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現代の「白薔薇の君」明日海りお―各組トップコンビを薔薇にたとえてみました

いつも宝塚にまつわる薔薇情報を教えてくださるw様から「シャルム Charme」という品種を教えていただきました。
みりおさん(明日海りお)退団公演のショー「シャルム!」と同じ名前ですね。

お芝居『A Fairy Tale ―青い薔薇の精―』では、青薔薇の精に扮されるみりおさん。
かつて自然界に存在しなかった青い薔薇の花言葉は「不可能」。
しかし、品種改良により青い薔薇が生まれてからは「夢が叶う」となりました。

宝塚に憧れて入団し、ひとつひとつ夢を叶え、ファンに夢を与え、名実ともにトップ・オブ・トップとしてご活躍のみりおさんにふさわしい花ですね。

現代の「白薔薇の君」明日海りお


もうひとつ、みりおさんにお似合いと思うのは真っ白な薔薇。
何もかも削ぎ落としたような純白が、卒業を間近に控えたみりおさんに重なります。

「白薔薇の君」といえば、永遠の貴公子・春日野八千代先生の代名詞。
みりおさんは現代の白薔薇の君でしょうか。
甘く、優しく、薫り高い“男装の麗人”。

みりおさんが白薔薇なら、他の方は?
各組トップコンビのイメージに合った薔薇を選んでみました。
(左がトップさん、右がトップ娘役さん)

花組


img-20190614_6.jpg
左:明日海りお/パスカリ Pascali
右:華優希/ポンポネッラ Pomponella

ほんのりアイボリーがかったぬくもりのある白、気高いイメージの剣弁高芯咲きのパスカリがみりおさんっぽいかなー?と。

少女漫画から抜け出たように可憐な華ちゃんは、弾むような響きが愛らしいポンポネッラ。
私の大好きな薔薇です。

月組


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左:珠城りょう/グラハム・トーマス Graham Thomas
右:美園さくら/フレグラント・アプリコット Fragrant Apricot

明るくおおらかな男役像が魅力の珠様は、ぬくもりのある黄色のグラハム・トーマス。
新たにさくらちゃんを相手役に迎えたことで、さらに包容力が増したように思います。

まだ五分咲きながら大輪の花を予感させるさくらちゃん。
期待を込めて、ほんのり桜色のフレグラント・アプリコット。

雪組


img-20190614_8.jpg
左:望海風斗、右:真彩希帆(名称不明)

だいもんさん(望海)の歌声に包まれる至福のひとときをイメージした紅薔薇。
香り高く、表情豊か、ベルベットのようになめらかな美声。

みなぎる生命力が魅力のきぃちゃん(真彩)は、燃えるようなオレンジ色の薔薇。
彼女の舞台同様、見るだけで元気が湧いてきます。

星組


img-20190614_9.jpg
左:紅ゆずる/クイーン・オブ・神代 Queen of Jindai
右:綺咲愛里/クイーン・エリザベス Queen Elizabeth

絵に描いたような“宝塚の男役”紅さんは、いかにも薔薇らしい薔薇のクイーン・オブ・神代。
ゴージャスできらびやかな花姿は星組全体の印象でもあります。

偶然にも星コンビはQueen並びとなりました。
艶やかな淑女と無垢な少女が同居するあーちゃんは、柔らかで凛としたクイーン・エリザベスのイメージ。

宙組


img-20190614_10.jpg
左:真風涼帆/ブルー・パーフューム Blue Perfum
右:星風まどか(名称不明)

どこかミステリアスで底の知れない魅力の持ち主、真風さんはブルー・パーフューム。
“Perfum”の名前が示す通り、華やかで甘いライチのような香りが特徴です。

愛らしいヴィジュアルに反し、三拍子揃った大人っぽい持ち味のまどかちゃん。
内と外で色の異なる花びらがイメージにぴったり。

花で楽しむ宝塚


「トップコンビと薔薇」いかがでしょうか?
完全に自己満足のテーマですが、生徒さんを思い浮かべながら選ぶのは楽しかったです。

乙女の花園、宝塚。
花とは切っても切れない結びつきがあります。
芸名に「花」にまつわる言葉を使われている方も多いですね。
優希さん、美園さくらさん、綺愛里さん。

これからも折りに触れ、歌劇と花の話題をお届けできればと思います。

なお、名前を載せた薔薇は神代植物公園のバラフェスタ、名前がないのは代々木公園の「バラの園」で写したものです。
名無しの薔薇をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお教えくださいませ。
(きぃちゃんのは「オリンピック・ファイヤー Olympic Fire」かな?と思うのですが…代々木だけに)

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熱狂を生む娘役、真彩希帆(リリー・ガーランド)│20世紀号に乗って

リリー・ガーランド役で金字塔を打ち立てた真彩希帆。
残念ながら記録には残りませんが、観た人の記憶には永遠に残るでしょう。

パワフルでヴィヴィッドで、この上なくチャーミング。
きぃちゃん(真彩)の娘役像そのものに思えるリリー。
この目で観、この耳で聴くことができて、幸せでした!

