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「和希そら」を全部魅せた!│夢千鳥(配信)

いやいやいやいや!いいもん観させてもらいました!
こんないい作品、お蔵入りになってたら宝塚の損失ですよ!
ブラボー!ブラボー!素晴らしかった!

劇団さん、『夢千鳥』の特別配信に踏み切ってくださり、誠にありがとうございました!
観られて本当によかった!
(このためにわざわざ無観客で幕を上げてくださったんですよね?)

あおいさん(美風舞良)お疲れさまでした!
宙組誕生からずっと組子を明るく照らし続けてくださったあおいさん。
配信とはいえ、ファンの前で一区切りをつけられたことを嬉しく思います。
しかし、宝塚はひとつ!
引き続き花組の舞台で美しい歌声を響かせてくださることを楽しみにしています。

「和希そら」を全部魅せた!


上手っ!面白っ!怖っ!凄っ!巧っ!面白っ!あぁ…
(配信視聴中の私の心の声)
観たかった「和希そら」が全部観られて大満足!

和希そらの新しい扉が開いた!夢二好きの血が騒ぐ『夢千鳥』ヴィジュアル解禁

昭和の映画監督・白澤優二郎と、大正期の画家・竹久夢二の二役に挑戦したそらちゃん。
複雑な時系列を行ったり来たり。
白澤なのか、夢二なのか。
夢とうつつを行ったり来たり。
やがて二つの世界が溶け合い…

「ようやく君を愛し始めたんだ」で、混沌からハッと目覚める快感。
夢二と白澤が一つになった瞬間です。

「幸せにおなり」の言葉と共に、自身を閉じ込めていた鳥かごから飛び立つ白澤。
夢二はどこへ行ったのか?
他万喜は?
彦乃は?
お葉は?
あんなにも激しい愛憎をぶつけ合った男と女たちはすべて幻だったのか?
白昼夢から覚めたように、しばし呆然としてしまいました。

「愛」とは何か?


そらちゃん、いい役を書いてもらえてよかったですね。
『夢千鳥』は間違いなく彼女の代表作の一つになると思います。
当たり役を得ることは役者にとって最大の幸せですが、その瞬間を共有できる観客も幸せです。

男役の完成度も凄かった!
どこか不安定な夢二から匂い立つ色香。
男盛りの自信にあふれる白澤のしっかり骨太な艶。
(前者は芸者の前で座布団を枕にしどけなく横たわる姿、後者は撮影現場でディレクターズチェアに沈み込み物思いに耽る姿に強く感じました)
両者をきちんと使い分けて魅せてくれました。

そらちゃんは抱きしめたくなるような男を演じるのが上手いですね。
どうしようもない男だけど、なぜか心惹かれる。

夢二の愛の原風景には姉の松香(有愛きい)がいたのでしょうか?
無条件に受け入れ、包み込んでくれる愛。
姉を失った喪失感を埋めてくれる女を求め続け、さまよう夢二。

しかし、愛は誰かに与えてもらうのを待つだけではいけない。
また、奪うだけでは心は満たされない。

愛の卵は二人で温め続けなければ孵らない。
そう悟った白澤が赤羽礼奈(天彩峰里)を優しく抱き寄せて、幕。

栗田優香先生に寄せる期待


この物語はどこに着地するんだろう?と思ったら…
そう来たか!

現在と過去、現実と虚構が入り乱れる物語。
複雑な場面展開をものともしない巧みな構成にぐいぐい引き込まれ、急転直下、現実に引き戻される。
脳みそをぐるぐるかき回されて、突如ポン!と放り出される心地いい刺激。
中毒性の高い芝居ですね。
すっかり栗田ワールドの虜になりました。

でも、これは生で観たかった!!!
こんな素晴らしい舞台が中断を余儀なくされたこと、改めてコロナを憎く思いました。
とはいえ、配信のおかげで観ることができて幸せですね。

栗田先生、デビューおめでとうございました。
得がたい才能が宝塚に入ってくださって嬉しいです。
これからどんどん先生の作品を観られると思うとわくわくします!

和希そらさん、宙組の皆さま、栗田先生とスタッフの皆さま、素晴らしい舞台をありがとうございました!

