいパフォーマンスに魅了されました。
『ロクモ』 関連記事はこちら

主演賞


●望海風斗(雪組)
『壬生義士伝』吉村貫一郎により。
格別印象深かったのは大野屋敷での切腹のシーン。
歌唱力の評価が高い望海さんですが、自然な佇まいのお芝居も好き。
今にも息絶えようとする貫一郎の鬼気迫る演技に引き込まれました。

ひとり、またひとり、愛しい家族の名を呼びながら銭を数える貫一郎。
極限状態に置かれた男として、夫として、父親として、命の最後の一滴までも振り絞るような愛。
男役・娘役の壁を超えた、「人間」がそこにいました。

涙で視界が滲み、記憶もおぼろげですが…
最期の瞬間は、切っ先を上に向け、部屋の隅に立て掛けた刀に、体を預けるようにして腹を貫いたのでしょうか?
自ら腹を切る力も残っていなかったのか、と。

こんな凄まじさを宝塚で味わえるとは思いませんでした。
久々に劇場の空気がギュッと凝縮し、透明になった自分が物語世界と一体化する感覚を味わえたこと。
今年の「名場面賞」No.1です!

●礼真琴(星組)
『ロックオペラ モーツァルト』ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトにより。
優れた舞台人とは「神の声を聞き、その肉体を駆使して芸を披露するシャーマンに近しい存在」との思いを強くしました。
舞台の神様に愛されし者、礼真琴│ロックオペラモーツァルト

助演賞


●光月るう(月組)
『I AM FROM AUSTRIA』エルフィー・シュラットにより。
美園さくら、満開になる!+キャスト個別感想(光月/鳳月/風間/夏月/輝月/暁)│I AM FROM AUSTRIA

●凪七瑠海(専科)
『ロックオペラ モーツァルト』アントニオ・サリエリにより。
この曲を聴け!Part1 凪七瑠海―劇場をライブハウスに変える男、サリエリ│ロックオペラモーツァルト

●水美舞斗(花組)
『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』ニック・ロックウッドにより。
ニック(水美舞斗)とフローレンス(城妃美伶)のスピンオフが観たい!│青い薔薇の精

●和希そら(宙組)
『オーシャンズ11』ライナス・コールドウェルにより。
少年よ、高く跳べ!―ライナス(和希そら)の「個」の魅力│オーシャンズ11

脚本・演出賞


●酒井澄夫
『Éclair Brillant』により。

2020年への希望


2018年からの観劇率の推移を見ると…
▲花組 12.5%→6.38%
▲月組 35.41%→12.76%
▲雪組 6.25%→4.25%
△星組 33.33%→74.46%
▲宙組 12.5%→2.12%
花組と雪組はコンスタントに観た気がするのに数字が減ってるのは星組の増加による相対的なものですね。

星組が爆発的に増えた要因は年初の『霧深きエルベのほとり』にドハマリしたこと。
脚本の力・台詞の力に開眼した作品。
何回観ても、初めて観るような新鮮な感動を味わえる佳作でした。

ちなみに、『エルベ』で一公演あたりの観劇回数最高記録を更新したのが今年のハイライト。

過去最高に通った某公演の軽~く倍を突破したのは我ながら驚きました。
恐るべし、菊田一夫。
恐るべし、上田久美子。
恐るべし、紅ゆずる。

2020年も座付きの新作を打ち出しつつ、どんどん過去の名作の掘り起こしを進めていただけたら嬉しいなぁと思います。

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劇団からのクリスマスプレゼント!?温故知新、星から星へ受け継ぐ2つのドラマ│2020年初夏星組ラインナップ発表

Merry Christmas!
皆さま素敵なクリスマスを楽しんでらっしゃることと思います。

いくつになってもクリスマスは心浮き立つ特別な日。
外は寒くても心はぽかぽか、幸せいっぱいに過ごしています。

東京宝塚劇場のお隣、ミッドタウン日比谷の「スターライトツリー」も今夜で見納め。
星の光のツリー☆彡
色は星組カラーの青☆彡
なんてスペシャルなクリスマスツリー☆彡
img-20191130_6.jpg
ツリー内部に広がるスペーシーな空間。
『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』を思い出してワクワクします。
img-20191130_4.jpg

宝塚歌劇団からのクリスマスプレゼント!?


