FC2ブログ

私とあなたは瓜双子♪「そっくりさんタカラジェンヌ」ランキングBest5

ある休日の昼下がり。
つけっぱなしだったスカイ・ステージをチラ見した連れ合いが一言。
「みりおちゃん(明日海りお)相変わらず綺麗だね」

画面は『タランテラ!』。
あの方はコムちゃん(朝海ひかる)です。

まあ、気持ちは分かります。
パッと見よく似てますよね、この二人。
私も初めてみりおちゃんを観たとき、「コムちゃん!?」って思いましたもん。

他にも似てるなぁと思う生徒さんが大勢。
というわけで、「そっくりさんタカラジェンヌ」をまとめてみました。

そっくりさんランキングBest5


1)壮一帆(雪組OG)×極美慎(星組)
陽性な雰囲気も含め、兄弟感のある二人。
特に舞台姿!
メイクの感じや、スラリとした立ち姿がよく似てますね。

ショーの客席降りで極美くんがいらしたとき、「やっぱり似てる」とまじまじ見てしまいました。
そして、あまりのキラキラっぷりに釘付けになる私…
明るく華やかな星組らしいスターさんですが、『アルジェの男』の抑えた演技も魅力でした。
『ロックオペラ モーツァルト』でのご活躍が楽しみです!

2)春野寿美礼(花組OG)×水夏希(雪組OG)×真風涼帆(宙組)
クールな面長。
男役になるために生まれたようなお顔立ち。
ヅカファンが大好きなヴィジュアルですよね~~
というか、音楽学校の試験官が好むタイプ?

オサさん(春野)も水さんもトート経験者。
真風閣下も観たい!

3)龍真咲(月組OG)×鷹翔千空(宙組)
素顔が似てる。

4)柚希礼音(星組OG)×夢乃聖夏(星組OG)
舞台メイクが似てる。

5)和希そら(宙組)×優希しおん(宙組)×天飛華音(宙組)
お顔もですが、ギラリとした雰囲気も似てる。

いろんなそっくりさん


宙組の桜木みなとさんは大空祐飛さん(宙組OG)+真飛聖さん(花組OG)+音月桂さん(雪組OG)。
その時々で違った方の面影があります。
「美人は似る」というのは本当ですね。

同じく宙組の秋音光さんは春日野八千代先生を彷彿させます。
ゆったり鷹揚な気品、匂い立つ色気。
あきもさん(秋音)の王朝物を観てみたいですね。
ちなみに、まだお顔とお名前が一致してなかった頃、宙組ファンの方に「春日野先生似の子」と言ったら通じました 笑

雪組の朝美絢さんとジャニーズ事務所の中山優馬さんもよく似てらっしゃいますね。
外部メディアに登場するたびファンの裾野を広げるあーさ(朝美)。
一般受けも抜群の美形ですね。
中山さんと魚類学者のさかなクンさんも似ていますが、さかなクンとあーさは似ていない不思議。
どこが分かれ道なのでしょうか…

月組OGの霧矢大夢さんと千海華蘭さんは、お顔立ちもさることながら、お声や台詞回しが驚くほど似ているときがあります。
『アーサー王伝説』冒頭に現れたからんちゃん(千海)の台詞はきりやん(霧矢)そのものでした。

『愛するには短すぎる』の美弥るりかさんも柚希礼音さんそっくりでしたね。
やはり、育った組のトップさんに似るものなのでしょうか?

まとめ


「似てる、似てる」言うだけで特にオチはありません。
ヅカ友さんとのおしゃべりの延長のような記事ですが、書いてて楽しかったです。
「そっくりさん」や「妄想配役」や「歌・踊り・芝居上手選手権」は三大盛り上がるテーマですよね。

今回載せきれなかった方は改めて「そっくりさん」第二弾にまとめます。

↓ブログランキングに参加しています↓
よろしければ応援クリックお願いします

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

↓Twitter(ブログ更新情報)↓
‎@noctiluca94
スポンサーサイト



輝月ゆうまが蓮つかさのフィアンシー!?│ON THE TOWN

月組ファンお待ちかね、『ON THE TOWN』全キャストが明らかになりました!
月組 東京国際フォーラム ホールC公演『ON THE TOWN』その他の配役決定

大都会ニューヨークに3つの恋の花が咲く『ON THE TOWN』。
主人公ゲイビー(珠城りょう)と、そのお相手アイヴィ・スミス(美園さくら)は発表済。
目下の関心は何と言っても、チップ(暁千星)とオジー(風間柚乃)の恋人役を、どなたが射止めるか?

