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星組☆客席降りの思い出(1)│考えるな!感じろ!星の客席降りは熱い! REON!!II/Killer Rouge編

皆さま、客席降りはお好きですか?
私は大好きです!
なくても楽しいですが、あると楽しさ倍増!

友だちは「グルーヴ感が好き」と言ってました。
わかるー!
客席降りって、ただ観るだけでなく自分も作品の一部になれる気がして嬉しいんですよね。

間近に見る生徒さんの輝き。
にっこり微笑まれただけでコロッと好きになっちゃう単純な私。
客席降りのたびに好きな生徒さんが増えて大変です 笑

感染拡大防止対策の一環として、客席降りが中止になってしばらく。
Twitterでは「客席降りが都市伝説化するんじゃないか」と心配する声まで。

たしかに、この状況が続けば幻の演出となる可能性もあるかもしれません。
(なったらイヤだけど)

というわけで…
自分メモがてら、印象深かった客席降りのエピソードをいくつか思い出してみました。

まずは連続客席降り記録更新中の星組から!
星組名物!?客席降り連続記録更新!『Ray -星の光線-』稽古場キャストボイスにわくわく!

考えるな!感じろ!星の客席降りは熱い!


まずは東京国際フォーラムで行われた柚希礼音さんのコンサート『REON!!II』。
「来ちゃったー!」の声に振り向くと…
なんと、ちえさん(柚希)!

えー??ここ3階席よ!?
トップ・オブ・トップ☆大スターのちえさんが労を惜しまず、てっぺんまで来てくださるなんて感激!

全身からあふれ出す、明るく力強いオーラ☆*。
太陽みたいなちえさんパワーを浴びて、私まで元気になっちゃいました。

以来、星組の客席降りのイメージは「観客を決して置いてけぼりにしない」「ひとり残らず楽しませる」。
星組子の熱気あふれるパフォーマンス、また体感できる日が来ますように。

Killer Rouge


体感5分!宝塚屈指のテンションぶち上げショー『Killer Rouge』。
難しいことは考えず、ひたすら楽しむ!楽しんだもん勝ち!と、なんとも星組らしい(?)作品。

私のヅカファン人生で観劇数最多を誇るショー。
よく観た!よく楽しんだ!
丸一年ずーっとキラル漬けでしたが、まったく飽きることなく、いつも新鮮な感動がありました。

「とにかく盛り上がれ!」とばかりに熱いファンサービス。
星組の本領発揮!
学年・性別関係なしに煽る煽る!煽りまくる!

舞台から銀橋から花道から、至るところで投げキッス&投げウィンク&指差しウィンクの大盤振る舞い!
海外公演向けを差し引いても、あのテンションはおかしかったですよね。

星組×齋藤吉正は“混ぜるな危険”ですね!
もれなく発火します 笑

最高潮に達するのが客席降り。
脳内で北島三郎が「祭りだ!祭りだ!」って歌ってました。

印象的だったのは天華えまさん。
一度通り過ぎたのに、わざわざ引き返してハイタッチしてくれたんですよ…優しい☆*。

劇場の熱さを一瞬忘れさせてくれた紫藤りゅうさん。
かぼそく、ひんやり冷たい指先。
移り香は濃厚でセクシー。
外身はクール、中身はホットな星の王子様でした☆彡

そして、天飛華音くんのバチコーン!ウィンク☆*。
あの子は誰?と調べたら…研2!?嘘でしょ!?
末恐ろしい…なんという舞台度胸…星男英才教育の賜物…?
以来、ショーの天飛くんを見ると「今日もギラギラしてるね!」と嬉しくなっちゃいます 笑

娘役さんでは、大好きな紫りらさんのプリティーウィンク☆*。
紅薔薇宮殿の可愛いピンクのドレス姿から繰り出されるキメッキメウィンクにメロメロ~~

台湾バージョンのときだったかな?
通路で踊る美稀千種さんにアピールしたら、めっちゃノリノリで返してくださって楽しかったー!
ズバババン!っと超強烈な両手指差しをいただきました!
熱い!濃い!ザ☆星男!