先日、劇団から一足早いクリスマスプレゼントが届きました。
来年初夏の星組全国ツアーと、赤坂ACTシアター/シアター・ドラマシティの演目発表です。

宝塚歌劇団│星組 2020年 公演ラインアップ【全国ツアー公演】<2020年6月~7月・星組『エル・アルコン-鷹-』『Ray -星の光線-』>
宝塚歌劇団│2020年 公演ラインアップ【TBS赤坂ACTシアター公演/シアター・ドラマシティ公演】<2020年6月~7月・星組『シラノ・ド・ベルジュラック』>

礼真琴さん主演の『エル・アルコン-鷹-』は2007年に安蘭けいさんが初演。
轟悠さん主演の『シラノ・ド・ベルジュラック』は1995年に麻路さきさんが主演。

いずれも星組の歴代トップスターが演じてこられた作品。
2020年という節目の年に新たなスタートをきった星組にふさわしい演目ですね。

血湧き肉躍る冒険活劇!『エル・アルコン -鷹-』


琴ちゃん、ついこないだ全国を回ってませんでしたっけ?
二年連続全国ツアー主演の大役。
実力申し分なしの琴ひとコンビですから、また大勢の新規ファンを開拓してくださることと思います。

初演はヅカ離れしていた時期と重なり未見ですが、あらすじだけでもワクワク!

2007年、安蘭けいと遠野あすかを中心とした星組で上演された『エル・アルコン-鷹-』は、少女漫画界の重鎮・青池保子氏の代表作である二つの海洋活劇ロマン「エル・アルコン-鷹-」「七つの海七つの空」(秋田書店刊)をもとに構成された作品。イギリス海軍士官の名を捨て、スペインの無敵艦隊を率いて七つの海を制覇する夢を追うティリアン・パーシモンの野望に満ちた生き様を、彼に復讐を誓うイギリス海賊との対決やフランスの女海賊との愛憎を交えて描き上げた壮大な歴史ロマンです。寺嶋民哉氏によるドラマティックな名曲の数々が、ダーティーヒーローの活躍を鮮やかに彩るミュージカル作品の待望の再演に、どうぞご期待ください。[公式サイトより抜粋]


「スペインの無敵艦隊を率いて七つの海を制覇する夢を追うティリアン・パーシモン」
これが琴ちゃんですね!
キャー!血が湧き、肉が躍る~~

「寺嶋民哉氏によるドラマティックな名曲の数々」
聞いたことないけど、きっと素晴らしいに違いありません!

「ダーティーヒーロー」
ティリアンは宝塚の主役にしては珍しい黒い役と聞いたので、琴ちゃんがどう演じるか楽しみです。
ショーヴランが絶品だった琴ちゃんですから、きっと新たな魅力を開花させてくれるでしょう!

「フランスの女海賊との愛憎」
バッチバチに火花を散らす琴ひとが観られると思っていいのかしら?
お披露目早々ありがたや…なんまいだ…

「彼に復讐を誓うイギリス海賊との対決」
どなたがされるんでしょう!?
男役同士のガチンコ対決!
楽しみすぎて鼻血出そう!

問題はどこで観るか、ですね。
土日開催は神奈川・長野・愛知。
どこもアクセスがよくて迷います~~
全部行っちゃう??

第一候補は長野かな?
ちょうど先日ヅカ友さんのお母様(長野在住)とお食事したとき、遊びにいらっしゃいとお誘いを受けたばかりなのです。
早速一緒に観劇が叶いそうで嬉しい!