「チップはタクシー運転手のヒルディに迫られ、オジーは人類学者のクレアと出会う」

・ヒルディ・エスターハージー【タクシー運転手】→白雪さち花
さち花お姉さまに迫られるありちゃん(暁)。
たじたじでしょうねー。
想像するだけで可愛い!

* * *

・クレア・デ・ルーン【人類学者】→蓮つかさ

れんこんちゃん(蓮)???

何かの間違いと思い、リロードしましたが表示は変わらず。
れんこんちゃんが娘役!?
しかも、トリプルヒロインのひとり!?

昨日(11月21日)の読売新聞夕刊の連載『タカラヅカ新たなる100年へ』で、おだちん(風間)がオジー役について「お調子者で女性が大好きな、『ワイルド担当』」と話してらしたのです。

昨夜は「へー、楽しみ!」としか思いませんでしたが…
お相手がれんこんちゃんとなると受け止め方が違ってきますね。

「女性が大好き」「ワイルド担当」なおだちん!
いろいろ楽しみになってきました!

* * *

頭の整理が追いつかないまま配役表を見直すと、さらなる爆弾が!

・ピットキン【クレアの婚約者】→輝月ゆうま

まゆぽん(輝月)がれんこんちゃんのフィアンシー!?

混乱しすぎて脳みそがショートしそう!
『雨に唄えば』で、デクスター監督(♂)とリナ(♀)を演じたふたり。
今度は男女逆転ですね。
とはいえ、美男美女な二人には違いありません。
こちらも楽しみ!

* * *

少人数公演のため、上級生のお兄さま方が八面六臂のご活躍!

ゆりちゃん(紫門ゆりや)も、からんちゃん(千海華蘭)も共に3役。
芸達者な二人の変幻自在ぶりを観るのも楽しみ!

歌唱力に優れた娘役、はーちゃん(晴音アキ)とせんりちゃん(麗泉里)に「歌手」が当てられたのも嬉しい。
たっぷり美声を響かせていただきたいものです。

それにしても、ポスター画像を見るかぎり「明るく爽やかな若者たちの恋物語」のイメージだったのに…
「すっきり爽やかカルピスと思って飲んだら、実はこってり甘~い特濃練乳だった」みたいな気分です。

○『ON THE TOWN』関連記事はこちら↓
サクラサク!月組次期トップ娘役に美園さくらさん&新演目『ON THE TOWN』上演決定!

↓ブログランキングに参加しています↓
よろしければ応援クリックお願いします

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

↓Twitter(ブログ更新情報)↓
‎@noctiluca94

『BADDY』人気、いまだ衰えず―スイートハートとキャベツと理想都市の狂気

近頃、検索ワード『BADDY』で当ブログを訪れてくださる方が増えています。
NHK放送の余波でしょうか?

とりわけ多いのが、みやさん(美弥るりか)演じるスイートハートに関するワード。
2位に「baddy スイートハート」、3位に「バッディ スイートハート」、5位に「美弥るりか スイートハート」。
(ちなみに4位は「baddy 歌詞」とBADDY尽くし)

もともと「BADDY」や「スイートハート」のワードでお越しくださる方は多かったのです。
しかし、放送後は引きも切らず…の勢い。

なぜこれほどまでに『BADDY』が人々の関心を惹きつけてやまないのか?
ひとつは「スイートハート」の魅力によるものでしょう。

* * *

公演当時から大きな話題を呼んだスイートハート。
宝塚歌劇としては異色。
しかし、美弥るりかの美貌、濃密な色気、男女を違和感なく演じ分ける唯一無二の個性が十二分に発揮された役となりました。
幕が下りて半年過ぎても衰えぬ人気。
これはもう「当たり役」と言って良いでしょう。

「男役が演じる役」としては賛否両論ありますが。
スイートハートは剛柔併せ持つ美弥るりかならではの役であったこと。
ファンに愛され、いつまでも話題に上るならば、役者冥利に尽きるのではないでしょうか?