別の日、プロローグで若手男役に「先輩、帰りますよー」って引きずられながらハケるとこ(本公演の華形ひかるさんパート)。
引っ込みつつ、舞台上から狙い撃ちしてくださいました。
フリーダムな副組長 笑

『星秀☆煌紅』といえば、紅子さん(紅ゆずる)。
梅田芸術劇場のサイドドアからバーン!っと現れ、お客さんに絡みながら通路を練り歩くタカラジェンヌ…新しい 笑

愛月ひかるさんと桜木みなとさんが観にいらしたときは、ガチ笑いでずんちゃん(桜木)の肩に崩れ落ちる愛ちゃんを目撃しました。
この日は、前に愛×ずん、後ろに齋藤先生×小柳先生に挟まれて緊張の一日でしたね 笑

まさか愛ちゃんが星組へ異動されるとは、そのときは夢にも思いませんでしたが…
『エル・アルコン』では星組子として梅芸の舞台に立たれる愛ちゃんを観られるのが楽しみです☆*。

→「星組☆客席降りの思い出(2)」へ続く

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愛に真っ直ぐな男、柚希礼音│眠らない男・ナポレオン ―愛と栄光の涯に―

2014年の星組公演、ほんの6年前とは思えないほど遠い昔に感じます。
主演の柚希礼音さんは卒業され、その後、北翔海莉さん、紅ゆずるさんがトップに就任され、今は礼真琴さん。
たった6年の間の出来事とはにわかに信じがたいですが、それだけ濃密なヅカ時間を過ごしてきたということかもしれません。

愛に真っ直ぐな男、柚希礼音


お芝居って凄い!ミュージカル(歌)って凄い!と思える作品。
2時間30分をまったく飽きさせずに魅せ切った役者とスタッフの力量に感動しました。

ナポレオンの愛と野心、そして破滅。
最愛のジョセフィーヌとの関係を通し、英雄と呼ばれた男のひとりの人間としての魅力が余すところなく描かれました。

なかでも、作品のほとんどを占める楽曲の良さが感動をさらに深めます。
歌は台詞のように、台詞は歌のように。

『ロミオとジュリエット』のジェラール・プレスギュルヴィック氏によるドラマティックな音楽が、洪水のように押し寄せ、観客をフランス革命後の混沌とした世界へ導きます。

タイトルロールのナポレオン・ボナパルトは柚希礼音さん。
全身から充実感がみなぎるような男性像。

ダンスが素晴らしいのはもちろんですが、歌唱力も演技力もずば抜けています。
特に注目したのは、お芝居。
心の底から溢れ出す情熱、嘘のない感情のほとばしり。
愛に真っ直ぐな男を熱演…というよりは、そんな男そのもの。

ちえさん(柚希)が発する求心力というのでしょうか…
舞台の真ん中に立って全体をぐいぐい引っ張っていく、ちえさんの凄まじいパワーを改めて感じる作品でした。

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宝塚雪組『20世紀号に乗って』、本間憲一さん(振付)が「スタッフ賞」受賞!│第27回読売演劇大賞 中間選考会

「酢」じゃなかったで酢ね…
ヅカファン100人中99人が「おもさげながん酢」と予想していた雪組公演デザート名。

正解は「みーるっく れもんでしょ!」。
まさかのレヴュータイトル(Music Revolution!)からのダジャレでした!

宝塚歌劇団│東京宝塚劇場 雪組公演デザートのお知らせ

○みーるっく れもんでしょ!(税込410円)
ミルクプリンに、レモンピューレとホイップクリームを重ね、さらにレモンケーキ、ゼリーin瀬戸内レモンソースで甘酸っぱいデザートに仕上げました。
夏にさっぱり!爽やかなミルクとレモンのハーモニーをお楽しみください。[公式サイトより抜粋]


ゼリー&柑橘好きとしては「ゼリーin瀬戸内レモンソース」に惹かれます~~
なんなら、これがメインでもいい!

『20世紀号に乗って』本間憲一さん(振付)が、第27回読売演劇大賞中間選考会「スタッフ賞」受賞!


先日の『FNS うたの夏まつり』で大反響を集めた雪組さんに、さらに嬉しいニュースが舞い込みました!

本日発表の『第27回読売演劇大賞 中間選考会』。
2019年上半期(1~6月)の作品賞、男優賞、女優賞、演出家賞、スタッフ賞のベスト5が決まりました。

雪組シアターオーブ公演『20世紀号に乗って』の振付により、本間憲一さんがスタッフ賞を受賞されました。
評は「タップダンスが上品で華やか」。

明るくハッピーなミュージカルをいっそう盛り上げる軽快なタップ。
幕開きから一気に作品世界に引き込まれました。
素晴らしかったです!

本間さん、雪組選抜メンバーの皆さま、誠におめでとうございます!

『20世紀号に乗って』関連記事はこちら

宝塚OG(霧矢大夢・柚希礼音)の活躍


生徒さんのお名前はありませんでしたが、女優賞の候補に星組OG柚希礼音さん(『唐版 風の又三郎』により)。
また、作品賞に月組OG霧矢大夢さんご出演の『ピピン』が選ばれました。

卒業生の皆さまのご活躍、喜ばしい限りです。

○関連記事はこちら↓
快挙!第25回読売演劇大賞中間選考会に【礼真琴】の名前が!

