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蘭乃はなドットコム?―宝塚歌劇とお花についてあれこれ

食卓も秋らしいお花に替えたくて、黄色のピンポンマムを中心に、濃い紫のトルコ桔梗と薄紫の女郎花を活けました。
月組カラー×宙組カラーでいい感じです。

今回は、宝塚と切っても切れない「お花」にまつわるあれこれを。

日常に潜む“タカラヅカ”を探す楽しみ


東京公演の観劇がてら、よく訪れるレストランのレストルームにも、トルコ桔梗とルリタマアザミが飾られていました。

ルリタマアザミってご存じですか?
まんまるで青いハリネズミみたいな花。
見たことはあるけど、名前が分からない花が「ルリタマアザミ」と知ったときは驚きました。
「るりたま(美弥るりか×珠城りょう)!?」って。

なんでもない日常に潜む“タカラヅカ”を探すのは楽しいですね。
「るりたま」という名前の花がある!

宝塚と胡蝶蘭


先日、らんちゃん(蘭乃はな)のお名前を打とうとしたら、サジェストに「ランノハナドットコム」って出たんですよ。
なんだろう?と思って飛んでみたら、胡蝶蘭専門のお花屋さんでした。

胡蝶蘭は歌劇には欠かせないお花。
今は楽屋にお花を入れることはできませんが、卒業生のブーケでは定番人気。
名前の通り、ひらひら舞う蝶のような華麗な花姿はタカラジェンヌにぴったりです。

「蘭乃はな」という芸名は双子の「すみれ乃麗」さんと並び、可愛くて娘役さんらしいお名前ですね。
「蘭」に「すみれ」、いずれも宝塚らしい花です。
もしもの話ですが、もし三つ子ちゃんだったら、もうひとりは「桜」でしょうか?

そして、「らん」「れい」ときたら「りん」?
「桜乃りん」なんてお名前、いかにもありそうな感じがします。
(OGに桜乃彩音さんがいらっしゃいますね)

おとめと花


年に一回発行される宝塚歌劇団の生徒名鑑『宝塚おとめ』。
「好きな花」が宝塚ならではの項目で好きです。
応援している生徒さんがお好きな花の柄のレターセットでお手紙を書いてみたりして…

空欄のままの方もいらっしゃいますが、それはちょっと寂しいですね。
まさおさん(龍真咲)だったと思いますが、薔薇の品種名まできちんと書かれてらして、本当にお好きなのだなと嬉しくなりました。

ちなみに私は、薔薇ならダブル・デライトと夢香が好き。
沈丁花、くちなし、金木犀も好き。
同じ花を挙げてらっしゃる生徒さんには親しみを感じますね。

ある娘役さんの「どくだみ」はインパクト抜群!
可憐で控えめな姿からは想像もつかない強いクセのある香り。
食用や薬用にもなるお花。
老若正邪演じ分ける、その方の舞台そのもの。

好きな花と芸風の共通点を探しながら『おとめ』を眺めるのも楽しいかもしれません。

あの日薔薇一輪


ある生徒さんに頂いた薔薇の花。
特別な日の思い出を残したくて、見よう見真似でドライフラワーにしてみました。
色も形も思いのほか綺麗に保たれ、初めてにしては上出来。
見るたびに楽しかった記憶が甦ります。

お花を頂くのは嬉しいものですが、大好きな方からならば喜びもひとしお。
もともと薔薇は大好きですが、素敵な思い出が加わってますます好きになりました。

ただいま東京宝塚劇場で上演中の花組『青い薔薇の精』も薔薇が重要なモチーフ。
青い薔薇の花言葉は「夢が叶う」
長い間、先頭に立って宝塚人気を引っ張ってこられた、みりおさん(明日海りお)のラストステージにふさわしいですね。

宝塚に憧れた少女が、大好きな場所で沢山の夢を叶え、まもなく卒業しようとしている。
そんなみりおさんの姿に重なるような作品なのでしょうか?
楽しみに見納めたいと思います。

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私とあなたは瓜双子♪「そっくりさんタカラジェンヌ」ランキングBest5