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和希そらの新しい扉が開いた!夢二好きの血が騒ぐ『夢千鳥』ヴィジュアル解禁

そらちゃん(和希そら)主演作『夢千鳥』のヴィジュアルが出ました。
うーーーん…(言葉が出ない)
和希そらの新しい扉が開きましたね!
本当に今、東京宝塚劇場にいる艷やかなブロンド美女と同一人物ですか??

宝塚歌劇団│夢千鳥

和希そらの新しい扉が開いた!


ひんやり仄暗い画面。
しっとり憂いを帯びた瞳。
崩れた襟元から匂い立つ色香。
観劇意欲を刺激されます。

手にした羽根は夢千鳥?
夢千鳥は幸せを運ぶ青い鳥なのでしょうか?
それとも、決して手に入らないものの象徴?

想像をかきたてる良いヴィジュアルですね。
ポスターも楽しみ!

夢と現(うつつ)の境で


竹久夢二×和希そら。
夢二好き、そらちゃん好きの私にはたまらない組み合わせです。

歌、ダンス共にハイレベルなパフォーマンスを見せるそらちゃんですが、お芝居も絶品。
本人の明るく元気なパブリックイメージに反して、どこか鬱屈したものを抱えた人物が似合いますし、上手いですね。
『El Japón(エル ハポン)』の藤九郎、『オーシャンズ11』のライナス。
『WEST SIDE STORY』のアニータも魅力的でした。

真風涼帆は大野拓史のミューズか?+個人評(和希そら/瑠風輝/星風まどか)│El Japón
少年よ、高く跳べ!―ライナス(和希そら)の「個」の魅力│オーシャンズ11
“Somewhere”は何処に?―真風涼帆・星風まどか・和希そら評│WEST SIDE STORY

『夢千鳥』の主人公は、新作を撮るたびに主演女優と浮名を流す映画監督、白澤優二郎。
彼が挑むのは大正期の美人画の名手、竹久夢二。
撮影が進むにつれ、自分と夢二の境界が曖昧になっていく白澤。

「現世(うつしよ)は夢、夜の夢こそまこと」
同時代の作家、江戸川乱歩の言葉が思い浮かびます。

そらちゃんが二役演じるともっぱらの噂ですが…
夢と現(うつつ)の境で揺れ動くそらちゃん。
さぞ魅力的でしょうね。
…観たい!

お葉さんは出ないの?


夢二にまつわる女性といえば、たまき・彦乃・お葉の三人が知られています。
しかし、あらすじには他万喜と彦乃の二人だけ。
お葉(カネヨ)は出ないの??

「勝ち気な美貌の年上妻・他万喜」と「純真な女学生・彦乃」。
両極端の二人と、白澤の事実婚の相手・女優の赤羽礼奈に絞って、物語が進むと考えてよいのでしょうか?

それぞれ、どなたが演じられるか楽しみですね。

夢二あれこれ


「甘く儚い抒情画の世界観」「骨太な愛憎劇」「詩情豊かな舞台」。
夢二好きには胸ときめくフレーズの羅列です。

優れたグラフィックデザイナーでもあった夢二。
なかでも可憐な花々や小鳥、幾何学模様を配したテキスタイルが好き。
衣装や装置で楽しめることを期待!

夢二作詞の「宵待草」も聞けるでしょうか?
〽待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ
メインヴィジュアルのイメージにぴったりの歌です。

竹久夢二美術館で関連企画があったりしたら嬉しいですね。
(併設のカフェ「港や」のカレーが美味しくてオススメ)

ちなみに渋谷のセンター街には「夢二通り」という通りがあり、道端に夢二の居住地跡があります。
「え?ここ!?」と愕然とするほど当時の面影はありませんが、通りに立ち、夢二が生きた時代に思いを馳せるのも楽しいかもしれません。
渋谷区公式サイト│文化人の碑

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アナスタシア│個別感想(寿つかさ/和希そら/紫藤りゅう/優希しおん)

ようやく東京も初雪…と思いきや、またまた降らずじまいだった週末。
とはいえ、冷たい雨で凍えそうな寒さ!
『アナスタシア』観劇にぴったりのお天気となりました。

というわけで、宙組感想・第二弾は男役さん編。
強く、明るく、逞しく。アーニャ(星風まどか)は人々の願いの結晶│アナスタシア

マリア皇太后(寿つかさ)