初対面から意気投合し、実の娘のように可愛がってくださるお母様。
宝塚が結んでくれたご縁に感謝です。

古典の名作をじっくり味わう『シラノ・ド・ベルジュラック』


一方の『シラノ・ド・ベルジュラック』。
こちらは古典の名作をじっくり味わえそうですね。

「シラノ・ド・ベルジュラック」は、17世紀のフランスに実在した剣豪詩人を主人公に、エドモン・ロスタンが描いた戯曲。1897年の初演から繰り返し上演され続け、宝塚歌劇でも1995年に『剣と恋と虹と』としてミュージカル化されるなど、様々なアレンジを加えた作品が世界各地で次々と生み出されてきました。
見返りを求めることなく純粋に人を愛するシラノの美しい心が、時代を超えて人々の心を打つ不朽の名作を、轟悠主演でお届け致します。[公式サイトより抜粋]


大野拓史先生とトド様のタッグ。
見応えばっちり、出演者のお芝居がしっかり鍛えられそう…

気になるのは、ロクサーヌはどなたか?
『ドクトル・ジバゴ』に続き、有沙瞳さん?
『ロックオペラ モーツァルト』で大活躍された小桜ほのかさん?
可憐な乙女からしっとりした大人の女性までお任せの音波みのりさん?
明るく華やかな歌上手、桜庭舞さん?

花も実もある娘役さんが揃う星組。
ヒロイン候補もよりどりみどりで楽しみが尽きません!

温故知新、星から星へ受け継ぐ2つのドラマ


静と動、まったくタイプの異なる演目同士。
がっつり芝居の『シラノ』、アグレッシブな『エル・アルコン/Ray』。
どちらも観たい!

振り分けって、いつぐらいに出るんでしたっけ?
今や劇団一の大所帯となった星組。
二分割でも多いくらいですが、どちらに出演でも間違いなく個々の生徒さんがパワーアップできそうなラインナップ。
楽しみですね~~

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丹礼真(礼真琴)は真心あふれる真っ直ぐで誠実な人物?―漢字でひもとく眩耀の世界│眩耀の谷

オリジナル作品は初日まで全容が見えないだけに、想像の余地が大きくてワクワクしますね!
前回、登場人物をざっくりグループ分けしましたが、今回は役名の漢字表記について掘り下げていきます。
謎の男って誰!?管武将軍(愛月ひかる)は白か黒か!?妄想が膨らむ『眩耀の谷』配役発表+グループ分け配役図

漢字でひもとく眩耀の世界


表意文字である漢字に関心が深い私。
古代中国を舞台にした『眩耀の谷』は、文字に注目すると更に面白さが増すように思います。

「雲」がつなぐ師弟の絆―捲殘雲(礼真琴)と狩雲霄(輝咲玲央)│Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀
紅悠智露、七海弘希―漢字から紐解くサンファンの世界│Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀

まずは時代背景から。
みつるさん(華形ひかる)演じる宣王は、実在した周朝の第11代王(前828年-前782年)ですね。
国が乱れる春秋戦国時代直前の治世です。

周の統治下に置かれることになる汶国は架空の国、亜里の地と眩耀の谷は架空の場所のようです。

物語を読み解くキーワードになりそうな「汶」は手持ちの辞書には見当たらず。
調べておきます!

「眩耀=まばゆく輝く」の意味ですから、これはストレートに“黄金の谷”を指すと考えてよいでしょう。
ラストシーンは大判小判のシャワーを浴びる琴ひと??
(それは八つ墓村)

丹礼真は真心あふれる真っ直ぐで誠実な人物?


礼真琴さんの役、丹礼真(たんれいしん)。
「礼真」は礼真琴から採ったのは明らかですね。
「丹」は「礼真」との響きの良さでつけたのでしょうか?