ある休日の昼下がり。
つけっぱなしだったスカイ・ステージをチラ見した連れ合いが一言。
「みりおちゃん(明日海りお)相変わらず綺麗だね」

画面は『タランテラ!』。
あの方はコムちゃん(朝海ひかる)です。

まあ、気持ちは分かります。
パッと見よく似てますよね、この二人。
私も初めてみりおちゃんを観たとき、「コムちゃん!?」って思いましたもん。

他にも似てるなぁと思う生徒さんが大勢。
というわけで、「そっくりさんタカラジェンヌ」をまとめてみました。

そっくりさんランキングBest5


1)壮一帆(雪組OG)×極美慎(星組)
陽性な雰囲気も含め、兄弟感のある二人。
特に舞台姿!
メイクの感じや、スラリとした立ち姿がよく似てますね。

ショーの客席降りで極美くんがいらしたとき、「やっぱり似てる」とまじまじ見てしまいました。
そして、あまりのキラキラっぷりに釘付けになる私…
明るく華やかな星組らしいスターさんですが、『アルジェの男』の抑えた演技も魅力でした。
『ロックオペラ モーツァルト』でのご活躍が楽しみです!

2)春野寿美礼(花組OG)×水夏希(雪組OG)×真風涼帆(宙組)
クールな面長。
男役になるために生まれたようなお顔立ち。
ヅカファンが大好きなヴィジュアルですよね~~
というか、音楽学校の試験官が好むタイプ?

オサさん(春野)も水さんもトート経験者。
真風閣下も観たい!

3)龍真咲(月組OG)×鷹翔千空(宙組)
素顔が似てる。

4)柚希礼音(星組OG)×夢乃聖夏(星組OG)
舞台メイクが似てる。

5)和希そら(宙組)×優希しおん(宙組)×天飛華音(宙組)
お顔もですが、ギラリとした雰囲気も似てる。

いろんなそっくりさん


宙組の桜木みなとさんは大空祐飛さん(宙組OG)+真飛聖さん(花組OG)+音月桂さん(雪組OG)。
その時々で違った方の面影があります。
「美人は似る」というのは本当ですね。

同じく宙組の秋音光さんは春日野八千代先生を彷彿させます。
ゆったり鷹揚な気品、匂い立つ色気。
あきもさん(秋音)の王朝物を観てみたいですね。
ちなみに、まだお顔とお名前が一致してなかった頃、宙組ファンの方に「春日野先生似の子」と言ったら通じました 笑

雪組の朝美絢さんとジャニーズ事務所の中山優馬さんもよく似てらっしゃいますね。
外部メディアに登場するたびファンの裾野を広げるあーさ(朝美)。
一般受けも抜群の美形ですね。
中山さんと魚類学者のさかなクンさんも似ていますが、さかなクンとあーさは似ていない不思議。
どこが分かれ道なのでしょうか…

月組OGの霧矢大夢さんと千海華蘭さんは、お顔立ちもさることながら、お声や台詞回しが驚くほど似ているときがあります。
『アーサー王伝説』冒頭に現れたからんちゃん(千海)の台詞はきりやん(霧矢)そのものでした。

『愛するには短すぎる』の美弥るりかさんも柚希礼音さんそっくりでしたね。
やはり、育った組のトップさんに似るものなのでしょうか?

まとめ


「似てる、似てる」言うだけで特にオチはありません。
ヅカ友さんとのおしゃべりの延長のような記事ですが、書いてて楽しかったです。
「そっくりさん」や「妄想配役」や「歌・踊り・芝居上手選手権」は三大盛り上がるテーマですよね。

今回載せきれなかった方は改めて「そっくりさん」第二弾にまとめます。

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現代の「白薔薇の君」明日海りお―各組トップコンビを薔薇にたとえてみました

いつも宝塚にまつわる薔薇情報を教えてくださるw様から「シャルム Charme」という品種を教えていただきました。
みりおさん(明日海りお)退団公演のショー「シャルム!」と同じ名前ですね。

お芝居『A Fairy Tale ―青い薔薇の精―』では、青薔薇の精に扮されるみりおさん。
かつて自然界に存在しなかった青い薔薇の花言葉は「不可能」。
しかし、品種改良により青い薔薇が生まれてからは「夢が叶う」となりました。