下半期の目標は「もっと演劇を楽しむ」!


最近宝塚にかかりきりで、外部の舞台を観る機会が減ってしまいました。
今回の受賞作にも観たかった作品がいっぱい。

見逃して後悔したのは、認知症をテーマにした『Le Père 父』。
作品賞、男優賞(橋爪功)、女優賞(若村麻由美)を獲得しています。

舞台は一期一会。
「観たい」と思ったら、即行動に移さなければいけませんね。
下半期の目標は「もっと演劇を楽しむ」こと!

最後になりましたが、『壬生義士伝/Music Revolution!』初日おめでとうございます。
偶然とはいえ、「読売演劇大賞」の発表が初日に重なるとは幸先がいいですね。
上昇気流に乗ったまま、公演のご成功をお祈り申し上げます。

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○関連記事はこちら↓
今年も大当たり続出!2019年上半期観劇ランキング│作品賞は雪組と星組、観劇率7割超えは○組!
ブラボー望海風斗!ブラボー真彩希帆!ブラボー雪組!『20世紀号に乗って』で大満足!
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柚希礼音、男役の歴史が詰まったスペシャル・ライブ│星組:REON!!Ⅱ

ブログを始める前、細々と書き溜めていた観劇記録。
発掘観劇記第4弾は、2013年10月東京国際フォーラムで上演された柚希礼音さんのコンサート『REON!!Ⅱ』。
現役の生徒さんが出演されている公演記事は引き続き、折を見てUPしていきます。

* * *

行って良かったー!
観て良かったー!

東京国際フォーラムでの『柚希礼音スペシャル・ライブ』はひたすら楽しく、2時間強の公演時間があっという間。
宝塚のコンサートは初体験でしたが、幕開きからラストのダブル・アンコールまでとにかく飽きさせない!
主演の柚希礼音さん筆頭に星組選抜メンバーのエンターテイナーぶりを存分に堪能しました。
正直、B席3,000円のチケット代では申し訳ないと感じるほど見応えのある演目でした。

幕が上がるとシンプルな段装置と左右を囲むように数枚のスクリーンが現れます。
場面ごとにテーマに沿った風景や効果の映像が映し出され、それぞれの色を楽しめました。

1曲目『Capricciosa』。
突然、舞台中央のセリから飛び出した柚希さんに度肝を抜かれ、休む間もなく豹柄スーツの男役たちがオラオラ迫ってくる!
歌い踊り、ギラつきながらグイグイ前へ前へと乗り出し、しまいには舞台端ギリギリにひざまずいて観客を釣りまくる男役さんたち。
遠い遠い3階席から見下ろしてても謎の汗が吹き出すのに…
前列のお客さんは無事に帰れたのかしら?

続いて『Burlesque』。
最も楽しみにしていた場面。
ゴージャスな大人っぽさで大満足!
主演娘役の夢咲ねねさんは別公演で不在のため、場面ごとにお相手を取っ替え引っ替えする柚希さん。
このシーンは鶴美舞夕さんが女役で登場。
お揃いのシルバー×黒の衣装でセクシーに踊り狂う2人の姿はまるで映画の一場面のよう。
ダイナミックな振付にワクワクします。

柚希さんご本人の映像をバックに、幼少期から現在に至るまでを歌う「ちえちゃん」では、不覚にもちょっぴり涙してしまいました。
今こんなにもカッコよく舞台の中心で光を放つ彼女の、あどけない姿から成長していく過程が飾らない言葉で綴られ、しみじみ「宝塚って温かいなぁ…」と感じました。
(この歌詞は柚希さん自作とのこと)

ほのぼのしたところで舞台の雰囲気が一転。
なんと!柚希さんが女役で登場する『Lady LEON』。
黒のボブヘア、金のスーツにニーハイブーツ。
マッチョで完璧な肉食女子っぷり!
組んで踊るのは、同期生の十輝いりすさん。
高身長同士の絡みは迫力満点!濃い!濃すぎる!