事前情報ゼロで臨んだら、すっしーさん(寿)が女役でびっくり!
神々の土地でも同じ役でしたよね??
マリア皇太后専任役者? 笑

革命によって愛する者をすべて奪われた老女。
救いようのない孤独にあっても、凛として強靭な烈女。

渋く枯れ果てた中にも、かくしゃくとした品があり、かつての大国の皇太后という説得力がありました。
『アナスタシア』の成功の一端は確実にすっしーナナのものですね。

ロットバルト(優希しおん)


「ロットバルトが凄い!」とつぶやいた途端、皆さま一斉に優希しおんさんと教えてくださいました。
ヅカネットワークありがたや~~

目が覚めるような跳躍、ダイナミックでしなやかな踊りに釘付け!
一人だけ男性ダンサーが交じってる?と思うほどの力強さ。
劇中劇であることを忘れる迫力。

このシーンを観られただけでもチケット代の価値があります。
もっと彼女のダンスを観てみたい!

セルゲイ/コンスタンチン(紫藤りゅう)


今回の楽しみのひとつは、星組から異動された紫藤くんを観ること。
最後に彼女の舞台姿を観たのは2019年12月『ロックオペラ モーツァルト』池袋公演。
なんと一年以上ぶり!
元気そうでよかった~~

甘いマスク、ノーブルな雰囲気はそのままに、男っぷりに磨きがかかりました。
相変わらず白目が効くね~~
フィナーレの挑むような目線がカッコよかったです!

リリー(和希そら)


『WEST SIDE STORY』のアニータでも感じましたが、優れた役者は役の性別を問いませんね。
知的で情が濃く、色事にさばけた肉食美女リリーを好演したそらちゃん。
(ヴラドずんちゃん[桜木みなと]に襲いかかる野獣っぷり、最高でした 笑)

歌よし、踊りよし、芝居よし。
ショーアップされた酒場のシーンでは、芯になって安定したパフォーマンスを見せてくれました。
華やかで自信に満ちた態度は、革命前のロシア社交界の花であったことを思わせます。

男役が芝居で女役を務める場合、フィナーレのみ男役で踊り、パレードはまた女役というのがスタンダードですが…
(女化粧の黒燕尾は倒錯した美しさがあり、それを観るのも楽しみ)

フィナーレ大階段。
真風涼帆さんを囲む美女の群れに金髪ショートカット(地毛?)の美女がひとり。
そらちゃん!?!?
これは反則でしょーー!
しかも真風くんとの絡みが妙に長い&濃いんですよね。
(顎クイとか)

続いて登場のキキちゃん(芹香斗亜)とも組み、キキそらデュエットが実現!
グレブさん(芹香)は本編でほとんど笑わないので、ここでキキちゃんスマイルが見られて嬉しい!

それにしても、そらちゃん引っ張りだこ 笑
まかそら、キキそら、ずんそら、そらしど…
どなたと組んでもピタッと決まるのが凄いところ。

次に控える主演作『夢千鳥』は多くの女性と浮き名を流す映画監督(と夢二の二役?)。
リリーと真逆ですね 笑
一公演まるまる女役に専念した後の男役。
今回の経験を存分に活かし、そらちゃんの男役力の爆発を期待しています!

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皇女アナスタシアのアナザーストーリー│島田荘司『ロシア幽霊軍艦事件』

2020年「マイベスト宝塚」作品賞 TOP3/団体賞/作家賞/心に残る芝居/注目の生徒さん

2020年も残すところわずか。
いつもなら年末恒例の温泉旅行でのんびりお湯に浸かりながらマイベスト宝塚を考えますが、今年は自宅でゆっくりと。
コロナ禍により上演数は減りましたが、いずれも粒ぞろいの力作。
選び甲斐がありました。

今年は作品賞・団体賞・個人賞・作家賞などをピックアップ(順不同)。

観劇率ランキングはこちら↓
2020年観劇率ランキング│3位月組、2位花組、ぶっちぎり1位は○組!