宝塚に憧れて入団し、ひとつひとつ夢を叶え、ファンに夢を与え、名実ともにトップ・オブ・トップとしてご活躍のみりおさんにふさわしい花ですね。

現代の「白薔薇の君」明日海りお


もうひとつ、みりおさんにお似合いと思うのは真っ白な薔薇。
何もかも削ぎ落としたような純白が、卒業を間近に控えたみりおさんに重なります。

「白薔薇の君」といえば、永遠の貴公子・春日野八千代先生の代名詞。
みりおさんは現代の白薔薇の君でしょうか。
甘く、優しく、薫り高い“男装の麗人”。

みりおさんが白薔薇なら、他の方は?
各組トップコンビのイメージに合った薔薇を選んでみました。
(左がトップさん、右がトップ娘役さん)

花組


img-20190614_6.jpg
左:明日海りお/パスカリ Pascali
右:華優希/ポンポネッラ Pomponella

ほんのりアイボリーがかったぬくもりのある白、気高いイメージの剣弁高芯咲きのパスカリがみりおさんっぽいかなー?と。

少女漫画から抜け出たように可憐な華ちゃんは、弾むような響きが愛らしいポンポネッラ。
私の大好きな薔薇です。

月組


img-20190614_7.jpg
左:珠城りょう/グラハム・トーマス Graham Thomas
右:美園さくら/フレグラント・アプリコット Fragrant Apricot

明るくおおらかな男役像が魅力の珠様は、ぬくもりのある黄色のグラハム・トーマス。
新たにさくらちゃんを相手役に迎えたことで、さらに包容力が増したように思います。

まだ五分咲きながら大輪の花を予感させるさくらちゃん。
期待を込めて、ほんのり桜色のフレグラント・アプリコット。

雪組


img-20190614_8.jpg
左:望海風斗、右:真彩希帆(名称不明)

だいもんさん(望海)の歌声に包まれる至福のひとときをイメージした紅薔薇。
香り高く、表情豊か、ベルベットのようになめらかな美声。

みなぎる生命力が魅力のきぃちゃん(真彩)は、燃えるようなオレンジ色の薔薇。
彼女の舞台同様、見るだけで元気が湧いてきます。

星組


img-20190614_9.jpg
左:紅ゆずる/クイーン・オブ・神代 Queen of Jindai
右:綺咲愛里/クイーン・エリザベス Queen Elizabeth

絵に描いたような“宝塚の男役”紅さんは、いかにも薔薇らしい薔薇のクイーン・オブ・神代。
ゴージャスできらびやかな花姿は星組全体の印象でもあります。

偶然にも星コンビはQueen並びとなりました。
艶やかな淑女と無垢な少女が同居するあーちゃんは、柔らかで凛としたクイーン・エリザベスのイメージ。

宙組


img-20190614_10.jpg
左:真風涼帆/ブルー・パーフューム Blue Perfum
右:星風まどか(名称不明)

どこかミステリアスで底の知れない魅力の持ち主、真風さんはブルー・パーフューム。
“Perfum”の名前が示す通り、華やかで甘いライチのような香りが特徴です。

愛らしいヴィジュアルに反し、三拍子揃った大人っぽい持ち味のまどかちゃん。
内と外で色の異なる花びらがイメージにぴったり。

花で楽しむ宝塚


「トップコンビと薔薇」いかがでしょうか?
完全に自己満足のテーマですが、生徒さんを思い浮かべながら選ぶのは楽しかったです。

乙女の花園、宝塚。
花とは切っても切れない結びつきがあります。
芸名に「花」にまつわる言葉を使われている方も多いですね。
優希さん、美園さくらさん、綺愛里さん。

これからも折りに触れ、歌劇と花の話題をお届けできればと思います。

なお、名前を載せた薔薇は神代植物公園のバラフェスタ、名前がないのは代々木公園の「バラの園」で写したものです。
名無しの薔薇をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひお教えくださいませ。
(きぃちゃんのは「オリンピック・ファイヤー Olympic Fire」かな?と思うのですが…代々木だけに)