途中、十輝さんが柚希さんのジャケットを脱がせるシーンはとても色っぽくてドキドキしました。
上着を脱いだ姿は金のチューブトップとホットパンツ。
こんなに露出度の高い柚希さんを観るのは初めて。
筋肉質でボリューミーなボディにウットリ。
この場面、礼真琴さんの歌う『Feeling Good』が最高!
パワフルで飲み込まれるような熱唱に圧倒されます。

圧巻は1部ラストの『影を逃れて』。
雨に打たれながら熱唱するスーツの男。
ここでは本水が使われ、容赦なくずぶ濡れにされる柚希さん。
まさに水も滴るいい男。

* * *

休憩を挟んで、2部スタート。
客席係のマサコさんと紅子さん(某男役2人の女装)のコントでひとしきり客席を湧かせた後…

まさかの「ベルばらワールド」が展開!
お馴染みの小公子・小公女が♪ご覧なさい、ご覧なさい、宝塚のREON♪と可愛く歌い踊ります。
ギャグなのか本気なのか掴めないまま、柚希さん率いる星男たちの『薔薇のタンゴ』。

まばゆいばかりのギラギラ感☆彡

いいわぁー、宝塚だわー、星組だわー。

私が宝塚デビューした頃の星組トップはネッシーさん(日向薫)。
ネッシーさんを頂点に、シメさん(紫苑ゆう)、マリコさん(麻路さき)。
上級生にはヒロさん(一樹千尋)、ハッチさん(夏美よう)、ジュンコさん(英真なおき)、サミーさん(千珠晄)。
こってり濃い男役さんが目白押し。
「星組=ゴージャス」の図式が健在で嬉しくなります。

そして、紅ゆずるさんを相手に『小雨降る径』を披露。
ちゃんとミニフィナーレもあります。

エトワールの登場で場内の空気が変わります。
しわぶきひとつ聞こえない静けさの中、ホール全体に染み入るような高く澄んだ歌声に気持ち良く酔いしれました。
ここで、ベルばらメドレー終了。

再びマサコ&紅子が現れ、そこへ『夢咲にょにょちゃん(柚希さん)』が加わります。
にょにょちゃんってば紅子に向かって「あ、目がおっきくなる人だ!」と言い放つんですよ。
それ言っちゃっていいの!?
遠慮のない関係性が垣間見えて面白いですね。

ちなみに柚…もとい、にょにょちゃんはREONの追っかけ資金を貯めるため、カツ丼屋でバイト中らしいです。
なぜ、カツ丼?
にょにょちゃんの働く店へ行ってみたいですね。

『柚希さんに演じてもらいたい役』のリクエストコーナーでは、紅子が「風と共に去りぬ」の主題歌『さよならは夕映えの中で』を歌います。
柚希さん、髭のレット・バトラー似合うだろうなぁ。

続いて、マサコが突然「死ねばいい!」と叫びます。
『エリザベート』のトート閣下の決め台詞です。
柚希さんが演じると、えらい元気いっぱいな閣下に仕上がりそうな予感。

お次は『ロミオとジュリエット』仮面舞踏会の場面。
柚希ティボルトがワイルドでめちゃくちゃカッコいい!

続けて柚希さんの初舞台からのショー主題歌メドレーへ。
『ノバ・ボサ・ノバ』『バビロン』『美麗猫』『夢は世界を翔けめぐる』『ル・ポァゾン』『台湾公演』etc.
20曲近い怒涛の勢いで、途中何が何やら分からなくなっちゃいました。

なぜなら、私たちのいる3階の客席扉から「来ちゃったー!」の声と共に柚希さんが現れたのです!

本物ーーー!?!?!

客席総立ち!
中には席を離れ、柚希さんとハイタッチされる方も。
皆さまの背中越しに垣間見えたナマ柚希さんは光り輝いてらっしゃいました。
間近で感じるスターさんの存在感はものすごく大きいのです。

今回の公演、1階席通路でのパフォーマンスが多く、2・3階席は少々寂しい思いをしていましたが、最後に大サービス!
嬉しかったなぁ。

個人的には柚希さんの歌う『アマール・アマール』が聴けて大満足!

ラストは『パパラギ』のテーマに乗せて、柚希さんと少女姿の礼さんが踊ります。
重力を感じさせない軽やかな礼さんと、それをしっかり受け止める柚希さんのダンスはひたすら美しく、白一色の夢の様な世界でした。
愛らしい雰囲気の礼さんは娘役でも十分通用すると思いますが、『Feeling Good』で聴かせてくれたパンチの効いた歌声も捨てがたい!
礼さんの才能、恐るべし!