2020年「マイベスト宝塚」作品賞 TOP3


El Japón -イスパニアのサムライ-(宙組)
歴史の空隙を埋め、物語に作り変えるのは夢や憧れ、そして想像力。
それらを媒体にノンフィクションからフィクションに生まれ変わった「ハポン」の物語。
時空を超えて結実した、スペインと日本を結ぶ壮大な大野ロマン。
ここが好きだよ!エルハポン―大野拓史、ロマンの結実│El Japón

WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-(月組)
ようこそ日本へ、ようこそ宝塚へ。
坂東玉三郎丈監修のもと、四季折々の自然美を舞踊で表す和物レビューの最高峰。
2020年ヅカ納めは月組!和物レビューの最高峰『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』

シラノ・ド・ベルジュラック(専科/星組)
大野拓史という卓越した料理人が腕によりをかけて仕上げた作品。
噛みごたえある原作の、古典の香りをそのままに宝塚らしいスパイスを効かせて巧みに換骨奪胎した物語は、舌の肥えた観客も満足させる極上の一皿。
噛めば噛むほどに味わい深く、旨みがじわじわ心に沁みていく物語。
大野拓史×轟悠×星組、フルコースの満足感│シラノ・ド・ベルジュラック千穐楽(配信)

団体賞


WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-(月組)より「月の巻」
粛々とした舞から、ゆるやかに組子が入れ替わり立ち替わり、次第に熱を帯びた総踊りへ。
あえかな三日月から馥郁たる満月への変貌。
月組の未来を寿ぐ堂々たるクライマックス。
ここだけでチケット代の価値がある場面。
圧巻!団体賞間違いなし!月組渾身の「月」に魅了される│WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-

個人賞


DANCE OLYMPIA/柚香光(花組)
踊る喜び―柚香光の命の輝きに魅了される│DANCE OLYMPIA

ピガール狂騒曲/月城かなと(月組)
シャルル(月城かなと)とジャンヌ(珠城りょう)―同じ枕で眠り、同じ夢を見るふたり│ピガール狂騒曲

シラノ・ド・ベルジュラック/轟悠(専科)
男役・轟悠が舞台の真ん中に立ち続ける理由│シラノ・ド・ベルジュラック

作家賞


大野拓史
El Japón』『シラノ・ド・ベルジュラック』により。

登場人物の台詞や心情がひときわ心に残った芝居


眩耀の谷(星組)
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「いいな!」と思った生徒さん


マスカレード・ホテル/音くり寿(花組)
音くり寿は何者か?―タカラヅカ的リミッターを外すとき│マスカレード・ホテル

眩耀の谷/大輝真琴(星組)
百央(大輝真琴)の恩返し―優れた役者は想像力を刺激する│眩耀の谷

El Japón/芹香斗亜(宙組)
君こそヒーロー!アレハンドロ(芹香斗亜)はいい男☆彡│El Japón

ONCE UPON A TIME IN AMERICA/キャロル/朝美絢(雪組)
キャロルが健気すぎて…
そりゃ、あの瞳で見つめられたらヌードルス(望海風斗)も○○するよね、って説得力。
銀行前の「彼がいるの!」の悲痛な叫びに思わず貰い泣き。
男役・女役にかかわらず、彼女の芝居は胸を打ちます。

ピガール狂騒曲/ボリス/風間柚乃(月組)
聞きしに勝るおだちん(風間)。
MVPはキミだ!
おだちん最大の魅力は華と愛嬌。
みんなおだちん好きでしょ!?
問答無用に観客を惹きつけるチャーム。
舞台人にとって最高のアドバンテージです。

マスカレード・ホテル/能勢金治郎/飛龍つかさ(花組)
眩耀の谷/丹礼真の父・丞相/輝咲玲央(星組)
眩耀の谷/タカモク/ひろ香祐(星組)
El Japón/藤九郎/和希そら(宙組)

2020年まとめ


年明けの観劇予定は、花組の『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』、宙組の『アナスタシア』、星組の『ロミオとジュリエット』。
そういえば今年も花組の国際フォーラム『DANCE OLYMPIA』から始まり、宙組東宝『El Japón』、星組大劇場『眩耀の谷』とまったく同じローテーションでした。
こんなところにもコロナ禍によるスケジュールのズレを感じますね。
2021年はすべての公演の幕が滞りなく上がりますように。

今年も多くの方にご訪問いただき、誠にありがとうございました。
来る年が笑顔あふれる穏やかな一年になりますようお祈り申し上げます。

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真風涼帆は大野拓史のミューズか?+個人評(和希そら/瑠風輝/星風まどか)│El Japón

『El Japón -イスパニアのサムライ-』大好き!
めちゃくちゃ私好みのストーリーで楽しい!
何回観ても面白いし、観るたびに新しい発見があり、味わいが深まります。

真風涼帆は大野拓史のミューズか?