鮮やかな生命力、真彩希帆


宝塚作品のヒロインでは『凱旋門』のジョアン・マヅーが一番好きな私。
ジョアンだから好きなのか。
きぃちゃんだから好きなのか。
分からなくなるほどに、ふたりが溶け合った魅力的な女性。

きぃちゃんの武器のひとつに、非現実的なまでの美声が挙げられます。
鈴を転がすように軽やか、どこまでも透き通った声。

軽はずみで、浅はかで、男にだらしない。
しかし、無垢な女。
一歩間違えば観客から総スカンを食いそうな女性を可愛いファム・ファタールに仕上げたのは、彼女の声の力によるところが大きいですね。

『20世紀号に乗って』のヒロイン、リリーも同様です。
20セントを取り返すまではテコでも動かず、契約書は隅々まで舐めるように目を通す。
地に足の着いた素敵な女性ですが、「宝塚的」にはちょっと生々しい。

そこを上手く中和するのが、きぃちゃん本来の愛嬌と天性の声。
ウィークポイントをチャームポイントに転じ、とびっきり可愛い大女優として舞台に立つ。

パッと目を引く華。
観客の心まで明るく照らす“陽”の輝き。
これこそ、きぃちゃん最大の魅力。

押し出しの強さが嫌味にならず、むしろ生き生きと豊かな生命力を感じさせる。
エネルギッシュで逞しい健康美。
真夏のひまわりを思わせる、まばゆい笑顔。
観るだけで胸がスカッとする、大好きな娘役さんです。

オスカー×リリーは割れ鍋に綴じ蓋カップル?


きぃちゃんの持ち味がドンピシャはまったリリー・ガーランド。
元恋人オスカー(望海風斗)は彼女に輪をかけたバイタリティあふれる男。

リリーの情熱に対抗しうるのはオスカーであり、オスカーの情熱に対抗しうるのもリリーである。
絶妙なパワーバランス。
ふたりが再び結ばれるのは必然であった、と思わせるカップル。

リリーの契約書をもぎ取ったオスカー。
しかし、そのサインは…
それまでの比ではない、怒涛の展開で元の鞘に収まるふたり。

それを唐突と感じさせず、「だよね」と観客に納得させうるのは、だい×きほの「圧」と、オスカー×リリーの「愛」が等しく釣り合ったからに他なりません。
「お騒がせ男」オスカーを御せるのはリリーのみ。

最高にハッピーなラストシーン。
ぱぁっと心が晴れるような幸せいっぱいの大団円。
ハッピーエンドっていいですよね~~

とはいえ、結婚式が終わった途端、口喧嘩を始めそうなふたり。
「割れ鍋に綴じ蓋」という表現はいまいちですが、彼らはまさにそれ。
彼らが互いのベターハーフであることは間違いないでしょう。

物語の中でも現実世界でもベストコンビなだいきほ。
素晴らしい舞台をありがとうございました!

熱狂を生む娘役、真彩希帆


以前の記事にも書きましたが、この作品はヒロインのリリーが引っ込んでいては成り立ちません。

「ヴェロニク」や「バベット」などリリーが主役を張るシーンでは、チケット代に見合う価値を観客に与える義務があります。
その期待に完璧に、いえ、それ以上の結果をもって応えたきぃちゃん。

本名の自分を脱ぎ捨て、突如現れた女優リリー・ガーランド。
目が覚めるような総スパンの三色旗ドレス。

舞台狭しと歌い踊るきぃちゃんを目にして、なぜだか目頭が熱くなりました。
生き生き、伸び伸び、持てる力のすべてを出し切るようなパフォーマンスに心を揺さぶられたのです。

幕が上がってまもなくの全力投球。
ここが最高潮!?そんなはずはない。
芝居の定石として、見せ場はもっと後ろに作るはず。
こんなところにクライマックスを持ってくるはずがない。

すると、「ヴェロニク」はほんの小手調べ?
この先、もっと凄いパフォーマンスを見せてくれるの?
わくわくが止まらない観客の前に、次々繰り出される歌・歌・歌…

話すように歌い、歌うように話すリリー。
自由自在に声を操り、劇場の空気を動かす。
歌と踊りと芝居が一体となった、これこそミュージカル!