好むと好まざるとにかかわらず、彼女の色を最大限に活かしきったキャラクター。
毎度毎度このような役を当てられては困りますが、たまにならアクセントで良いでしょう。

とりわけアクセス数が多いのがこちら。
パンセクシュアルなバッディ(珠城りょう)×性別越境者なスイートハート(美弥るりか)が登場する意義とは│BADDY
だいぶ古い記事ですが、いまだに毎日多くの方がお読みくださいます。
宝塚ファンのスイートハートへの関心の高さがうかがえますね。

登場まもなく、熱い口づけを交わすバッディ(珠城りょう)とスイートハート。
その光景を目の当たりにして卒倒するピースフルプラネットの民、グッディ(愛希れいか)とポッキー(月城かなと)。

これはちょっと引っかかってました。
この小さなエピソードは何を意味するのか?

グッディたちがショックを受けたのはタブーを目にしたから?
ピースフルプラネットに性的少数者が居ないことはなさそうです。
「完全に存在しない」のであれば、月からやって来た男たち(?)のキスシーンを見ても無反応でしょう。
初めて知る光景なのですから。

グッディらの卒倒は、受けた衝撃の大きさを物語ります。
ピースフルプラネットで同性愛は相当重いタブーなのでしょうか?
「異性愛以外の愛=悪」として鎮圧(排除)されてきたのだとしたら?

* * *

話は変わりますが、中世ヨーロッパの上流社会ではキャベツやカブは貧民の食べるものとして蔑まれていたとか。
お上品ぶったご婦人方はキャベツを調理する匂いが漂っただけで卒倒してみせなければならなかった、と何かで読んだ記憶があります。
それがレディのたしなみだったのですね。

さて、お上品な方々はどうして知りもしないキャベツ料理の匂いを知っていたのでしょう?
知らなければ嗅ぎ分けようもないではありませんか?

知っていたのです、レディたちは。
キャベツの味を。
知っていてなお「慎み深い私はキャベツの味など存じません」と澄ましていたのです。

* * *

公演真っ最中は書くのをはばかられましたが、実のところ、ピースフルプラネットにおける「性愛」の扱いはどのようなものか気になっていたのです。
たかがショーにそこまで設定は必要はないでしょうが、モチーフとして同性愛のタブー視を扱うのであれば、作者の考えを知りたいものです。

生殖目的以外の性行為は禁忌なの?
愛を交わすため、快楽のためだけの行為は許されないの?

「慎み深い私たちは目的以外の性愛の味など存じません」

支配が閨房にまで及ぶのであれば相当に狂った社会です。
「全世界、緑化成功!」と脳天気に叫んでいる場合ではありません。

案外これも狂気の世界を形作るモチーフのひとつだったりして…
粛清され、排除され、犠牲となったものたちの血を養分に咲き乱れる花々。
怖いですね。
(そもそも気候風土が異なる地球全土を全面緑化というのも乱暴な話です)

綺麗なもの、心地よいものだけに注意を向けさせる。
その下に埋められた不都合なもの、醜悪なものから目をそらさせるための花畑。

異質への不寛容、一方に偏った正義の押しつけ。
花畑の満開の下には、切り捨てられたもの、「悪」として封じ込められたものたちの怨嗟が眠っているのです。

しかし、どんな状況に置かれても不当な圧力に屈しない人々は存在するものです。
その筆頭が、からんちゃん(千海華蘭)演じるシェフ。

彼が働く「ブルーラグーン」は単なるレストランとは到底思えません。
アルコールやタバコはもちろん、確実にそれ以外のサービスも提供しているでしょう。

嗜好品や性への欲求。
人間の欲望に関わるすべてを抑圧しようとする行為こそが「悪」である。
からんシェフは、月からやってきた男たちと呼応する、ピースフルプラネットの内なる「悪」であり、“Be Free!”を叫ぶひとりなのです。
※関連記事はこちら↓
善か悪か?白か黒か?の世界に潜む「グレー」―千海華蘭のシェフ│BADDY