フィナーレは、お揃いの黄色いREONシャツとデニム(私物?)に身を包んだメンバー全員でEXILEの『ライジングサン』。
ダブル・アンコールでは、閉じかける緞帳の隙間から柚希さんを客席へ押し出そうとふざける紅さんや十輝さんの姿も。
最後まで、メンバー自身が目一杯楽しんでいる様子が伝わってくる熱い舞台でした。

大・大・大満足の浮かれた気分のまま、連れと「次回『REON!!Ⅲ』があったら絶対観ようね」と話しながら帰路に着きました。

* * *

冒頭の『亡き王女のためのパヴァーヌ』のシーン。
何の飾りもないシンプルなブルーのシャツと黒のパンツのみで踊る柚希さん。
ごまかしのきかないスタイルから香り立つ、圧倒的な男役の色気。
円熟期を迎える柚希礼音が培ってきた男役の歴史が詰まっているようでした。

[2013年10月6日(日)15:30公演@東京国際フォーラム]

○過去の発掘観劇記はこちら↓
ザ・因果応報!源氏物語ダイジェスト│花組:新源氏物語
宝塚的ハッピーエンドではないけれど│花組:復活/カノン
今ひとたびの『アルジェの男/Dance Romanesque』

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あなたの好きなセリフは何ですか?│私が宝塚ブログを書く理由

いつもご訪問くださり、誠にありがとうございます。
昨年のレビュー記念日に始めた当ブログ。
早いもので、まもなく一周年を迎えます。

生来飽きっぽい私が途切れ途切れながらも続けてこられたのも、ひとえに歌劇への愛ゆえ。
当初は週末以外の毎日更新できれば…なんて思っていましたが、なかなか難しいですね。
(書きたいことは山積みですが、いかんせん手が追いつかない)

いつもご意見・ご感想をくださる皆さま、ありがとうございます。
多様なお考えを伺えるのは嬉しく、とても励みになります。
これからも、細く、長く、楽しくをモットーに続けていければと思います。
よろしければどうぞお付き合いくださいませ。

さて、なぜ私は公開ブログを書くのでしょうか?

劇評を書き、他人様に読んでいただくとは、すなわち己の人生観、恋愛観、時に死生観すら、さらけ出すことに他なりません。
なぜなら、芝居とは人間の営みをそのまま写し取るものだからです。
限られた空間と時間の中で人生を凝縮する芸術。

芝居を観て、どう感じたか。
何が心に残ったか。
自分のアンテナに引っかかったエピソードを取り上げて感想を述べる。
価値観を丸裸にする行為です。

これはなかなか勇気が要ります。
時に無知で未熟で偏った思考を、したり顔で発信する私。
精神的露出狂とも思える行為を何故繰り返すのか?

思うに、観劇記をまとめることによりインプットとアウトプットのバランスを取っているのではないかと思います。
インプットだけでは飽和する。
アウトプットだけでは空っぽになる。

自分のフィルターを通して、観た芝居を整理・理解・再構築して外に出す。
テキスト化する過程で、舞台のエッセンスが自分の中に取り込まれ、血肉となる。
食物を咀嚼し吸収する、生物の消化活動と同じですね。

前置きが長くなりました。
本題の『宝塚歌劇の好きな台詞』のテーマに参ります。

琴線に触れる台詞。
これこそ自身の『価値観の表出』以外のなにものでもありません。
ひるがえって、他人様の好きな台詞を伺うと、その方のお心をより深く知ることができるようで、非常に興味深い話題でもあります。

私の好きな台詞はこちら。
「長生きしてくださいませね」
木村信司先生作『太陽王~ル・ロワ・ソレイユ~』のラストシーン。
女性遍歴を重ねてきたルイ14世(柚希礼音)に、その後半生を共にすることになるフランソワーズ(妃海風)が告げる言葉です。

愛する人の健康を願い、いつまでも寄り添いたいと望む心。
こんなにも優しく温かな愛の言葉を知りません。
ふたりの行く末に待つ穏やかな幸福が想像できます。

もうひとつ。
『月雲の皇子』の衣通姫(咲妃みゆ)から木梨軽皇子(珠城りょう)への言葉。
「花が日輪を向くように…」も好きですね。
抑えようのない恋心の発露は、自然の理のごとく。
香り高く、美しい表現でした。

ついでに(?)パートナーにも聞いてみました。
「お前はいつも俺を奮い立たせる」がお気に入りだそう。
生田大和先生の『Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~』で、ジョージ(真風涼帆)が妻ベス(伶美うらら)に向けた言葉ですね。

うーん、なるほどー。
舞台で観た時はあまり引っかかりませんでしたが、改めて聞くと含蓄のある巧い台詞ですね。
非常に男性的な感性で書かれた言葉だと思います。
生田先生の“尽きせぬ言の葉”が今後どのような形で私たちの許へ届くのか、楽しみですね。

よろしければ是非、皆さまのお好きな台詞も教えてくださいませ。

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プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共に30年(ブランクあり)。全組観劇派。美丈夫タイプの生徒さんが好み。谷正純・酒井澄夫・木村信司・大野拓史作品が好き。観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。

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