「バベット」の超絶技巧すら、そうと感じさせず、軽やかに歌いこなす力。
酩酊と幻想のはざまで混乱していくリリー。
酔いが回っても、歌声はぶれず、冴え渡るばかり。
客席のボルテージもぐんぐん上昇するのを感じます。
「いいぞ!もっとやれ!」と叫びたいくらい楽しい!嬉しい!気持ちいい!

観客を熱狂と興奮の坩堝に巻き込むことのできる娘役、舞台の神様に愛された真彩希帆のリリー・ガーランドを観ることができて幸せでした!

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○『20世紀号に乗って』関連記事はこちら↓
望海風斗の当たり役!―愛すべき変人、オスカー・ジャフィ│20世紀号に乗って
ブラボー望海風斗!ブラボー真彩希帆!ブラボー雪組!『20世紀号に乗って』で大満足!

望海風斗の当たり役!―愛すべき変人、オスカー・ジャフィ│20世紀号に乗って

『20世紀号に乗って』は一言で言えば「密度が高い」舞台。
歌も台詞も芝居もすべてが緊密に組み上げられ、どこかひとつ調子が狂ったら全体がガタガタになる。
演じる側にとっては極度の緊張を強いられる作品です。

畳み掛けるような笑い、観客の鼻先を持って引きずり回すようなスピード感あふれるコメディ。
いかに客席の心をつかみ、白けさせずにエンディングまで引っ張るか。

だいきほ率いる雪組は見事にそれをやってのけました。
猛スピードでひた走る20世紀号さながら、一瞬たりとも飽きさせず、観客をグランド・セントラル駅へ送り届けたのです。

○全体感想はこちら↓
ブラボー望海風斗!ブラボー真彩希帆!ブラボー雪組!『20世紀号に乗って』で大満足!

愛すべき変人、オスカー・ジャフィ(望海風斗)


はた迷惑なお騒がせ男。
側にいたら疲れそうなタイプですが、しかし、なんとも愛おしい。

どうにも放っておけない「男の可愛げ」があるのですね。
だいもんさん(望海)は、このあたりの表現が絶妙。

わーわーぎゃーぎゃーぴーぴー大騒ぎして、周りを引っ掻き回して、飛んだり跳ねたり泣いたり叫んだり大暴れ。
それでも愛おしくてたまらない気持ちにさせるのは、とことん「純」な男だからでしょう。

「舞台」にかける一途な愛。
夢に向かって猪突猛進なオスカー。
真っ直ぐでエネルギッシュで、なりふり構わぬ一所懸命さ。

彼は大真面目なのです。
対象は何であれ、真摯な態度は人の心を打ちます。
だからこそ、オリバー(真那春人)やオーエン(朝美絢)を始めとする周囲の人々も彼を見限れない。

大真面目なオスカーを大真面目に演じるだいもんさん。
彼女一流の素晴らしい歌声と技術と計算をもって。
これが面白くないはずはないでしょう。

優れた人が真摯に演じるコメディ。
小さな的のど真ん中に正確に的確に当ててくる笑い。
私たちは難しいことを考えず、だいもんさんが広げた翼に乗って飛べばいいのです。

なんの引っ掛かりもなく、ただ作品世界に没入できる。
ノーストレスの素晴らしい演劇体験。
チケット額面以上の価値がある舞台です。

ちゃんと伝わるから、ちゃんと笑える


アル・カポネのセルフパロディでの登場に拍手喝采。
リピーターの多い宝塚ならではの粋な計らい。
出だしは百点満点!

借金取りの手から逃れ、オスカーは一体どうやって20世紀号に乗り込むのかと思ったら…
なんと、走行中の電車の窓にしがみついて登場。
スカーフェイスの男とは一変、斜めに踏ん張りながらの必死の形相に腹筋が震えます。

帽子がピュ~~ンとすっ飛んだところでもう限界。
遠慮なく笑わせていただきました。
コントか!