『BADDY』の世界の「善」は行き過ぎて「悪」であるようにも感じられます。
「善」のみでは息が詰まる。
「悪」のみでは生きにくい。

互いを許容し、譲り合う精神。
善悪も白黒も入り乱れたグレーの心を持つことが、もっとも必要なこと。
『BADDY』はそう伝えているように思えます。

↓ブログランキングに参加しています↓
よろしければ応援クリックお願いします

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

↓Twitter(ブログ更新情報)↓
‎@noctiluca94

○BADDY関連記事はこちら↓
上田久美子先生、“珠城りょう”をぶっ壊してくれてありがとうございます!│BADDY
善か悪か?白か黒か?の世界に潜む「グレー」―千海華蘭のシェフ│BADDY
世界よ、宇月颯色に染まれ―炎のデュエットダンス│BADDY
自分にとっての“ワルいこと”を探せ!―BADDYからのメッセージ
一発芸か?至高の傑作か?―『BADDY』について真面目に考えてみた
完璧なピースが揃った“月組ジグソーパズル”│BADDY
宝塚屈指の美女、ザリガニになる―バルタン星人な月城かなと│BADDY小ネタ集(2)
紫門ゆりやの役名は『エレガント』だったかもしれない説│BADDY小ネタ集(1)
「あなた」でも「おまえ」でもなく、恋人を「きみ」呼びするスイートハートに心ときめく│BADDY
YATTYのいないBADDYなんて気の抜けたビールでしょ!輝月ゆうまの宇宙人力│BADDY
『退屈』を打ち破れ!「眠られないんだ」が意味するもの―覚醒する暁千星│BADDY
おやつが月からやって来た!│カンパニー/BADDY公演メニュー
なんてタイムリー!STAR JEWELRY Girlの“BADDYすぎる”アクセサリー☆彡
パンセクシュアルなバッディ(珠城りょう)×性別越境者なスイートハート(美弥るりか)が登場する意義とは│BADDY
月組の新しい扉が開いた。もう『BADDY』を知らなかった頃には戻れない
ハッハッハ!なんだ、こりゃ!?めちゃくちゃ面白いじゃないか!│BADDY
今しか書けない!?BADDY妄想―月よりの使者“バッディ(珠城りょう)”は地球の救世主となるのか?
BADDYさーん!!3週間ぶりの珠様が想像を超えるカッコよさ!
サラリーマンだって、宇宙人だって、珠城りょうならば成立するのです!
「いまの月組だからこそできる」珠様率いる月組の無限の可能性にわくわくする!2018年演目発表

愛希れいか率いる、可愛くってセクシーな月娘の魅力満載『S4妖艶』│カルーセル輪舞曲

まもなく月組トップ娘役ちゃぴちゃん(愛希れいか)の卒業公演が初日を迎えますね。
開幕までに、公開しそびれていた彼女の出演作の感想を上げていきたいと思います。
しばし、お付き合いくださいませ。

* * *

気づけば全てのシーンが大好きになっていた『カルーセル輪舞曲』。
観れば観るほど味わい深くて、観終わったばかりなのにまたすぐ観たくなる中毒性のあるショーですね。

そんな『カルーセル輪舞曲』ですが、MY初日に観た瞬間「これ好き!」と思ったのが、ちゃぴちゃん率いる娘役さんメインの『S4妖艶(アメリカ ニューヨーク)』。

前場面『船出(太平洋)』の銀橋で、「白馬の王子」珠様(珠城りょう)が水先案内人のみつるさん(華形ひかる)に「次はどこへ行くのか、意地悪しないで教えてよー」とじゃれつく姿はべらぼうに可愛かったですね!!
上級生男役に甘える珠様って尋常じゃない可愛さがあります。
みつるさんが大型犬にのしかかられてるみたい。

で、たどり着いたのが「レディマンハッタンS」のちゃぴちゃんを筆頭に、月組が誇る美女が勢揃いするクラブ。
コケティッシュに歌い踊るちゃぴちゃん、いいですねー!!
すーさん(憧花ゆりの)、なつこさん(夏月都)、くれあちゃん(玲実くれあ)、さちかちゃん(白雪さち花)。
月組の娘役さんはみんな大人っぽくてカッコいい持ち味の方が多いので、こういうシーンはぴったり!

そして、月組が誇るカッコいい系美女といえば、この人!
ちゅーちゃん(咲希あかね)!
見事なダンスで男役さんを乗りこなしていますね!

月娘の「かかあ天下」っぷり、好きです!
男役さんも尻に敷かれてると思わせて、決めるところはバシッと決める!