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○「宝塚と薔薇」関連記事はこちら↓
「スイートハートの思い出」という薔薇がある!
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「たまき」という薔薇がある!
“グランドホテル”という薔薇がある!宝塚ファン視点の神代植物公園 春のバラフェスタ2017

軽やかに、ジェンダーロールを飛び越えて―男装の麗人アンリエット(城妃美伶)│CASANOVA

先週末、友人のお誘いで花組某男役さんのお茶会に行ってまいりました。
公演中の『CASANOVA』にまつわるオンオフのエピソードを沢山話してくださったり、驚きのサプライズに歓声が上がったり…

質疑応答コーナーで私の質問が採用されて嬉しかったです。
真摯にお答えくださり、作品に対する理解が深まりました。

舞台姿からは想像もつかない意外に可愛らしいお人柄にも触れられ、楽しいひとときでした。
これからの花組の屋台骨となられる方。
ますますのご活躍を願っております。
大満足の平成最後のお茶会でした!

装いは一枚の絵のように


ひとつひとつの場面が一枚の絵画のような『CASANOVA』。
装置や照明の力もさることながら、衣装の美しさによるものも大きいですね。

ステージに大輪の花が咲いたような赤のドレス。
色と柄のごった煮、キッチュなカジノ・ディ・ヴェネツィア。
白と青で統一されたシックで華やかな仮面舞踏会。
どれも印象深いシーンです。

トップコンビの衣装はどれも凝りに凝った贅沢なもの。

主人公カサノヴァ(明日海りお)の豪華なシルバーのマント。
グラムロッカーを思わせる妖艶な黒のスーツ。
カーニヴァルではベアトリーチェ(仙名彩世)とさりげなくリンクさせたコーディネート。

ベアトリーチェのドレスはモダンとクラシックの融合。
カーニヴァルのカラフルでボリューミーなドレスはベアトリーチェの浮き立つ心を表すよう。
仮面舞踏会の青いドレスは少女が憧れるプリンセスそのもの。

どの装いよりも目を奪うのは、ラストの真紅。
シンプルに、しかし、男役と娘役の美しさを引き出す、さりげない工夫が施された素敵なお揃い。

堅苦しい決まりにとらわれず、自由に伸び伸びと歌い踊るみりゆきの魅力を際立たせるデザイン。
有村淳先生の腕もひときわ冴え渡ります。

「装いの理由」は自分のため


衣装について、気になる台詞がひとつ。

新思想の自由人“アヴァンチュリエ”のひとり、男装の麗人アンリエット(城妃美伶)。
男装の理由を「旅行に便利だから」と答えた彼女。
舞踏会ではドレス。
「恋の花咲く…」で、いかさま賭博師メディニ伯(聖乃あすか)と並んだ雰囲気がいいですね。

“異性装”にまつわる常識人たちの詮索や思惑を軽やかにかわす「装いの理由」。
誰のためでもなく、自分が着たいものを、着たいときに、着たいように着る
ジェンダーロールにとらわれず、心の赴くまま振る舞う。

コンデュルメル(柚香光)の「シニョールとシニョール…まあ、自由だ」も含め、生田先生のさりげない台詞がいいなぁ、と思いました。
声高に主張するのでなく、あくまでサラリと軽やかに。
押し付けがましくなく込められたメッセージ。

「自由」という言葉が多用される『CASANOVA』ですが、アンリエットの存在でより強く印象づけられたように思います。

次は『花より男子』の牧野つくし役ですね。
先行ヴィジュアルは宝塚には珍しい薄化粧で驚きました。
活き活きとした表情が引き立って素敵です。

しろきみちゃん(城妃)のヒロイン、楽しみですね~~
原作未見なので、しっかり予習して挑みたいと思います!

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魅力的なキャラクター・音楽・衣装・装置、どれをとっても素晴らしく、改めて演劇は総合芸術だと感じさせる『CASANOVA』。
まずは心に残った生徒さんを学年順に。

この人のココが好き!


・ミケーレ伯爵(夏美よう)
イタリア版・水戸黄門。
「控えおろう!この御方をどなたと心得る」「…あなた様は!」みたいな。
あまりの展開に笑いましたが、この予定調和が好きです。
めでたしめでたし~~

ところで「おじさんが相談にのるよ」って、ただのハッチさん(夏美)じゃないですか?