ようよう20世紀号に潜り込んだオスカー。
まあ、喋ること喋ること。
異様なまでの早口と多弁。
「何事も過剰」なオスカーという男を象徴するような語り口です。
これを朝晩耳元でやられたらウンザリでしょうねぇ…

舌の回転が早いのはもちろん、もつれず突っかからず、すべての台詞がパーフェクトに観客の耳に届くのは素晴らしいこと。

まくし立てるようなコメディで何を言ってるのか分からないのはストレスです。
立て板に水のごとく繰り出される言葉が、ちゃんと伝わるから、ちゃんと笑える。

寝っ転がった体勢で、あれだけ安定して歌えるって凄いですよね。
とても死にかけの男とは思えません 笑

望海風斗の当たり役、オスカー・ジャフィ


なまじ渋いハンサムだけに皮と身が釣り合わず、可笑しみを呼ぶ。
彫刻のような顔したヒゲ男が、椅子の背もたれを抱きかかえるようにしゃがみこんで、めそめそいじいじ。

男性の内側に潜む幼児性を上手いこと引き出し、「キモ可愛い」「ウザ可愛い」オスカーの魅力に昇華させたのは、だいもんさんの手腕か?原田先生の慧眼か?
偶然の産物でないことは確かです。

実際にいたら近寄りがたいですが、虚構の世界の住人であるからこそ許されるカリカチュアされた男性像。
オスカーをチャーミングな男に仕上げたのは、やはりだいもんさんの力でしょう。
水を得た魚のように活き活きと、楽しそうに演じるだいもんさんが印象的でした。

とはいえ、「最後までずっと“変な男”のままなのか?」との不安はフィナーレで払拭されました。
きぃちゃん(真彩希帆)とのデュエットダンスで本領発揮。

宝塚ならではの「夢の男」となって現れただいもんさん。
本編では封印していた男役のダンディズムを、ここぞとばかり爆発させます。

いくら作品として面白くても、ファンとは欲張りなもので、やはりどこかに宝塚らしいカッコよさも求めてしまう。
フィナーレのだいもんさんの姿に溜飲が下がりました。

上質な舞台を届けつつ、ファンの欲求もきちんと満たす。
座付き作家・原田諒ならではの抜かりなさ、嬉しい心配りですね。

シックなお衣装に身を包み、きぃちゃん(真彩希帆)をリードするエレガントな男。
トップスターの名にふさわしい輝きです。
だいもんさんは横顔、とくに鼻筋が美しく、舞台映えしますね。
惚れ惚れしました。

なにはともあれ、愛すべき変人オスカー率いる『20世紀号』の大成功は、頼もしき大トップスターだいもんさんの技術と経験と、揺るぎない男役力あってこそ。

オスカー・ジャフィは望海風斗の当たり役と言ってよいでしょう。

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ブラボー望海風斗!ブラボー真彩希帆!ブラボー雪組!『20世紀号に乗って』で大満足!

ブラボー望海風斗!ブラボー真彩希帆!ブラボー雪組!『20世紀号に乗って』で大満足!

終電間際の20世紀号に乗ってきました!
「最高」のさらに上を行く「最々高」の舞台!

頭の中にずーっと「楽しい!」「素晴らしい!」が渦巻いてました。
緻密に練り上げられたコメディ。
瞬きする間もなく突き進む16時間の密室劇。
笑いすぎて涙が止まらなくって大変!

底抜けに明るくハッピーなミュージカル!
だいきほ率いる雪組に、こんな作品を待ってた!

ブラボー望海風斗!ブラボー真彩希帆!ブラボー雪組!
最高のカンパニー!最高のハッピーエンド!

数日経った今もまだ幸せな気分に浸っています。
楽しかったーーー!

星5つ★★★★★ 最高のミュージカル


なんと言っても素晴らしいのは、だいもんさん(望海)ときぃちゃん(真彩)の歌の掛け合い。
並外れた歌唱力を持つふたりのガチンコバトル。

ぶつかり合うのではなく、互いに相手の力を引き出し、増幅させ、無限に広がる歌声。
だいきほの相乗効果が素晴らしいですね。

この作品はヒロインのリリー(真彩)が引っ込んでは成り立ちません。
全力で飛び込んでくるきぃちゃんを余裕たっぷり受け止めるだいもんさん。
そこにはトップコンビの強い信頼関係があります。

同じかそれ以上のレベルの相手、目指す方向が同じ相手と組むのは楽しいものです。
もっともっと先へ進もう。
もっともっと上を目指そう。

リミッターを外したふたりの気持ちよさそうなこと。
それはカンパニー全体にも伝わります。
力強いトップコンビに引っ張られ、のびのび歌い踊る雪組子たち。

彼らが心の底から楽しんで演じる様子は当然観客にも伝わります。
雪組が起こす上昇気流に乗って高く舞い上がる心。
うきうきわくわく、あっという間の3時間。

思う存分、非現実の世界に遊ぶ。
ミュージカルの価値はそこにあります。
雪組『20世紀号に乗って』は間違いなく星5つ★★★★★!