月組の良さってこういうところかなぁ?と思います。
強い娘役さんと対等に、むしろ更に逞しく包み込む男役さんの「器量」。
男女の力が拮抗し、互いが互いを支え、引き立て合うところに月組の舞台の良さがあるように思います。

大好きなからんちゃん(千海華蘭)は「ブラックホース」の歌手。
これは嬉しい!
本公演でも博多座でも、ひたすらからんちゃんに注目してました。
なんとも言えない洒脱な歌声。
ダンスも良し。
肩の使い方や視線の投げ方、目が離せません。

『Dance Romanesque』のフィナーレ、同じく当時のトップまりもちゃん(蒼乃夕妃)中心の娘役だけのナンバー『未来の記憶』で最下級生で入っていたちゃぴちゃん。
あのときの愛くるしい笑顔はそのままに、安心して一場面を任せられる堂々たる娘役トップとして花開かれましたね。
まもなく世代交代。
次へ、そしてまた次へと月娘の財産を受け継いでいって欲しいものです。

わかばちゃん(早乙女わかば)の「フロリダー!」の叫びも可愛い。
フラッパースタイルが本当によくお似合い。
わかばちゃんのデイジー(華麗なるギャツビー)を観てみたかったなぁ。
珠城りょう×早乙女わかばで『華麗なるギャツビー』が観たい!

このシーンになると、いつも月組版『シカゴ(Chicago)』が観たくなります。
ロキシー・ハート→ちゃぴちゃん。
ヴェルマ・ケリー→美園さくらちゃん。
ママ・モートン→白雪さち花ちゃん。
次期トップ娘役となるさくらちゃんとちゃぴちゃんが舞台でがっぷり組む機会がなかったのは残念。
せめて妄想劇場で…
もし、また「娘役主演公演」があるならば、娘役さんの芸も魅力も存分に発揮できるこういう演目が観たいですね。

○カルーセル輪舞曲関連記事はこちら↓
珠からんに挟み撃ち+殺し文句は「愛しとーよ」│カルーセル輪舞曲
珠様に「君が欲しい」と囁かれてたなんて│カルーセル輪舞曲
宝塚に関わる全ての人の温かさを知る│『カルーセル輪舞曲』2階席観劇記(3)
珠城りょうの雄叫び「オウッ!」に悩殺されるカルーセル輪舞曲
若々しく明るく、クラシカルで重厚│多面性が魅力の『カルーセル輪舞曲』取り急ぎ感想(2)
早く来い来いMY初日│“たぎる男S”珠城りょうに会いたい!
夢、遥かに。翼を授かった珠城りょう│カルーセル輪舞曲
イメージトレーニングが必要だ!大階段の0番に立つ珠様
珠城りょうが白馬の王子様!!
ゴールデントリオ誕生の予感!?『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』制作発表会

↓ブログランキングに参加しています↓
よろしければ応援クリックお願いします

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

↓Twitterやってます↓
更新情報メイン(たまにつぶやき)

‎@noctiluca94

善か悪か?白か黒か?の世界に潜む「グレー」―千海華蘭のシェフ│BADDY

月組観劇の大きな楽しみのひとつが、からんちゃん(千海華蘭)。
歌良し、踊り良し、芝居良し。
さりげない台詞、仕草のひとつひとつに言いようのない洒脱さがある、大好きな生徒さんです。
本公演以外で組が分割されるときは真っ先に「からんちゃんはどこチーム?」と探す私。

今回のショーは芝居仕立てと聞き、楽しみにしていました。
『ノバ・ボサ・ノバ』みたいな感じかな?と。
からんちゃんの役はシェフ。
どのようにストーリーに絡んでくるのか、わくわくしながらMY初日を待ちました。

* * *

禁酒・禁煙・禁○○…のはずの地球。
しかし、オープニングでは公爵(綾月せり)を始め、大勢のキャラクターが煙モクモク、アルコールぐびぐび。

禁止されているものが、どうして手に入るの?
密売?密造?他の星からの密輸入?
戦争も犯罪も、あらゆる悪は鎮圧されたんじゃなかったの?
まあ、されていないからグッディ捜査官がいるんですよね。

シェフ姿のからんちゃんも盛大にジョッキを傾け、タバコをふかします。

必ずしも地球人全員がルールを守っているのではない。
反発する意志がある者もいる。
ピースフルプラネットの住人は、完全に『善』の価値観に洗脳されているわけでない。
ある程度の健全さも持ち合わせた社会であると言えます。

* * *

からんちゃんがシェフを務める『ブルーラグーン』。
表向きはシーフードレストランですが、果たして実体は?