丹…1.あか、あかい色 2.まごころ
礼…1.作法や儀式 2.うやまう、敬意をはらう 3.感謝の気持ち
真…1.まこと、ほんとうの 2.嘘や偽りのないこと

丹礼真の名前からは、真心あふれる真っ直ぐで誠実な人物像が浮かびます。
そして星組ファンに馴染みのある「あか」と言えば、「紅」の字を思いつきます。
先代トップスター紅ゆずるさんにゆかりを感じて嬉しいですね。

周国の人々―男役編


名前表記が漢字の人は周国民と仮定します。
いつもどおり文字の並びから適当にこじつけましたが、意外と役や生徒さんのイメージに合ってるような気がします。

天寿光希さんの「慶梁(けいりょう)は、喜びの架け橋。
大輝真琴さんの「百央(びゃくおう)」は、沢山のものの中心。
愛月ひかるさんの「管武(かんぶ)」は、戦(いくさ)を司る。
漣レイラさんの「興陽(こうよう)」は、能動的、盛んなもの。

ちょっと毛色が違うのが、桃堂純さんの「金光竜(きんこうりゅう)」。
「金」が姓かと思いましたが、「丹 礼真」は姓と名の間がスペースで区切られていますので、「金光竜」でひとつの名前のようです。

文字通りにとらえれば、金色に光る竜ですが…
慶梁や百央とは雰囲気が異なりますね。
周国の人間ではないのか?
それとも彼らとは身分が違うのか?
気になる存在です。

周国の人々―娘役編


音波みのりさんの「敏麗(びんれい)は、賢く、麗しい。
有沙瞳さんの「春崇(しゅんすう)は、尊い春。
小桜ほのかさんの「瑛琳(えいりん)」は、水晶などの美しい玉。

字面だけでも艷麗な美女軍団が目に浮かびますね。
後宮の女性たちでしょうか?
宣王(華形ひかる)の正室は王后(華雪りら)と思われますが、はるこさん(音波)らが妍を競うさまは目の保養です。

汶国の人々


汶族の名前は、瞳花を除き、すべて片仮名表記。
「紀元前の中国大陸に西の地からやってきた流浪の民」とありますが、ウルマン(天希ほまれ)、ザファル(湊璃飛)あたりはいかにも西方の香りがする名前ですね。

それにしても、汶族の女性陣はアルマ(夢妃杏瑠)、ヌル(紫りら)、ヨナ(音咲いつき)、ウラク(桜庭舞)と、星組自慢の歌姫揃い。
どんな美しいハーモニーを聞かせてくれるか楽しみです!
もちろん、「巫女」の白妙なつさんの美声も!

謎の人々


拓斗れいさんの「隊長」ってなんの隊長?
管武将軍の配下で汶族討伐の実行部隊長とか?

紫月音寧さんの「村の女」とは?
どこの村?
村人に見せかけて実は…とか?

万里柚美さんの「母」、輝咲玲央さんの「父」、瀬央ゆりあさんの「謎の男」についてはこちら↓
謎の男って誰!?管武将軍(愛月ひかる)は白か黒か!?妄想が膨らむ『眩耀の谷』配役発表+グループ分け配役図

公式の人物相関図が出るのって、いつ頃でしたっけ?
そもそも相関図って全公演で出るんでしたっけ?

この作品は相関図を出した時点で、かなりネタバレしそうな気がするんですが…
いっそこのまま追加情報無しで、初日に盛大に驚きたいですね!

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「超人」礼真琴、天才はいかに作られたか―“Amadeus”とサリエリ(凪七瑠海)の嘆き│ロックオペラモーツァルト

今更ですが、礼真琴は歌が上手い。
息を吸うように、ごく自然に生きるための必然の行動のように、歌う。

台詞から歌へのつなぎ目をほぼ感じさせず。
話すように歌い、歌うように話す。

ぶれない、外さない、ムラがない。
抜群の安定感は一幕冒頭の酒場で顕著。
「Le Trublion トラブル・メーカー」を歌いながらの背面ダイブ。

背中から落ちつつ、何事もなかったように起き直り、歌い続ける。
その間、一切ぶれず、途切れず。
恐るべき強靭さです。

今まで当たり前のように観ていましたが、踊りまくり・歌いまくりの『ロクモ』で改めて彼女の凄さを思い知ったのです。
持てる力を完全解放した礼真琴。
舞台の神様に魅入られたようなモーツァルト。
その「才能」について、ふたつの台詞からひもといてみたいと思います。