メインキャストそれぞれに良いお役がついて、これぞ当て書き!
私の考える宝塚第一の魅力は「座付き作者による当て書き&新作主義」。
なので、『エルハポン』みたいなバリバリの当て書き新作が来ると無条件にテンションが上がるのです。

「宙組×大野拓史」といえば、一昨年の『白鷺の城』が記憶に新しいところ。
真風涼帆の魅力をギュギュギュっと絞りきった濃縮還元100%真風涼帆でした。

ちなみにテーマソング「狂おしい夢」は、宝塚の芝居歌で一二を争う大好きな曲。
真風くん独特の引きずるようなリズムと、夢幻性のある曲調のコンビネーションが生み出す色気。
妙な中毒性があります。

寡黙で屈強な剣士・蒲田治道は真風涼帆の男役像にドンピシャ。
黙ってそこに立っているだけで匂い立つ男らしさに惚れ惚れ~~

大野先生が紡ぐ「男のロマン」「男たるもの」が大好きな私。
その哲学に合致するパフォーマーのひとり、真風涼帆。

婚礼前夜に夫を亡くし、彼が遺した宿屋を女手ひとつで切り盛りするカタリナ(星風まどか)。
自らの意志に反し、愛する人を見殺しにした治道。
虚ろな心を抱え、同じように、ただ生きながらえてきた男と女が出会う。

宿屋の危機に直面し、治道に剣術を教えてほしいと乞うカタリナ。
「あなたは死に場所を探していた」「私もだ」
しかし、夢想願流は守るべきもののために振るう剣である。

カタリナに喪服を脱ぐよう告げる治道。
“自分を縛りつける過去を脱ぎ捨て、もう一度自分の人生を生きろ”のメッセージ。
カタリナに剣を教えることは治道自身の「救い」でもありました。
次第に、再び立ち上がる心を取り戻していくふたり。

互いに忘れられない相手がいながら、惹かれ合う治道とカタリナ。

カタリナにダンスを教わるシーンの治道の「照れ」は悶絶もの。
無骨な男が思わずこぼす、なんとも控えめな恋慕の情がたまりません~~
もうっ!大野先生ったらーーー!って言いたくなっちゃいます。
それを絶妙なさじ加減で表した真風くんも凄い!

真風涼帆というミューズを得た大野拓史が描く『El Japón -イスパニアのサムライ-』。
胸のすく爽快な冒険活劇でした。

和希そら/瑠風輝/星風まどか


和希そらさんの藤九郎、瑠風輝さんの西九郎も、人物がしっかり書き込まれて魅力的。

藤九郎は彼だけでひとつの物語が成り立つほどドラマのあるお役。
葛藤を乗り越え成長する藤九郎を繊細に描いたそらちゃん。
彼女のお芝居にはいつも心惹かれるものがあります。
いい役者さんです。

西九郎もいいお役。
もえこちゃん(瑠風)はあまり“男役々々”しない自然体なお芝居が巧いですね。
治道や藤九郎を導く度量の大きさをサラリと演じて気持ちよかったです。

治道の登場によって、暗いトンネルを抜けたカタリナ。
自分の頭で考え、自分の足で立ち、自分の手で最善を選び取る、敏い女性。
大野先生の描くヒロインはいつも“女も惚れる女”を体現して嬉しいですね。

※好きすぎて収まりきらなくなったアレハンドロ(芹香斗亜)については次回!

好きな台詞


大野先生の台詞に痺れがちな私。
今回のお気に入りは支倉常長(寿つかさ)の「我々の旅は失敗だったと思うか?しかし、我々は始めの一歩を踏み出したのだ」的なアレ。
シビれる~~

まだ見ぬ世界への憧れ。
私を惹きつけてやまない大野作品のテーマはこれです。
なので、『Bandito』や『NOBUNAGA』のラストシーンも大好き。

2020年観劇初めに『エルハポン』。
幸先のいいスタートになりました!
今年も沢山の傑作に出会えますように!

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わーかーるーよー!藤井大介先生の「真風涼帆評」に完全同意│アクアヴィーテ!!

プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共に30年(ブランクあり)。全組観劇派。美丈夫タイプの生徒さんが好み。谷正純・酒井澄夫・木村信司・大野拓史作品が好き。観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。

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