お付きの珀斗星来さんは既に貫禄十分。
『蘭陵王』でも堂々たる舞台姿でしたね。
いい面構えの男役さんで先々が楽しみ。
このまますくすく育ってください!

・ゾルチ夫人(花野じゅりあ)/コンスタンティーノ(瀬戸かずや)
見目麗しいバカップル。
コンデュルメル夫人に監禁されてめちゃピンチなのに…めちゃ可愛い!
ふたりの周りにハートが飛んでました!
大人っぽい持ち味のふたりだからこその可笑しみで、作品に軽やかな空気をもたらします。

フィナーレの娘役群舞、ショートカットのじゅりあさんがカッコよかった!

・ブラガディーノ卿(航琉ひびき)
花組観劇で「いいお芝居の方がいるなぁ」と思うと大体キョンさん(航琉)。
今回はちょっと訳あり風のカサノヴァの義父。

カサノヴァに盲愛を注ぐ、ただのお人好しかと思ったら…
いついかなるときも向けられる息子への温かな眼差し。
ジャコモを想う心からの愛に胸打たれました。

軽い物語にズシリと深みを加えるエピソード。
ブラガディーノ卿と執事のやり取りがあったからこそ、『CASANOVA』の面白みが増したと思います。

・モモロ(羽立光来)
ゴンドリエーレとオペラ歌手で、びっくさん(羽立)の美声を堪能できて嬉しいですね。
流れを遮らないアドリブもなかなか。

・モーツァルト(綺城ひか理)
あかちゃん(綺城)モーツァルト最高!
おっきな体を一所懸命ちっちゃくしてシルヴィア(芽吹幸奈)のスカートに隠れるとことか。
(隠れてない)
いけないお薬を飲んで虹色に光っちゃうとことか。

\\天使が見える~~~//の振り切れっぷりが最高!
(硬直ポーズがめちゃ上手い)
(バケツのシーンはスミレコード大丈夫なの?)

『MESSIAH −異聞・天草四郎−』の鈴木から一転、こんなにコミカルにはっちゃけてくれるとは思いませんでした。
くるくる変わる表情も面白く、とってもチャーミングなモーツァルト。

終盤の『ドン・ジョヴァンニ』は、こう来たか!という感じ。
物語のキーマンを活き活き演じるあかちゃん。
また新たな魅力を発見しました。

・ベネラ(音くり寿)
コンデュルメル夫人の忠実なしもべ。
食いしん坊の黒猫ちゃん、めちゃくちゃ可愛い!
鈴を転がすような声、しなやかな身ごなし。

なんと言っても、愛くるしい表情!
どの瞬間を切り取っても可愛い!
表情作りの研究にも余念がなくて素晴らしいですね。

食べ物につられてドジを踏んでも、ベネラなら許せちゃいます。
夫人の「抜きに決まってるだろ!」は最高でしたね。
(一瞬、男役が降臨するちなつさん 笑)

そして、圧巻のエトワール。
大満足です!

作品世界を何倍にも輝かせる、二村装置


花組の皆さまが美しいのはもちろん、衣装や装置が素晴らしいですね。
お気に入りはミニチュアの街並み!
ベアトリーチェ(仙名彩世)登場シーンはあまりの可愛さに声を上げそうになりました。

固定された背景かと思ったら、家が動き出し、ヴェネツィアの街を形作る。
なんてファンタスティックな演出!

ときに荘厳、ときにキッチュ。
二村周作さんによる、奥行きと立体感に富み、作品世界を何倍にも輝かせる装置。
素晴らしかったです。

カサノヴァ(明日海りお)が変装したゴンドリエーレに、そうとは知らず本心を告げるベアトリーチェ。
装置と照明と映像が渾然一体となったヴェネツィアの運河をゆるゆる進むふたりきりのゴンドラの美しいこと。
カーニヴァルの遠いざわめき、火照った体を撫でる川面の風を感じるような素敵な演出でした。

他にも見どころ盛りだくさん、「祝祭喜歌劇」の名にふさわしい最上級のコメディミュージカルでした。

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プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
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