○過去記事はこちら↓
舞台の神様に愛されし者、礼真琴│ロックオペラモーツァルト
圧巻、ただただ圧巻―礼真琴×舞空瞳コンビ│ロックオペラモーツァルト
礼真琴、こけら落とし三冠達成!ロクモ 池袋初日感想│ロックオペラモーツァルト
礼真琴、無限の可能性―進化するロクモの先にあるもの│ロックオペラモーツァルト

天才とは何か?モーツァルトと運慶とミケランジェロ


私がドハマりする作品には大抵ひとつ、強い印象を残す台詞があります。
『鎌足』の船史恵尺(天寿光希)の「過去はこんなにも力強い」。
『BADDY』の王子(暁千星)の「ぼくは退屈で眠られないんだ」。

『鎌足』MVPは天寿光希!―「船史恵尺=ルキーニ」説
『退屈』を打ち破れ!「眠られないんだ」が意味するもの―覚醒する暁千星│BADDY

ひとつの台詞がフックとなり、物語世界の内側にズブズブ引きずり込まれる。
『ロクモ』のキーワードとなったのはモーツァルトの言葉。
「頭に浮かんだ音楽を五線紙に写すだけ」

聞いた瞬間「運慶か!」と思いました。

「こんな夢を見た」で始まる夏目漱石の『夢十夜』。
運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいるのを見学に来た主人公。

「よくああ無造作に鑿(のみ)を使って、思うような眉(まみえ)や鼻ができるものだな」と自分はあんまり感心したから独言(ひとりごと)のように言った。
するとさっきの若い男が、「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋まっているのを、鑿と槌(つち)の力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない」と云った。
[夏目漱石著『夢十夜』「第六夜」より抜粋]


もうひとつ思い出したのはミケランジェロのものとされる言葉。
“I saw the angel in the marble and carved until I set him free.”
超訳すれば「大理石に閉じ込められた天使を解き放つまで彫り続ける」ということですね。

木や大理石の中の像、そして頭の中の音楽。
国や時代は違えど、それぞれに「天才」と呼ばれる芸術家たち。
しかし、運慶もミケランジェロもモーツァルトも「元々そこに在るものを取り出すだけ」と描写されるのが面白いですね。

凡人が切ったり貼ったりこねくり回したり、手探りで積み重ねていくものを、一気に探り当てることができる。
「天才」とは「完成形が見えている者を指す」のです。

では、彼らにその力(才能)を与えたのは誰か?

才能は神からの贈り物


私の記憶が確かならば、劇中でモーツァルトをアマデウスと呼ぶのは、モーツァルト自身とアントニオ・サリエリ(凪七瑠海)ふたりきり。
一幕最後の「Lacrimosa ラクリモーサ」でのモーツァルト自身の言葉「アマデウス…アマデウス…何が神に愛された者か、僕は神に見放された男だ」。
そして、サリエリの「アマデウス!」のみ。

これは偶然ではありません。
意図的になされたものです。

モーツァルトの才能を目の当たりにしたサリエリは激しく嫉妬します。
彼と自分は何が違うのか?
神はなぜ彼だけに音楽の才能を与え給うた?
神よ…!!