コキーユ(愛希れいか)を連れ出そうとするバッディ(珠城りょう)をとがめる「お持ち帰りするなら、お代を」。
単に料理のテイクアウトを指しているのではありません。

タバコもアルコールもダメなら、ギャンブルや違法薬物もダメでしょう。
もちろん性の売買も。
何食わぬ顔で危ういサービスを提供するブルーラグーン。
そこに関わるシェフはなかなかの反乱分子のようです。

外(月)からやって来た悪、バッディ。
内(地球)なる悪、シェフ。
女王に極めて近い立場の公爵(綾月せり)が喫煙者という時点で、ピースフルプラネットの結束はそれほど堅固なものではない。
ひとつの価値観のみで構成される社会はどこかで歪みが出る。

バッディの悪事は単純なものですが、シェフを通して描かれる『悪』は一筋縄ではいきません。
嗜好品としての酒やタバコを楽しむゆとり。
性への健やかな関心と欲求。
人間の欲望に関わるところを、すべからく抑圧しようとする行為こそが『悪』ではないでしょうか。

人々が不満を溜めて暴発しないよう、ガス抜きができる場所。
ブルーラグーンは必要悪として目こぼしされているのかもしれません。

* * *

『BADDY』の世界は必ずしも「BADorGOOD」、「BLACKorWHITE」ではなく、「GRAY」もある。

「からんちゃんは俯瞰的視線を持つ役がハマる」との思いが、私の中にあります。
『Bandito』のマイケルしかり、『アーサー王伝説』のマーリンしかり。
中心人物たちの輪を、ちょっと離れた位置から眺めつつ関わるような役。

悪にも善にも属さず、彼らのぐるぐるぐちゃぐちゃを傍観する。
善に偏りすぎて歪んだ世界を健全に引き戻す錘。
グレーゾーンを担う役割に、からんちゃんを据えたのはひとつの面白さだと感じます。

↓ブログランキングに参加しています↓
よろしければ応援クリックお願いします

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

↓Twitterやってます↓
更新情報メイン(たまにつぶやき)

‎@noctiluca94


○BADDY関連記事はこちら↓
世界よ、宇月颯色に染まれ―炎のデュエットダンス│BADDY
自分にとっての“ワルいこと”を探せ!―BADDYからのメッセージ
一発芸か?至高の傑作か?―『BADDY』について真面目に考えてみた
完璧なピースが揃った“月組ジグソーパズル”│BADDY
宝塚屈指の美女、ザリガニになる―バルタン星人な月城かなと│BADDY小ネタ集(2)
紫門ゆりやの役名は『エレガント』だったかもしれない説│BADDY小ネタ集(1)
「あなた」でも「おまえ」でもなく、恋人を「きみ」呼びするスイートハートに心ときめく│BADDY
YATTYのいないBADDYなんて気の抜けたビールでしょ!輝月ゆうまの宇宙人力│BADDY
『退屈』を打ち破れ!「眠られないんだ」が意味するもの―覚醒する暁千星│BADDY
おやつが月からやって来た!│カンパニー/BADDY公演メニュー
なんてタイムリー!STAR JEWELRY Girlの“BADDYすぎる”アクセサリー☆彡
パンセクシュアルなバッディ(珠城りょう)×性別越境者なスイートハート(美弥るりか)が登場する意義とは│BADDY
月組の新しい扉が開いた。もう『BADDY』を知らなかった頃には戻れない
ハッハッハ!なんだ、こりゃ!?めちゃくちゃ面白いじゃないか!│BADDY
今しか書けない!?BADDY妄想―月よりの使者“バッディ(珠城りょう)”は地球の救世主となるのか?
BADDYさーん!!3週間ぶりの珠様が想像を超えるカッコよさ!
サラリーマンだって、宇宙人だって、珠城りょうならば成立するのです!
「いまの月組だからこそできる」珠様率いる月組の無限の可能性にわくわくする!2018年演目発表

プロフィール

野口 留香 noctiluca

Author:野口 留香 noctiluca
宝塚歌劇と共にまもなく30年(ブランクあり)。
月組/星組比重高めの全組観劇派。
美丈夫タイプの生徒さんが好み。
宝塚歌劇観劇記録・考察・思い出話・備忘録などをまとめたブログ。
◇更新情報はこちら◇
Twitter‎@noctiluca94

ブログ内検索とタグクラウド

最新コメント

最新記事

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

カウンター

宝塚歌劇団人気ブログランキング

にほんブログ村ランキング

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
5位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
演劇
2位
アクセスランキングを見る>>

ブロとも申請フォーム

noctilucaにメッセージを送る

お名前:
あなたのメールアドレス:
件名:
本文:

QRコード

QR

**