宝塚って、美しい


だいきほは一体どこまで高く翔ぶのでしょう?
ふたりのコンビが実現し、ふたりが作る舞台を観られることが本当に幸せ。

雪組を観るたびに思うことですが、いつも寸分も変わらない気持ちです。
役者の命は“声”―美声の“希望”コンビ誕生に快哉を叫ぶ│ひかりふる路

歌やお芝居だけではありません。
フィナーレのデュエットダンスも息ぴったり!
吸いつくステップ、惚れ惚れするユニゾン。

とろけるような微笑みを浮かべ、だいもんさんを見つめるきぃちゃん。
きぃちゃんを優しく温かく包み込むだいもんさん。

息つく暇もない本編とは打って変わった、ふたりだけの甘いひととき。
これは反則~~
トップコンビならではの幸せな時間も堪能できました。

宝塚って、本当に美しい。
改めてそう思います。

ブロードウェイ・ミュージカルが基ではありますが、だいきほと雪組選抜メンバーのために書き下ろされたと思うほどドンピシャな演目でした。
だいもんさん、きぃちゃん、雪組の皆さま、原田諒先生へ。
素晴らしい舞台をありがとうございました!
大満足です!

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中の人(美弥るりか)が証言する!月組と星組の違い│15th ICHIGO-ICHIE リターンズ

普段めったにスカイ・ステージを観ない私。
「これ面白いから観て」と連れ合いに勧められたのが『15th ICHIGO-ICHIE リターンズ』。

凪七瑠海・明日海りお・美弥るりか・望海風斗・七海ひろき。
今をときめく同期男役5人のスペシャルトーク番組ですね。
「リターンズ」ということは以前に同様の放送があったのでしょうか?

よく全員のスケジュールが合いましたね~~
だいもんさん(望海)の『ファントム』大劇場楽前という奇跡のタイミング。

しかも、忙しい最中にお揃いのパーカーを注文されたのが誰あろう、だいもんさんという…
ただでさえ忙しいトップさんなのに、タカラジェンヌの行動力には恐れ入ります。

中の人が語る「月組と星組の違い」


連れ合いがこの番組を勧めてきた理由は、「月組と星組の違い」が生徒さんの口から語られていること。

今現在、月組と星組の観劇が圧倒的に多い私。
すべてのパーツがきちんとはまったジグソーパズルのような月組。
おもちゃ箱をひっくり返したように賑やかで底抜けに明るい星組。
こんな印象を抱いていました。

どうしてこんなに真逆な組が好きなのか不思議に思っていましたが、生徒さん自身がその違いを語られるのを聞き、私のイメージはあながち間違いではなかったと確信したのです。

証言者は、星組から月組へ異動されたみやさん(美弥)。
星組時代はとにかくやる気を見せることが先決。
勢いだけでやってきたので月組に来て驚いた。
みんなが職人みたいでどうしようと思った…と。

中の人の印象と、外から感じた印象にあまりズレがないのが面白いですね。

堅実な月組、奔放な星組。
両極端に思えても、どちらも私にとっては愛おしくてたまらない組です。

星組に対するみやさんのコメントを聞いて反射的に浮かんだのが、柚希礼音さん時代のショー『BOLERO -ある愛-』。
夢乃聖夏さんや真風涼帆さんが「トマケ!トマケ!」と呪文のような雄叫びを上げ、踊り狂うシーン。

なんだか分からないけど元気になるんです。
「観れば元気になる」
これぞ星組一番の魅力ですね。

ところで「トマケ」って何語でしょう?
私には「TOMAKE」と聞こえるんですが、もしかして違うかも?
何と言っているかご存じの方、よろしければ教えてくださいませ。

90期から94期まで、各期の『ICHIGO-ICHIE』が観たい!


いつも私が面白がりそうな番組をピックアップしては録画してくれる連れ合い。
しかし、編集済みタイトルがいつも謎。
『ゆりかのソーラン』やら『オレキザキのシチュー』やら。

今回の『ICHIGO-ICHIE』は『いちご 凪七』。
分かりやすいようにタイトルを考えているらしいですが、かえって分かりにくいような…
(ゆりかのソーラン=VIVA!FESTA!)

なにはともあれ、生徒さんのトーク系番組をほとんど観ない私には新鮮な内容でした。
もっとすみれのヴェールに包まれた感じかと思ったら、意外とあけすけなんですね。

他の同期トークも観てみたくなりました。
90期から94期くらいまで、それぞれの期で『ICHIGO-ICHIE』やらないかなー?

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プロフィール

noctiluca(ノクチルカ)

Author:noctiluca(ノクチルカ)
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
◇更新情報はこちら◇
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