自分には神の啓示は聞こえない。
いくら努力しても、金を積んでも「神の声を聞く耳」を持つことは叶わない。
深い絶望はモーツァルトへの妬みの刃に形を変えました。

モーツァルトが“神に愛された者”と知るからこそ、サリエリは彼を“アマデウス”と呼んだのです。

では、サリエリはなぜ殺したいほどの嫉妬を手放すことができたのでしょうか?
その謎を解き明かすヒントがこれ。
ロシアには「才能は神からの贈り物」という考えがあると、米原万里が書いています。

才能は神様からもらったもので個人のものではないという考え方があります。
才能をもっている人と同じ空間に生きていることを純粋に喜び、そのことを祝福するのです。
ですから、その才能と自分とを比較したりは決してしません。
つまり劣等感がまったくないのです。
足の引っ張り合い、妬みという感情が稀薄で、それがすごく心地よかった。
[『言葉を育てる 米原万里対談集』「VS.神津十月 在プラハ・ソビエト学校が私の原点です」より抜粋]


ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのミドルネーム「Amadeus」。
まさに、神(DEUS)に愛され(AMA)、才能を与えられた者なのです。

チェリストのムスティスラフ・ロストロポーヴィチは舞台に出るとき、絶対に緊張しないそうです。
米原さんが「なぜあがらないのですか?」と訊いたら「僕は天才だから」という答えが返ってきたそう。
「僕の才能は神様からもらったものだから、僕自身のものではない。僕は才能を単に差し出すだけですから緊張はまったくしないのですよ」

才能は神からの贈り物。
所詮、人智の及ぶところではない。
アマデウス・モーツァルトは「才能の容れ物」に過ぎない。

そう気づいたとき、嫉妬は消え、友愛や尊敬の念が生まれたのでしょう。
そして“アマデウス”から「才能」を取り除いた人格、つまり“ヴォルフガング”の部分に焦点が当たる。

「笑顔が素敵です」
なんのてらいもない言葉が示す、まっすぐな人柄。
あまりに短い友情でしたが、確かに嫉妬とは異なる感情がサリエリの心に芽生えたのです。

みんなに喜んでもらいたかったから


モーツァルトは「僕の才能は父が作ったもの」と洩らしています。
自分の才能は天賦のものではない、との自覚を表す言葉です。

一方、「頭に浮かんだ音楽を五線紙に写すだけ」とも言っている。
つまり、無意識下では神の啓示を受けていることが明らかなのですね。

さて、礼真琴はどちらに属する人間なのでしょう?
木の中の仏、大理石の中の天使が見える人間なのか?
それとも…?

私は彼女について何も知りませんが、舞台から受ける印象は「他人より恵まれた能力を持ち、それを更に高めるための努力を怠らない人間」と映ります。

礼真琴の才能をひもとくヒントになる言葉の、ふたつめはこちら。
「目隠しでチェンバロを弾いたのは、みんなに喜んでもらいたかったからだ」

モーツァルトが目隠しでチェンバロを弾いたのは史実ですが、このエピソードを、あえて礼真琴に語らせた理由は明らかです。
目隠し演奏は曲芸や見世物的なパフォーマンス、ましてや超絶技巧のひけらかしではなく、“礼真琴演じるモーツァルト”の行動原理が常に「誰かを喜ばせたい」という純粋な気持ちであるという事実を示します。

酒場での「音楽は人を楽しませ、喜びを与えるものだ」との主張とも一致します。
これらの台詞を礼真琴に与えた脚本に、座付き作家・石田昌也の愛と創意工夫を感じました。

礼真琴は何者なのか?
ヒントは先ほどの『夢十夜』にあります。
「あの鑿と槌の使い方を見たまえ。大自在(だいじざい)の妙境に達している」
“大自在”とは「少しの束縛も障害もなく、思いのままであること。自由自在、自由奔放であること」。

この言葉で頭に浮かんだのは、一幕最後の「Je dors sur des roses バラの上で眠りたい」。
なんのしがらみもなく、ただ心のままに歌い踊る礼真琴。
劇場と溶け合うようなあの瞬間こそ、大自在の境地。

古来、歌舞は神に捧げる供物であったと考えれば、優れた舞台人とはシャーマンに近しい存在なのかもしれません。
神の声を聞き、その肉体を駆使して芸を披露する。

舞台人・礼真琴の才能を表すならば、「天才」ではなく「超人」こそが最もふさわしい。
そう思わせられた『ロックオペラ モーツァルト』でした。

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